メイン・ルームとサブ・ルームのオーディオを入れ替えてみた。
大音量を鳴らせるメイン・ルームでプリメインアンプ「Cambridge Audio Topaz AM5」とスピーカー「mission LX-2」の組み合わせで聴いてみると、音に包まれる音場は最高なのだが、なんとも低音が薄くて迫力がない。
60DB程度でニアフィールドで聞く分には申し分ないが、75DB以上の大音量にすると、非力(20W)なアンプの弱点が露呈した気がした。
そこで、BOSE101MM用に使っていたプリメインアンプ、35年選手「サンスイAU-α607」につなぎかえてみた。
パワーは6Ωスピーカーに対して105W。
余裕で低音を再現し、しかもあたたかみがあるSANSUIサウンドが鳴った。
これで、なんの不満もなくなった。
で、サブ・ルームにはスピーカー「B&W CM1S2」とプリメインアンプ「ラックスマン L-505uX」の組み合わせを。
ニアフィールドにて少音量で聴くと、高音部が強調されて繊細だけれどちょっときつい。
B&Wのハードドームツイーターよりmissionのソフトドームの方が、心地よい。
mission、価格はB&Wの1/10くらいなのだけれど。。。
このあたりは好み。
ただ、低音部に厚みとキレが生まれたので、実に美サウンド。
心地よさを取るか、精緻さを取るかで好みが別れるところだろう。
部屋を入れ替えると、同じ環境下で、聴き慣れたサウンドとの違いを比較できる。
ゆえに、オーディオの特徴が明確に把握できた。
まあ、数日もすれば耳が慣れてしまうのだけれど…