幻想伝説エッセイ

早く船を完成させて、大海原に飛び出したいのよ。

『フォルメスの塔』ヒナ

2006-09-30 13:22:20 | プレイ日記(ネタバレあり)
じっくりと腰をおちつけてプレイするタイプの探索シナリオで、ひとつひとつのイベントがおもしろいシナリオでした。
背景にも凝っていて、やはり絵が描ける人は色々と有利だなあと思ってしまいます。
続編があるようなエンディングでしたが、残念ながら作られる可能性は低いようですね。
ストーリーの展開を考えると、もう少し対象レベルが高くてもいいかなという気もしました。
エディターで見ると、「獄炎剣」という技能カードがありますが、展開によっては入手できるのかもしれませんが、自分にはちょっと気がつかなかったですね。


【地理】
《フォルメスの塔》
リューンから歩いて1日ほど行ったところで見つかった古代遺跡。
《ラピタ》
今までごく一部の選ばれた人間しか知ることのなかった天空都市。
《天界》

【戦った敵】
《ハウレス、ラット、バット、スケルトン、パペットマン》

【お知り合いになった人】
《デューン》
発掘調査隊の依頼人。

【入手アイテム】
《ナイフ、木の実、癒しの杖、金貨袋、毒消し、薬草》

【入手技能カード】
《ぽむ》

【冒険した奴ら】
《ミルズ、レクフィー、ランド、ユウィン》

『老兵の歌』03/08/16(keim)

2006-09-29 19:48:00 | プレイ日記(ネタバレあり)
笑いと涙の感動の素晴らしい作品ですね。
おもしろさのツボを押さえていて、操作感も非常に良く、とても楽しむことができました。
戦闘も敵キャラが立っていてバランスも良く、ギルバートとファフニールという屈指の名キャラクターも登場します。
いやあ、いつかはこのファフニールと対峙してみたいですね。

ちなみにプーキーを連れていくとイベントが少し追加されますので、ぜひメンバーに加えることをおすすめします。


【お気に入りのセリフ】
PC「・・・・・おい」
PC「こら」
PC「・・・・・ほー」
PC「・・・・・へー」
ロダン「まだ誰も見たことのない高みに至り、さらにその先を見ることが、彼らにならできるかもしれない。・・・・そんな気がします」

【地理】
《セルバ》
竜殺しの住む村。

【戦った敵】
《火ネズミ、ファイアリザード、クロコウモリ、スズメバチ、ジャイアントワーム、大王蛇》

【お知り合いになった人】
《ギルバート》
「竜殺し」を名乗る老騎士。
《ファフニール》
煉獄の主で、神々と争う力を持つといわれる伝説の竜。
《ロダン》
ギルバート騎士団の元団員。
《ガウディ、ロベルト、ロッドマン、デニム》
ギルバート騎士団四天王。

【入手アイテム】
《ウジャトの眼、洞窟茸、ガラスのカボチャ、日向草、ファイアドロップ、火晶石》

【冒険した奴ら】
《ケイン、フー、プーキー、ハリード、ヤシモット、ミルズ》


それから「魔法の鍵」と「魅了の法」と「封傷の法」をシュレックさんから買いました。

感想書いて感じたこと

2006-09-28 20:39:54 | エッセイ
ケイン一行シナリオ100到達記念として宿のPC紹介をやろうかなどと考えたりもしましたが、ネットから切り離されていたためプレイ日記はずっと先に進んでメモ帳に残している状態なので、ちょうど100で区切りという訳にはいかず、その代わりといってはなんですが、ここでエッセイをひとつ。

とりあえず自分で感想を書いてみて感じたことなのですが、シナリオ及び作者によっては否定的なことを書きやすいタイプと書きにくいタイプがあるということですね。
否定的なことと肯定的なことの両方が書かれたシナリオと肯定的なことのみが書かれたシナリオとでは、どちらの印象が良いですか?
やはり多くの人は後者の方が良い印象を持つと思うんですよ。
では前者よりも後者の方が優れているのかといえば必ずしもそうとは言えない。
個人でも突出した面を持ってはいると同時に、大きな欠点を持っているというタイプの人も存在します。
作家の田中芳樹は「銀河英雄伝説」で戦略などでは突出してはいるものの、女性問題に関しては途方にくれてしまうラインハルトを指して、天才型というタイプに位置付けていました。
サッカーなどでも他が駄目でもこれだけは負けないという武器を持っているとプロとしてやっていけるという記事を読んだことがあります。
市販の漫画などでも、正直やめてほしいと言いたくなる側面を持っている作品でも、何だかんだいって面白い作品はあったりします。

