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11月19日(金)失言の連鎖

2010-11-19 19:13:25 | ★③(は)お父さんの閑話365日(転載)
11月19日(金)失言の連鎖

「個別の事案についてはお答えを差し控えます」、「法と証拠に基づいて適切にやっている」の二つを覚えていれば法務大臣は務まると現職の法務大臣が言った。今月14日広島であった就任祝いの席で語ったことである。祝いの席だから舞い上がって口を滑らせたのかもしれないが、これはまずかった。野党が問責決議を出すと息巻くのも無理はない。

二つの言葉は官僚の入れ知恵だろう。ここから見えてくるのは依然として大臣が官僚に支配されている構図である。そうでないと言うのなら、官僚言葉でない答弁を自分の頭で考えてするが良い。菅首相は問責決議が可決されても法相を続投させる構えと言うが、さっさと辞めさせた方がすっきりする。

法相発言のほとぼりが冷めない昨日、今度は仙谷官房長官が自民党の世耕弘成氏の自衛隊に関する質問に対して参議院予算委員会で「ある種の暴力装置でもある自衛隊は特段の政治的な中立性が確保されなければならない」と発言した。自衛隊を暴力装置呼ばわりするとは何事かと騒然となり、仙谷氏が慌てて「実力組織と訂正する」としたうえ謝罪した。見解をただされた菅首相も「自衛隊の皆さんのプライドを傷つけた」と謝罪した。

党の要である官房長官まで国会で失言するとは、菅内閣のタガが緩んでいるとしか言いようがない。菅首相は内閣の一角が崩れればドミノ辞任に追い込まれかねないと警戒しているようだが、それより何より小沢氏の扱いをいつまでもうやむやにしていることの方が民主党のイメージダウンにつながっているのではないのか。岡田幹事長任せで埒が明かないなら党代表である菅首相が決断を下すべき時期が迫っていると思う。身内にも厳しく当たらなければ緩んだタガを締めなおすことは出来ない。