タイトルのセミナーが2月12日に、県小田原合同庁舎であり、参
加しました。高齢者が多く、女性の参加も多数であった。
講師は横浜薬科大・渡辺泰雄氏で、学術的面も多かったが、表や
イラスト等で解り易かった。
1.「ウコンの力」のパワー
ウコンの成分のクルクミノイドは小腸の粘膜から吸収され肝や腎
に運搬される。
①コレステロールの低下や血管内の血液循環も改善される。
⇒脳梗塞・心筋梗塞の予防
②細胞膜の損傷や過剰の活性化酸素を消去する。
⇒抗酸化作用、」美肌効果
③一度に「多量」服用すると、腎障害や肝障害を誘発する。
④秋ウコンの薬効が高い。
2.ヌルねば食材パワー
主原料は、ムコ多糖(コンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸、ムコ
イチン硫酸、ヘパリン他)である。
コンドロイチン硫酸:関節軟骨や結合組織の構成成分。
ムコイチン硫酸:免疫機能の維持や抗酸化効果を有する。
ヘパリン:凝固を防いで血液の流れを良くする。
3.湘南ゴールドの脳血管内皮細胞に及ぼす影響
柑橘類の果皮と果実に茶の有効成分(カテキン・エピカテキン・
エピガロカテキン他)が含有している。
期待される効能効果:血圧上昇抑制作用・感染症疾患予防作用・
花粉症低減作用・血管系疾患予防作用・認知症低減作用
産廃柑橘類(7月頃落ちた果皮)には、ナルチニン・へスペルジン
・ノビレチン・タンゲレチンが多く含まれる。
4.産廃柑橘類+茶渋+38℃天然温泉+野外運動のコラボレーシ
ョン
故鈴木忠義(東工大名誉教授)氏の講義ノートには「小さい物は
連帯させることによって大きな物にして、大都市からの観光誘致
に務める」とあります。小田原梅干し:梅丸
画像は、抹茶葛湯と当日頂いたおからクッキーでのティータイム。
普通のクッキーと比較して、味も遜色ない。