昔の同僚に仕事を紹介してもらい、翻訳会社以外のところのお仕事をしました。
それほど仕事がでるとは思えないのですけど、対応をみるかぎり、きっちりしたところのようです。丁寧にやって長くおつきあいいただけたらと思っています。少なくとも元同僚の顔をつぶすようなことはしたくないです。
それはそうと、翻訳者が請求書を送る時って、どんな形式のものにしている人が多いのでしょう???
昔昔、ライターさんや学者さん相手にしていたときにどうしていたのかはもうすっかり忘れてしまっているのですけど、ここ数年は翻訳会社か翻訳部門のある会社ばかりと取引してきたんです。そのせいか、請求書は単に「枚数/字数、単価しか記入」と振り込み銀行の情報がはいっているだけのものを使い続けてきたいました。
今回も同じものを送ったところ、
新しい取引先からは、「源泉徴収」の情報をいれて、差し引いた金額を記入した請求書を送ってほしい、というご要望がでたんです。
それで、あらためてテンプレートをさがしてみました。中にはあれれ、というものも。これなんて、もろに翻訳者向け請求書テンプレートとなうってあるのですが、消費税を請求してます。びっくりしました。たぶん、NGですね。これは。少なくとも私の取引先には消費税を払ってくれてるところなんてないですねえ。払ってくれるならとうれしいけど、無理でしょう。まちがいなく。で、源泉徴収の欄はありません。これはちょうど1割で計算しやすいせいか、このように記載しないパターンは大いにありうることです。私自身もこれまでそうだったし。
一方、源泉徴収は日本企業との取引では必ずあります。
アメリアという翻訳者(というか翻訳者希望者の)サイトにあげてある記載事項は次の通りです。やっぱり源泉徴収ははいってませんねえ。
・ 作成日
・ 請求先社名
・ 自分の住所、氏名、連絡先(連絡先には、固定電話番号、携帯電話番号、メールアドレス等を入れると親切です)
・ 請求金額
・ 請求の内訳(案件ごとに、納品日、案件名・内容、単価、数量、合計金額)
・ 振込先口座
ということは請求された場合のみ、源泉徴収をいれればいいのかもしれません。会社によっては手数料と称して減額してくるところもあります。この手数料の決まりがいまいちはっきりしないことが多いんです。百円程度なので目くじらたてることもないや、とあいまいにしてしまっているのも悪いんでしょうけど。
今回は、http://www.misoca.jp/blog/freelance_web_designer_invoice にあるものを参考にして、消費税を省いたものをつくりました。
テンプレートは源泉徴収額の記載のあるものとないものと二種類用意しておいたほうがいいかもしれません。
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