お祭りのはね踊りでは大太鼓を持って踊りながら叩く動作と地面に置いて叩く動作の2種類があり太鼓としては使い方がわりと激しいので鋲の部分が緩んでいる様です。
胴の板を固定している内・外の帯に割れが出ています。帯がずれて胴板の鋲を打っていた部分が長穴になってしまっています。
帯の割れている所に接着剤を塗りこんで固まるまで紐で固定しておきます。使用した接着剤は固まっても弾力が有るタイプなので太鼓の修理には向いていると思います。
胴板の割れも接着剤で補修です。
このあと下に見える帯も外し帯の割れと胴板の割れの修理を行っています。
外した帯を元と同じに取り付けてほぼ修理完了です。
両側の皮を付けロープで皮をはりなんとかお祭りに間に合わせる事ができました。
今回は接着剤を使った修理なので何年もつかな。
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