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Swan magazine (Vol.2(2005冬号))

2006-01-22 18:54:43 | 
Swan magazine (Vol.2(2005冬号))

平凡社

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SWAN magazineの2冊目です。妹に貸すと、100ページない薄さにショックをうけていましたが、往年のファンとしては買わずにはいられません。季刊の上に発売日が明記されていないので、いつでるのかわからないのが困りものです。いっそのこと、定期購読システムでもつくってくれないかしら。今回は梅田のジュンク堂のバレエコーナーで見つけました。次の号がでる3月上旬は同じコーナーをさがすのがよいかもしれません。

連載一回目でまいあが、レッスンについていけなくて自信をなくしてしまいましたが、今回は立ち直って頭角を現すようになります。誰もが予想していた通りの展開です♪まいあと編入生の一人の惺が、一回目で話にあがっていたオペラ座ガラ公演の「アダージョ」候補に選ばれたので、次回ぐらいから話が動いていくかもしれません。バレエ学校だけでなく、パリ・オペラ座の舞台裏などもたっぷりのぞけることを期待したいところです。

SWANにくらべても、このAct IIは舞台や人物設定が多彩になってきていて、おもしろくなりそうな予感はあります。これから伸びていく若手だけでなくて、季刊でページ数が多くないというのが一因かもしれませんが、なにより作者が円熟してきたからではないかと思います。たとえば、今回、クラスメートのダニーが、バランスボードをうまく使えないまいあに向かって「(右手で胸をさしながら)バランスのコントロールや舞踊表現はいつもここ。頭はよけいな事しか教えないわ。できるかな?大丈夫かな?どうなるかな。こーなるといいな。実はとてもシンプルなの。ただこれが自分にできるって決めること。あとは信頼するだけ」と言います。とてもあっさり表現されているのですが、しみじみいいなあ、と思いました。この手の精神論は、以前の作品にもあったのですが、もっと肩に力がはいった表現になっていたような気がします。

あとマニアックな楽しみとしては、「まいあ」以外にSWANのジュニアや甥、姪にあたるキャラクターや、SWAN世代を師匠格にもつキャラクターがたくさんでてきそうな予感があること。なにせ、「青石」惺ですからねえ。青石薫の子供/甥あたりのようです。まさに次世代の話・・・となると、第一世代の引退の話とかもでてくるんじゃないかしら。ダンサーは現役で活躍できる時間がどうしても短いですから。



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