暖かな陽射しに誘われて、久しぶりに庭に出てみました。
庭と言っても我が家の場合、猫の額の広ささえも無いほどの狭さなのですが、その庭の片隅に、以前、飼っていたセキセイインコの『ピーコ』が眠っています。
ピーコが亡くなったとき、近くの動物霊園に埋葬してもらおうかとも考えたのですが、「ピーチャンは自分たちの側に・・・」という息子の意見に従い、庭の片隅に埋葬したのです。
そして、雑草に覆われて、ピーコを埋めた場所が分からなくならないように、白い石を敷いて、焼きものの小鳥のマスコット（見だし画像↑）を置きました。
このマスコットは、息子がどこかで見つけて買って来てくれたものですが、羽の色といい、全体の雰囲気といい、生前のピーコそっくりで、見る度に胸がキュンとします。
ピーコは、私の掌に乗るほどの小さな身体でしたが、私の言うことは理解できていたように思います。
「ぴーちゃん！」と私が呼べば、嬉しそうにバタバタと飛んできましたし、「ごはんよ！」と言えば、「はやく！ はやく！」と言うように首を上下に振って催促をします。
「もう、おうちに入りなさい！」といえば、自分から鳥籠に入りもしました。
でも、不思議なことに、反応するのは私に対してだけで、他の家族には全く関心を示しません。 （夫などは「なんで懐いてくれないんだ・・・」といじけていました。） (*^_^*)
もしかしたら、私のことを『おかあさん』と思っていたのかも知れませんね。
そんなピーコの一周忌が間もなくやってきます。