いわば何でもソツなくできるオールラウンドタイプもいれば、ひとつのことに特化したスペシャリストのタイプもいるわけで、ただ感想(特に批評)という評価方法ではオールラウンドのタイプの方が有利になってしまうと思うんです。
自分は感想、批評に頼りきった評価システムはもはや限界と思い、ダウンロードランキングを導入するべきだと書いたわけですが、実際に自分で感想を書いてみてその思いはより強くなりました。
欠点はあるものの、多くのプレイヤーの心を打つ作品だったとしても、それは具体的な数値データがないと現状では判断できないわけで。
逆に評論家ウケするシナリオやソツのないシナリオが多くのプレイヤーを引きつける魅力を持っているかどうかもわかりませんよね。

以上のように(他にも理由はありますが)、エッセイをスタートした頃に書いたとおり、最後はやはりランキングと感想の両方が必要というのが結論ですね。

『魚人の村』ver0.93(twofive)

2006-09-23 08:19:15 | プレイ日記(ネタバレあり)
さて今回はマーマン族の秘宝の探索ということで『旧き沼の大蛇』と関係がありますので、『旧き沼の大蛇』の後にこの作品をプレイした方がいいでしょう。
『旧き沼の大蛇』で手に入れられなかった「魚人語辞典」も売っていますので、別に買わなくても全然問題はなかったような気がしますが、とりあえず買ってしまいました。
とりあえず珍しいもので買えるものは全部買ってしまいましたので、地底湖は船で渡り、大蛇との戦闘では蛇殺しクロスボウを使ってわりと楽に倒すことができました。

最後は「ウォルトの槍」は村人へ返してしまいました。
「魂までは忘れておらぬ!」とか「先祖が生涯を懸けて護り続けた物じゃ!」とか言われるとね。
脅しをかけてくるような言いぐさだったので、素直に返すのにためらいはありましたが、その辺りも作者さんの狙いなんでしょうね。

ネーミングはガンダムネタですか(笑)。


【人物】
《ゲルグ=ゲグ》
かつてのヒドラとの戦いにおいて、輝かしい戦果を上げた魚人族の英雄。

【戦った敵】
《大蛇、バット》

【入手アイテム】
《魚人の宝玉、薬草》

【冒険した奴ら】
《プーキー、チュカ、マイリーラ、レイジス、ハリード、ミルズ》

最近の流れを見て思うこと

2006-09-21 00:19:09 | エッセイ
カードワースのサイトを片っ端から見たわけではないので、もしかしたら間違った印象を抱いているかもしれませんが、最近のカードワースの流れを見てみると、全体的に縮小傾向にあるような気がしますね。
ここで言う縮小というのはカードワースの規模のことではありませんよ。
自分はカードワースの滅亡を予見した人間ですから、規模自体が縮小したからといって納得することはあっても驚くことはないです。
自分が言う縮小というのはカードワースに関わる人間の気持ちの問題を指しています。
つまり今までと同じようにカードワースが良作が発表される流れは作れないから、小さな世界で満足して運営していこうという風になっているということです。
もう少し補足すると仲の良いもの同士、趣味の合うもの同士で楽しくやっていこうというもの。
要するに内輪の世界、馴れ合いの世界ですね。
基本的にそういった世界は匿名での圧力があった世界と変わらない排他的な世界、一部の人間のみが楽しめる世界なのではないかと思います。

カードワースというのは長い間2ちゃんねるの影響下にあったわけですが、それなりに影響力は残ってはいるものの、事実上そういった体制は崩壊したと見ていいでしょう。
ただ崩壊したからといってそれに変わるものが存在しているわけではないということ。
そのような状態で今後どうなるかということになるわけですが、今のカードワースは先祖返りといいますか、初期の頃のサークル活動的な内輪の世界に戻りつつあるという印象を自分は感じます。
カードワースを活性化させる手段としてバリアント企画がありましたが、CWUNで意見を求められてから1年以上が経過しましたが、現状では活性化されているとは言えませんし、今後成功する見通しは主催者側に果たしてあるのか見えてこないですよね。
繰り返しになりますが、バリアント企画はあくまでもカードワースの活性化が目的なんです。
それ以外が目的ならなぜ今なのかということになるでしょう。
ですから活性化されれば成功ですし、されなければ失敗という、いたって単純なんです。
もはや現状ではカードワースを発展させる手段がない以上、小さくまとまろうとする流れはある意味自然の流れと言えなくもないですね。
ただ自分の意見としてはこれは非常に危険な流れであると思っています。
ムアコック風に言えば〈混沌〉から〈法〉へ、無秩序から停滞へという流れに変わってしまったというところです。

