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2010年11月20日(土)果物の秋

2010-11-20 12:11:53 | ★③(は)お父さんの閑話365日(転載)
11月20日(土)果物の秋

秋は果物が豊富に出回る。カキ、リンゴ、セイヨウナシなどが出盛りだ。日本はうまい果物に恵まれている国だと思う。カキは世界中どこでもカKAKIで通用するグローバルな果物だし、国産リンゴは高級品として珍重される。

カキは甘柿と渋柿に大別されるがどちらかと言うと渋柿を加工したもの方がうまいように思う。渋柿を皮をむいて干せば保存が利く干し柿になる。ヘタに焼酎を吹きかけてしばらく置けば渋が抜けて甘くなる。砂糖が手軽に使えるようになるまでは貴重な甘味料だったのだろう。渋柿をむいた皮をハクサイと一緒に漬け込めば漬物の風味が増した。

リンゴは種類が多く早生から晩生まで旬の時期が長い。皮が緑の夏リンゴに始まり、津軽、紅玉と続き、デリシャス系、陸奥、ふじ、印度、国光と初冬まで収穫できる。現在栽培されているリンゴはすべて明治以降に外国から導入したものか日本で改良されたものである。

大きさと言い、うまさと言い日本産リンゴはダントツの品質を誇り、外国の富裕層に受けている。どうやら日本人は果物まで芸術品にしてしまう名人のようである。リンゴの原産地はアジア西部からヨーロッパ南東部とされているが、現在のトルコや地中海沿岸諸国では日本のような立派なリンゴを見かけることはない。

セイヨウナシが脚光を浴びるようになったのは近年のことである。収穫直後のセイヨウナシは硬くてまずく食べられなかったことが普及を遅らせた。収穫してから追熟させ実が柔らかくなってから食べるが、その食べごろの判定が難しい。主流のラフランスは甘み香りとも申し分ないけれども、なかなか気難しい果物である。山形や岩手の知人からリンゴ、カキ、セイヨウナシが届いた。食べごろを逸しないように頑張らなければならない。