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2010年11月24日(水)ああ、北朝鮮

2010-11-24 12:27:29 | ★③(は)お父さんの閑話365日(転載)
2010年11月24日(水)ああ、北朝鮮

北朝鮮という国は何をやらかすか分からない。昨日、南と北に分かれてはいても同じ民族が住んでいる大延坪島(テヨンビョンド)に砲弾の雨を降らせた。この突然の攻撃で韓国軍兵士2人が死亡、島民など19人が負傷した。これに対して韓国軍が応戦、南北の緊張は一気に高まった。

これまでも北と南の軍事衝突は繰り返されてきたが、それは軍隊同士の小競り合いだった。北が韓国の民間人が住んでいるところへ攻撃を仕掛けたのは初めてである。北朝鮮は韓国の挑発に対する報復だと言っているけれども、それだけなのだろうか。真の狙いは他にあるような気がする。

北朝鮮はアメリカとの直接交渉を望んできた。そのためにあの手この手で秋波を送って来たがアメリカはまったく振り向いてくれない。ミサイルを発射したり核実験をするなど、きわどい手も使ってみたが効果はなかった。国は疲弊し国民は飢えに苦しんでいる。

こうなったら形振(なりふり)かまっていられない。危険な賭けではあるが韓国領土を大砲で攻撃してアメリカを交渉のテーブルに引っ張り出そうとしたのではなかろうか。もう一つ考えられるのは、先ごろ金正日総書記の後継者に指名され、軍を束ねる立場にある金正恩大将の初仕事という国内向けの演出もあったのかもしれない。

幸い韓国やアメリカの対応は冷静であり、北朝鮮の後見人である中国も推移を見守る態度を取っているので、これ以上事態が悪化することはなさそうだ。それにしても北朝鮮と言うじゃじゃ馬を放って置くわけにも行かない。飼いならして国際社会に迎え入れるうまい方法はないものだろうか。独裁者の下で飢えている大多数の北朝鮮国民が哀れである。