そもそも小さくまとまって満足しようなどという世界で、本当に人を引きつけるシナリオが生まれるのか甚だ疑問に思えます。
カードワースになぜ多くの人が集まってきたかといいますと、そこに多くの魅力的な作品が多く生まれてきたからでしょう。
カードワースは7年の歴史があるわけですが、今のカードワースは過去の財産の上にあぐらをかいているだけであって、自分達で新たな財産を生み出さずに消費のみに終始していると言えるのではないですか?
これは過去にカードワースでがんばってきた人たちに対しての冒涜なのではないかと思うのですよ。

まあ、そこまで考えるのは自分ぐらいかもしれません。
たかがフリーゲームに何を大げさなと過去にカードワースに関わってきた人たち自身、そう思うかもしれませんね。
いずれにしても以前にも書いた通り、現行のカードワースにはもはや打つ手はないと思っていますので、成功するかどうかも定かではない新エンジン開発をコツコツと続けるしかないでしょう。

『最果ての森』ver2.26(文鳥 櫻)

2006-09-20 06:32:51 | プレイ日記(ネタバレあり)
素晴らしいキャラクター達が織り成す素晴らしい物語。
プレイして作者の描く魅力的なひとつの世界を堪能することができる作品です。
操作感も非常に良く、選曲も雰囲気に合っており、アイデアも豊富ですべてにおいてハイクオリティと言っていいのではないかと思います。
中でもキャラクターの魅力はずば抜けていますね。
目立つのは三人娘ではありますが、それ以外のキャラも一人一人が本当に良く描かれていて、セリフの使い方や「ぷいっ」とか「きっ!」といった擬音がキャラの魅力を高めています。
それとさりげなくギャグのセンスも素晴らしい(笑)。
またこの方のギャグは暖かさを感じるというのが凄いところですね。

絵師さんとしてもそうですが、この方の描く世界は唯一無二の世界で、他の者が真似したくても真似できない素晴らしい個性を持っていると思います。
この辺りは天性の資質と言っていいのかもしれません。

今回の冒険ではケインが“WASTELAND’S HERO!◎”の称号を持っていたので、ミントと仲良くすることができました。
ミント以外でもるるくが強烈な個性を発揮しているのが印象的でした(笑)。


【お気に入りのセリフ】
るるく「うんっ!るるくはイアムとうるふぃ守るのー♪クールはるるくのために、死んでねっ♪」
るるく「おじさまっ!!るるく、盗賊きらいっきらいきらいっ、大っきらいぃぃ!やっつけてぇーっ!!!」
ミント「私と決闘しろっ!!」
ミント「おうっ!じじもひからびてなくて何よりだっ!」

【地理】
《ラクト村》
リューンから北へ歩いて三日の、山間部にある村。
《リアの森》
ラクト村近辺に広がる森。
《最果ての森》
ラクト村に伝わる伝説の森。

【生物】
《ミヨン》
最果ての森に生息する金眼・八尾の生物。頭に王冠のようなものを載せている。移動する度に、猫の鳴き声のような音を発する。

【戦った敵】
《イアム=フランディナ》
るるくのペットの犬。
《フランツ=F=ベック》
盗賊団の頭。
《盗賊》

【お知り合いになった人】
《リック=ペパーミント》
雑貨店の店主。
《クラウド=ラズベリー》
ラクト村の村長。
《キルシュ=ラズベリー》
村長の亡くなった妻。
《牙狼》
酒好きで子供好きで俗物でベジタリアンという噂のウルフ。人語を解する程の高い知能を持つ。
《リサ》
酒場の女主人。
《J》
村長と牙狼、双方の友人。
《ベリー=ラズベリー》
村長の娘。
《るるく=フランディナ》
ぽよぽよと、奇妙な雰囲気を漂わせる子供。かなりの動物好きで、動物を虐める相手は敵扱いする。
《りるる=フランディナ》
るるくの姉で、性質はいたって普通。
《ライラ》
村長の義理の妹。
《ミント=ペパーミント》
おこさまガンマン見習い。ビリー・ザ・キッドをこの上なく尊敬している10歳児。孤高のガンマンを目指し、現在修行中。
《クール=ハッカ》
年齢に似合わず、落ちついた言動をする礼儀正しい少年。
《うるふぃ》
リアの森の守護者。

