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2010年11月25日(木)無題

2010-11-25 15:12:36 | ■⑪大事な言葉★観たい映画★
2010年11月25日(木)無題

庭の樹木が次々紅葉して葉を散らしてゆく。ウメはすでに丸裸になり、カリンも黄色い実を残したまま葉がほとんど落ちた。赤褐色に染まったコナラは梢に僅かに葉を残すのみで、幹や枝が良く見えるようになった。こうなると羽を休める小鳥や忘れたころに姿を見せるリスの姿をじっくり観察できる。

落葉樹でまだ葉をつけているのはドウダンツツジ、サンショウ、クリ、ブルーベリーなど数少なくなり、これらの木々も来月上旬には丸裸になるだろう。骨格だけになった落葉樹の立ち姿もそれぞれに個性があって面白いものである。

昨日の冷え込みで仙台は初氷が観測されたという。このところ道路に落ちているトンボやカマキリの死骸が目立つ。寒さで凍え死んだのだろう。毎年繰り返される光景であるがそれが多くの昆虫のライフサイクルなのだろう。彼らは成虫で冬を越すことはなく、トンボは水中に卵を産みカマキリは木の小枝や草の茎につけた卵塊で子孫を残す。

冬でも暖かい家の中で越冬するちゃっかりものもいる。テントウムシやカメムシの類だ。どこから侵入するのか分からないが窓枠とガラス窓の僅かな隙間に入り込んでいるのを見かける。春になるまで飲まず食わずだと思うが、どうやって生命が維持できるのだろうか。おそらく冬眠状態で消費エネルギーをほとんどゼロに近くする術を身につけているのだろう。

これらの虫けらに比べると人間はエネルギー浪費型で、はなはだ効率の悪い生き物だと思う。何を血迷ったか大砲を同胞に向けてぶっ放すのも人間である。昆虫や動物、樹木など自然界の生き物はこんなアホらしい事はしない。ひらひらと舞い落ちる木の葉を見ながらくだらないことを考えるのも人間である。