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お気に入りのものあれこれ

弘いずみさん+安坂幸さん

2008-08-03 21:56:28 | フラメンコ
うちスタジオでこのところ、月1回ペースでプロの踊り手を呼んでライブをやってます。芸風のちがう人が呼ばれていて、おもしろいんですよ

今日のゲストは弘いずみさんと安坂幸さん。弘さんははじめてです。小柄な身体を思い切り使って華やかに踊られるタイプ。手数が多い、タイプです。今日はグアヒーラ。両手で長くアバニコを使うやりかたなど、おもしろかったです。

安坂さんはホントひさしぶりです。アドリアンの舞踊団にはいられていたころかな、前に見たのは。はじめてみたときから、たいへん強い印象が残りました。もう数年前のことです。そこからスペインにいかれてつかまらなかったということですが、今は関西に帰ってこられたよう。前に関西で教えてらしたときに習っていた、という人が回りに何人かいます。久しぶりに見ることができてラッキー

日本人でパワフルな踊りをする人、というと真っ先に浮かぶ人です。強い靴音、それから強い身体のライン...で、見るたびにパワーアップしていっているような気がする。シギリージャとかソレアとか、重くてフラメンコらしい曲が好きなのかな。で、実際、そういうタイプのを踊る踊り手に見えます。

いろんな意味で非常に違う踊り手でした。

衣装も対照的といっていいかも。弘さんはきゃしゃなせいか、どちらも袖ありでデザインや装飾性の強いもの。色もグアヒーラのときはさわやかなグリーンのブラウスと緑や青の柄でマーメイドタイプの衣装、後半は赤とベビーブルーの水玉にレースとフリルがふんだんについたもの。特に二枚目の衣装は華やかでしたよ。もともとフェリア用のデザインかもしれません。

対する安坂さんはとってもシンプル。前半は茶系の袖なし、後半はベロアの黒の長袖に白黒の水玉のスカーフでした。

ライブって、曲目だけでなくて、カラーが違う人がはいるとよいですね。

うちの先生はアレグリアスでした。二人ともまったく違うタイプ。クラスで習ったのにくらべ、足ははるかに難しく、あちこちが、かなりひねった振りにしてあるとはいえ、共通点もたくさんあります。なのになんでこんなにちがうんだろう...シンプルなマルカールでもブラソがきれいで、体重移動とかもスムーズで曲やコンパスをすらすら流れるようで、同じ振りとは思えないポーズも決まるところできっかり決まるし。変な力がはいっていないのがポイントの一つなのはまちがいなさそう。練習せにゃ~、と思います。あらためて。ブラソ一つにとってもやることが山のようにあるのをつくづく感じたのでした。

今日はレッスン仲間も出演していて、プロにもまれて踊っていました。かなり緊張していたみたいですが、がんばったね青みが勝った緑のサテンのドレスがタラントにはぴったりでした。

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