全国970箇所「道の駅」北海道~沖縄まで!!

自由、気ままにできるかどうか道の駅のゴム印スタンプを収集しています。現在120余スタンプですょ。Live to die

2010年11月30日(火)仙台良いとこ

2010-11-30 12:33:10 | ■⑪大事な言葉★観たい映画★
2010年11月30日(火)仙台良いとこ

頑張って枝にしがみついていた栗の葉がこのところの冷え込みに降参してほとんど散った。コナラもムクゲもサンショウも裸同然になって寒気に耐えている。いかにも寒そうな風景に見えるが、これが落葉樹の越冬方法である。葉を落とした枝には来春の芽だしに備えて鱗の防寒着をまとった冬芽がちゃんと準備されている。

落葉樹は冬の間活動を停止しているように見えるけれども、冬芽に栄養を補給し春に備えることを忘れない。わが家の庭木は大部分が落葉樹である。したがってこの時期になると庭の日当たりが良くなって明るくなる。そして太陽が低いところを回るから、太陽光が部屋の奥まで差し込むようになる。だから天気さえ良ければ日中は暖房要らずだ。

太陽のエネルギーはすごいと思う。もしも地球がもっと太陽に近かったら青い地球は存在しなかった。灼熱で水は蒸発し、生物が住めない死の星になっていたに違いない。反対にもっと太陽から離れていたならば極寒で同様に死の世界になっていたことだろう。

地球上に生命が誕生する環境が作り出されたのは、偶然ともいえる太陽と地球との距離によるものに他ならない。今日は朝から良く晴れている。そして斜めに差し込む日差しが部屋を暖めてくれている。同じ日本でも冬の日本海側は雪雲に閉ざされることが多く、太陽光の恩恵を受けることが少ない。

偶然ではあるが太平洋側の仙台に生まれ育ち、職も仙台、定年後も仙台暮らしが続けられて何と恵まれていることだろうと時々思う。大概の台風は避けて通ってくれるし気候も暑からず寒からずである。地震の心配さえなければ、こんな住みよいところは珍しいのではなかろうか。東京・大阪のようなメガロポリスでなく、さりとて田舎でもない、ちょうど良い按排の都市であることも気に入っている。