幻想伝説エッセイ

早く船を完成させて、大海原に飛び出したいのよ。

『精霊の竪琴』ver1.40(きしりとおる)

2007-02-07 20:14:43 | プレイ日記(ネタバレあり)
ストーリーやキャラクターやファンタジーの要素など心に残る、きしりとおるさんの作品では一番好きな作品です。
印象的な場面は多くありましたが、一番印象に残ったのは土の精霊界での場面ですね。
続編もぜひとも遊びたいと思わせてくれますが、残念ながらその可能性は低いので今回も中途半端な状態で宿へ帰還ということになります。

戦闘ではランダムエンカウントが採用されていますが、「ほむらの太刀」のイベントのおかげで楽しむことができました。
ランダムエンカウントや探索システムは単調で退屈なケースがほとんどですが、この作品のように別の要素が付加されることによって楽しめるシステムに変化するというのは中々興味深いですね。

扱っているテーマとしては“信頼”というものがあるようですね。
プレイ中は随分と他人のプライベートに突っ込むなあと感じてしまいましたが、プライベートなことを聞き出すことが目的なのではなく、腹を割って話し合うことによって信頼しあうということを描きたかったんですかね。
プレイヤーである自分が土の精霊界に入るまでそこに気付けなかったのは表現の問題か、はたまた自分の理解力のなさなのか一考の余地はありそうです。


【地理】
《ユルマール》
ユーゾッタの故郷。
《大白峰》
北に連なる氷壁山脈の最標高山。
《氷の宮》
雪の女王の住処。
《エレンの森》

【戦った敵】
《ジーニー》
風の精霊界を支配する精霊王。ストイックな性格を持つ。ジェスチュアがいちいち大袈裟。
《ブレーカー》
火の精霊界を支配する精霊王。一見すると、単なるヤンキー兄ちゃんである。眉毛がよく動く。
《メロディ・ソユーズ》
東南の小国ユルマールの、ソユーズ領主の娘。国有数の魔術の使い手である。思い込みが激しく、ユーゾッタを追い回している。
《妖樹グレント、月の輪熊、雪原狼、イエティ》

【お知り合いになった人】
《ユーゾッタ・ディスマール》
流れの吟遊詩人とは本人の弁。その華奢な外見からは想像できないほどの豊かな声量を誇る。
《スノーベル》
雪の女王の娘。愛称はベル。まだ妖精としては子供だが、高い魔力を誇る。最近、妹のシアラの世話にママ(雪の女王)がかかりっきりなので、ご機嫌ななめ。
《シアラ》
スノーベルの妹。
《ペッキー》
水の精霊王。
《オウル》
土の精霊王。
《スゥ、ホゥ》
妖精。

【入手アイテム】
《瀟洒な指輪、氷炎結石》

【入手技能カード】
《陽炎の太刀、不知火の太刀、朧車の太刀》

【冒険した奴ら】
《ケイン、エイジ、ロッテ、マイリーラ》

4 コメント

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Unknown (TRIPLE)
2007-02-07 21:47:18
>プレイヤーである自分が土の精霊界に入るまでそこに気付けなかったのは表現の問題か、はたまた自分の理解力のなさなのか

RPGに限らずファンタジー系の作品は2回目のプレイが一番面白いんじゃないでしょうか?
私は一回目のプレイでは世界観やシステムを把握するだけで精一杯です(汗)
そんなこともあり、私はファンタジー系の作品を批評するときは最低2回以上読んだりプレイするようにしています。
そうしないと、作者さん対して失礼だと思うんですよね。
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確かに (ロードリヴァー)
2007-02-08 20:40:50
それとはちょっと違うかもしれませんが、、内容の濃い作品は何回か読んでみて初めて気がつくことってありますね。
最近「銀河英雄伝説」をアニメで見ているのですが、組織のあり方やリーダーのあり方が凄く深いところまで描かれているなと思ってしまいました。
以前の自分には気がつかなかったことですね。
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銀英伝 (TRIPLE)
2007-02-10 21:54:09
あそこまで原作に忠実なアニメも珍しいですね。
派手さはなく硬めなアニメなので世間的な知名度はいまいちなんですが、それでも良質的なアニメには違いありません。
>組織のあり方やリーダーのあり方が凄く深いところまで描かれている
確か同盟軍はアメリカ帝国軍はドイツをモデルにしたと聞いています。
エンターテイメントしても、膨大なキャラ一人一人に個性があって面白いですよね。
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銀英伝は好きだ (ロードリヴァー)
2007-02-11 02:15:53
ああ、やっぱり知らない人って多いんですか。
素晴らしい内容を持った作品なだけに、非常に残念ですね。
この作品が後の作品に与えた影響は大きいと思うんですけどね。
各個撃破という言葉も教えてもらいましたし(笑)。

欠点と言えば全体的に硬いというか、同じような展開が続くというか、突出した作品である反面、そういった欠点も持ち合わせているのかなという思いもありますが。
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