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通訳業務、再開

2010-03-11 23:34:20 | Weblog
英語屋さんということになっています。でも、正確にいうと、文書を訳すのが専門の翻訳者(written translator)です。

とはいえ、一応、通訳の資格はもっています。資格をとった通訳の協会がなくなってしまってはいますけれど。また、まぐれで某社で通訳の試験に合格し、同時通訳として雇ってもらった経歴もあることはあります。ただし、この話には続きがありまして、働いているうちに、オーラルの通訳をやらせるよりも、コンピュータのおもりをさせていたほうがいいという判断を雇い主がされたらしく、半年たたないうちに作業の8割は翻訳になってしまいました。

なにせ日本生まれの日本育ち、学校はすべて日本国内です。さらには出不精もいいところで、日本から離れたことはほとんどない、というような純国産人間。英語を話すのは決して得意でなくても何の不思議もありません。あくまで文字をみて訳す翻訳が本業です。

ところが、どういうわけか先週、通訳のお呼びがかかりました仕事のチャンスはあったほうがいいよね、少なくとも気晴らしになるし、声をかけてくれたエージェントとの顔つなぎはできるよね、といういい加減なもくろみのもと、この月曜に、エージェントに連れられて面談にでかけました。

面談にでむき、話をきいているうちに、話をふってもらえた理由が理解できるようになりました。英語ができる人間が一斉にいなくなってしまい、契約の更新の件で少々ややこしいことになっているという状況だったのです。そのため、契約書が理解でき、なおかつ通訳経験のある人がほしいとエージェントに話されていたのです。一応、条件はあってます...

で、お客様と話がはずみまして、仕事を引きうけるはめに。なんといっても、定期的な仕事を確保することもできる、というのが大きかった。さらには大量に発生する見込みのメールのやりとりも、自宅で処理してOK、というのも魅力的でしたし、先方が、一緒に仕事をすれば楽しいにちがいない、と思える人たちだったというのも大きな後押し要因となりました。

しかし、通訳は二度とすまいと思っていたのに、なにをやっているんだろう、というかんじ

で、昨日から翻訳作業がスタート、今日は電話会議がありました。翻訳はなんの問題もないんですが、電話会議通訳はどうだろう、と少々不安でした。しかも、先方はノンネイティブ・イングリッシュ・スピーカー。

はじめは不安的中。訛りのおかげで半分ぐらいしかわかりません どうしようかと思いました。が、人間、やる気になればできるものかも 現状については月曜の面談のときにうかがってましたから、それにそって類推し、様子をみながら訳していたところ、突如、聞き取りのコツというか、訛りの傾向がわかるようになったではありませんか

そのあとはわりと楽でした

もちろん、改善の余地は多々あります。なんといっても言い直しや言いよどみがおおすぎます。電話会議の相手が気の毒なぐらい。これからまじめにシャドウイングなども練習して、すらすらしゃべるように訓練を再開せねばなりますまい。もう何年もまじめにやってませんでしたから、しゃべるほうはすっかりなまってます オーディオブックやラジオ、ポッドキャストで聞く方だけでもやっててよかった~

英語では通訳も翻訳もtranslatorですませることが多々ありますので、どちらもやれるにこしたことがないのです。今度こそ、good oral translator(上手な通訳)をめざすことにします












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