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Tradosのぼやき

2010-11-19 09:35:12 | 翻訳
Tradosの仕事でのぼやきです。

WordfastはTMをテキストベースで作ってくれます。おかげではるか昔の翻訳も楽々と反映させることが可能。

が...Tradosはちがったんですよ バージョンアップのたびにTMのファイルが異なるというありさま。おまけに2009では、2007までは可能だったTXXファイルで保存できないときてます。つまり、後方互換性がないということなんです。

Freelanceバージョンでは2007をインストールできるため、扱えるらしいですが、Starterバージョンではだめ。

こんなこと説明をよんでもわからなかったんだけどなあ...

しかし、こんなにややこしい変てこなバージョンアップをする必要があるんでしょうか 上位版を買わせるための策略にちがいない。

おまけに来年、またアップグレードするそうな...まあ、即アップグレードする物好きなソースクライアントやエージェントはこの不況下で多くはないでしょう。お客様が採用しなければ翻訳者も買わないっていう流れになるんでないでしょうか。

TradosとWordfastを使ってみたわけですが、圧倒的にTradosのほうがすぐれているというかんじはしないんです。それどころか、Wordfastのほうが私には扱いやすい。Classic版のほうのユーザーでしたから、いろんなショートカットを覚えてしまっているというのがその理由ですが、TMがテキストというのはものすごく大きな利点です。軽いし、バージョンアップしても互換性に問題はなく、秀丸エディタで再利用ができてしまう。

エージェントの話だと、レイアウト機能が優れているということなんですけど、私がそのおこぼれにあずかる可能性は低いんでないかしら

しかし仕事をもらうためにTradosフリーランス版にアップグレードしないといけないんでしょうね。ふ~っ。Trados取り扱いが必須になっているエージェントの登録を増やして、もとをとるしかありますまい。Starter版であれば、投資分は一つの短い仕事で回収できちゃったんですけど

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2 コメント

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WordfastとTrados (diatom)
2012-02-05 08:56:06
Wordfastを検索してて、このエントリにやってきました。
特許系の技術翻訳をしている者です。最近、翻訳メモリに興味を持ち、Wordfast Classicを試用しているところです。操作やデータフォーマットなど、シンプルでよいですね。ただ、グロサリの自動認識にちょっと不満があって、Tradosも試してみようかと思っていたところです。
そのうち、Starterを試してみるかもしれませんが、結局Wordfastに戻るかもしれません。
Wordfastの和文記事は、ネットにもあまりないので、活用されている方のお話がうれしく、コメントさせて頂きました。
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Unknown (lyca)
2012-02-06 06:20:22
コメントありがとうございます。

特許でしたら用語管理nきをつけないといけないですね。

おっしゃるとおり、wordfastはグロサリ管理という点であまりよくないです。Xbenchか、単語の一括変換ソフトぱらぱらあたりと一緒に使うほうが無難に思えます。

その点ではTradosのMultitermあたりのほうがいいように思います。といっても、MultiTermも複数の選択肢がある場合、セグメントをかえないかぎり一つしか表示去らないなど、癖がありますから、結局、Xbenchを最後にかけるはめになります。

あと、Starterなら問題ないですが、Trados2007を64ビットマシンで動かし続けたところ、マシンがこわれてしまいましたWincows7 64ビット版に対応するようにちゃんと調整してないみたいです。

たぶん特許翻訳で2007で作成したTMを渡されることはないのでで、2007を使う必要はないと思いますが。
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