月の海

月から地球を見て
      真相にせまる

月の海2

2007年11月22日 00時51分52秒 | 科学(宇宙、SF)
 アインシュタインの相対性理論ではエネルギーと
質量は同等と言うことになる。
現在、宇宙に存在する全ての質量は180億年前の
ビッグバンのエネルギーが生み出したと考えられている。
 ビッグバンで最初に生まれたものは光だった。
ビッグバンから0.1秒程度が経過した時、
温度は一兆度を超え高密度のエネルギーの中で
光と光がぶつかり会って2つの粒子が生まれた。
それは陽子と反陽子だった。
 さらにビッグバンから1秒が経過した頃、
密度は下がり、その中で光と光がぶつかり会って
できた粒子は電子と陽電子だった。
 現在、地上でも高エネルギーの光と光をぶつけると
電子と陽電子が生まれる。
 しかし、陽子はプラスの電荷を持ち、反陽子は
マイナスの電荷を持っているため、お互いに
引き合い結びついてしまい、再び元の光に戻ってしまった。
電子と陽電子も同様だった。
そんな中でビッグバンで生まれた粒子のうち
10億分の1の粒子だけが光に戻らず、粒子のままで
存在し現在の宇宙を造りあげた。
 そして、10億倍の光は現在、星と星との間の
宇宙空間に黒体輻射絶対3度というエネルギーとして
宇宙空間を満たしている。

  

写真は明治神宮。