梅干のうた

餓死するまで作り続ける!
餓死するまで食べ続ける!

赤紫蘇が交われば紅くなる・3

2012-07-02 | うめのもん
いよいよ最終回。涙~、涙~の、最終回?!


赤紫蘇を塩で揉んでアク抜き、2回をした後、
梅酢をすくって加えて発色します。


梅は金属を嫌いますから、
私はいつも、ココナッツのお玉を使います。
お茶碗でも何でもいいんですけどね。。。




年に数回しか使わぬお玉、、、
「おっかしいな~~、何処に行ったかな~~」
と、探しまわって、梅の棚の奥の方で発見。

埃まみれになっていました。とほほ。

キレイに洗って、鉄砲玉のレンジを借り、
チンして乾燥。(電子レンジは、本当に便利)
ホワイトリカーで消毒をして使います。


梅酢をすくって、赤紫蘇に注ぎ、
ルビーの指輪色にうっとりします、寺尾聰さん。




この写真のが、赤紫蘇の大束、2束分です。

せっせとアク抜きで塩揉み揉みをすると、
こ~~~んなチョビットになるんですよねぃ。

「梅10kgに、大束赤紫蘇1束では足りんかな?」
と、、チト不安になりつつ、
赤紫蘇があり過ぎても、ゆかり作業時に大変かと、
『やっぱりこれで、エエわ!』と心の中で思う私。

そんな私に話し掛ける、鉄砲玉。

鉄:その木みたいな道具は、何?
私:何って、お玉やんかいさーー。
鉄:何で出来てんの?何かの木???
私:ココナッツの実。
鉄:えぇーーーーーっ?!
  普通、そんなん、売ってへんやろ?
私:売ってへんかったら、持ってへん!
鉄:見たこと、ないで。
私:今、ほら、見ているやん?


マジマジ、ジロジロと見つつ、、、

「グラビアアイドルのブラにしか見えへん」

私には、そんなもんには見えませんから。


てなワケで、発色し終えた赤紫蘇を、
南高梅の樽に加え(ただ上から被せただけ)、
紅映梅用のは、近々加える予定で、
あとは、土用の頃の晴天を待つばかりなり♪

これから僅かばかり、小休止。

でもでも昨日のJAが楽し過ぎて、
(梅もまだあったし!)通い詰めそうで、危険。
赤紫蘇もまだ来週もあるでしょうから。。。


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赤紫蘇が交われば紅くなる・2

2012-07-02 | うめのもん
赤紫蘇の話をゆうべのうちに一気に書くつもりが、
やっぱり疲れ切っていたのでしょーーか、、、
途中で居眠りをしていたので、諦めました。




そしてこれが、昨日の獲物の赤紫蘇でっす。

めっちゃ重くて、カートから落ちそうになって、
「ヒィ~~!」と私が叫んだ瞬間に、
それを見ていた、お餅の店頭販売の人が2名、
「あ~~!危ない!!」と叫ぶのでした。

先に前を歩いていた鉄砲玉が、
「何?」って感じで振り向いて、
店頭販売の人たちに気を使いながら、
「カートは、ワシに貸せ!!」と私から奪う。

そうして小声で、
「アンタと居ると、悪い意味で目立つからイヤ!」
ですってーーー。なんやと?超失礼な。。。


その、バランスを崩して、
カートから落ちそうなくらい重かった赤紫蘇!


版洗いの洗い場(仕事用)で、
ザブザブと洗っては干し、洗っては干し、、、

雨がザーザーでしたけど、
洗い場も物干も屋根付きで助かりましたわ~。




紫蘇の葉の新鮮さがよくわかる理由は、
こうして枝付きのまま洗って干しても、
葉っぱが簡単には落ちないからです。

JAが大好きになりました。


で、赤紫蘇仕事の続きをするその前に、、、
紅映梅を漬込んでおこう!!かと。(ハード)




っても、昨日は10kgですから、
アッという間の作業で済みました。

梅が樽から溢れていますね。
でもご安心を!今は「えーーーっ?」ってくらい
量が減って、落ち着いていますから~~。


さてさてさて。パワー全開で、赤紫蘇に戻りマス。

枝から葉っぱを1枚1枚もぎ取る作業。
ひたすら、ひたすら、もぎ取るんです。
(今日の私の指先は、今も真っ黒け~~)


3束分なので、3回に分けて作業を繰り返しました。

最初の1束分は、紅映梅用で、
梅酢が上がってから加えようと、
ジップロックに入れて、チルド室で待機。

残りの2束分は、南高梅用。


おっとっと、、、
また長引きそ~~~!つづきます。(今夜中に!)


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