【入手アイテム】
《傷薬、みずでっぽう》

【冒険した奴ら】
《ケイン、ミルズ、プーキー、ヤシモット、ハリード、レクフィー》

XMLですか

2006-09-19 20:18:49 | エッセイ
自分はプログラムに関してはド素人ですし、決して得意分野というわけでありませんから、当然わからないことは出てくるわけで。
何がわからないって、カードの表示の仕方ですね。
widファイルというのは画像とテキストが一緒になっているファイルということで、「BMPやtxtファイル一緒になっているのだろうか」とか、こんなのどうやって表示するんだとか頭を悩ませておりました。
情報を集めようにもネットから切り離されていた状態でしたから調べることもできず、エンジン開発はしばらく放置状態の体たらく。
で、ようやく復帰してどうしようかと思い、とりあえず検索してみたら古山しうさんのサイトに簡単な解説が書いてあるではありませんか。
なるほど、widの正体はHTMLによく似たXMLというマークアップ言語だったのですね。
確かにHTMLなら画像と文章の両方がデータに収めることができますね。
……などと書いておきながら、実はまだよくわかっていないロードリヴァーだったりしますが、とりあえずXMLとやらの作成方法を覚えればカード表示ができるということですかね。

アガック!目を覚まして!

2006-09-18 07:40:37 | エッセイ
遅れ馳せながら「この世の彼方の海」について。
個人的にはエルリックのエピソードの中でも非常に好きな作品で、中でも「未来への旅」は大好きだったりします。
宿命の海を航海する船や盲目の船長といった謎めいたキャラや、次元の狭間に存在する海などといった設定、エルリックと船長のこの世の真理について語り合いや、コルム、ホークムーン、エレコーゼというひとつの存在の別の顕現が一堂に会する等。
他のチャンピオンが登場するのはウルトラマンエースにゾフィーやセブンがゲスト出演するようなおもしろさがありますね(笑)。

設定としては古来の剣と魔法の世界というよりは量子論的なSFの世界と言っていいかもしれません。
この辺りがムアコックと他のファンタジー作家の違いでもありますが、日本人にはこちらの方が合っているような気がします。

サクシフ・ダンというキャラはもうひとりのエルリック、別の角度から描いたエルリックという気がしますね。
同じように苦悩に苛まれたキャラをエルリックの目から描くというのは、すでにこのころはムアコックの心境は確実に変化していて、今現在苦悩に満ちているのではなく、過去の自分を観察しているのかなという気がしましたが、少し深読みしすぎですか?

ルリン・クレン・アでのアリオッホとのやりとりも読んでいておもしろいですね。
ルリン・クレン・アはメルニボネの先祖という設定になっていますが、「薔薇の復讐」ではその設定は違うとエルリックの父であるサドリックが明言していますね。
エルリックは時系列順に書かれた作品ではないので、はっきり言って矛盾だらけなのですが、この変更はエレコーゼの「剣の中の竜」が書かれたことによる変更でしょうね。
ネタバレになりますので詳しいことは書きませんが。

〈永遠の戦士〉シリーズについて色々書こうと思えばかなり書けるんですが(哲学的テーマなど)、面倒なのでやめておきます。

なんか不安定

2006-09-17 14:00:32 | エッセイ
復活したのはいいものの、一時的にまた繋がらなくなってしまい、今になってようやくまた繋がるようになりました。
もしかしたらまた突然更新が止まるようになるかもしれません。
というわけで戦々恐々としているロードリヴァーでした。

復活しました~

2006-09-15 14:36:06 | エッセイ
いやあ、長かった(笑)。
今日でほぼ5ヶ月ぶりの更新ですか。
色々な要因が重なって、このような長期になってしまいました。
一昨年も3ヶ月ほどネットから切り離されていた時期があったのですが、そのころはエッセイなんてやってなかったので、ほとんどの人は知らないでしょうけど、そんなことはどうでもいいか(笑)。

というわけでボチボチ更新していこうかと思います。

ていうか、あまりにも久々なので、どこから手をつけりゃいいのかわからん……。