山で鍛える

修行・訓練・山行の記録用

としまえん IMAX ダンケルク go!

2017-09-24 11:31:16 | 旅行・お出かけ

豊島園駅、こじんまりのんびりしてて好きだなぁ。
この日は秋晴れで湿度もなく気持ちが良かったから、余計にそう思ったのかもしれません。






SO、このビールにポップコーンがしたくて、早朝に鍛錬棒振り回すのとジョギングをこなしたのです。気持ち良くビールが飲みたい一心で。
後で鍛錬棒振らなきゃという、それまで(振り終えるまで)は開放されない鍛錬棒に支配された状態では観たくなかったのです。


朝の0920にIMAXで観ました。


戦争物は全て観るし、戦争物だから人より高評価するワタクシですが、この『ダンケルク』は前評判や派手なプロモーションの割には、う〜んと唸ってしまうような出来に感じましたよ。
評価で言うなら2.8〜3.2くらいかな。THE・駄作。
もちろん人それぞれだから、良いという人もたくさんいるのかもね。
俺はイマイチどころかイマニ、イマサンでしたねぇ。
激しい戦闘シーンが続くのに、飽きる(飽きてくる)って普通あり得ないと思うんです。
何故ゆえ緊張感を感じて観続けられないのでしょう。
IMAXで観てもコレだから、家のテレビやタブレットで観たら酷いことになるんだろうなぁ(^^;)

苗場山攻略戦 2

2017-09-23 20:34:15 | 修行・訓練



登りに3時間以上かかるような山は、とにかくバテないようにペースを抑え目で我慢して、黙々と登り続けることがコツかなと思っています。




木道の箇所は大概フラットに近い登りなんで、歩いていても休憩になるし、息を整える事が出来ます。



突き当たったところにある分岐を左に進んで行きます。



岩(股擦り岩)があり一旦下ります。




ついに苗場山が見えて来ました!


これから歩いて行く道もハッキリと見えますが、
鞍部まで恐ろしいくらい一度下がってから登り上げる地形を見て、震え上がります。(笑)


引くくらい下って行きます。

鞍部まで下りて来ました。


苗場山はすぐそこに見えますが、まだ急登の登り返しという最終関門があるのです。






この苗場山の山場は、最後の急登での登り返しです。
山に鍛えられてることを実感しながら、喜びを体で感じて登って行きます(Mっ毛あり)。


はひい。


ぱぴぱぴい。


クルピポ。


で、抜けました!
こんな頂上は初めてです。
そこには東京ドーム何個分的な広大な湿原が広がっていたのです!




マジかぁ〜?
今まで登った山とは全く異質な頂上の広さです。












1100登頂です。
実に3時間5分黙々と登り続けました。






もう泣きそうなくらい美味かったです。
塩っ毛、甘味、米の旨さ、身体に染み渡ります。

広〜い山頂。風がとても強く、びしょ濡れの体に突き刺さります。体感温度0℃。
実際は5℃くらいだったのかな?
10月、11月の山が怖いっすね。

はぁ〜。
言葉にならねえだ。
美味し!
シャリバテしないようにガッツリご飯を食べて、1120下山開始です。







この稜線を歩いて帰りました。

そして1350下山完了です。
登り3時間5分、休憩20分、下り2時間半の合計5時間55分の山行でした。
結構なガッツリ登山でした。

総評です。
斜度がそこまでではない分、体力のある前半は楽に感じましたが、登り詰めた神楽ヶ峰を引くくらい下ってからの苗場山への登り返しは強烈でした。
やはり急登はキツいし、急登でこそ心身ともに鍛えられますね。
でもその区間は距離が短いので、そんなに消耗せずに登れました。
全体の距離は長いです。帰りに結構ダレます。
歩くの嫌になってワガママになります(笑)
1泊2日で推奨されている当コースですが、日帰りで十分こなせます。
道中の湿原、そして急登を登り切ると出現する頂上に広がる大湿原はまるで天国の景色のようで、不思議な美しい空間でした。


苗場山攻略戦 1

2017-09-21 20:53:18 | 修行・訓練
【苗場山】☆日本百名山
標高 :2,145m
メンバー :2人
天気 :晴れ後曇り
駐車場/登山口:祓川登山口駐車場(旧かぐらスキー場第2リフト町営駐車場)→和田小屋→神楽ヶ峰→苗場山 ※ピストン
標高差 :1,245m(累積標高差)
距離:約13km

Auto事業部部長と2人で登って来ました!
祓川登山口駐車場。
百名山の駐車場だけあって、そこそこ広くて清潔なトイレも完備されてました。




0755スタートです。



20分ほど歩いて和田小屋に到着。

ここからが登山道の開始です。

秩父や奥多摩と違い、長野などの高山っぽい雰囲気です。
そういえば新潟の山は初めて登りますよ。







ゆっくりと着実に同ペースにて登って行きます。




幻想的で美しい極楽浄土みたいなとこに出ました。笑

湿原です。すごく綺麗ですねー。


尾瀬を思わせます。
燧ヶ岳至仏山の美しさを思い出します。



つづく

高尾山・小仏城山攻略戦

2017-09-21 20:31:09 | 修行・訓練
【高尾山・小仏城山】
標高 :599m・670m
メンバー :単独
天気 :晴れ
駐車場/登山口:八王子市営駐車場(高尾山口駅隣)→高尾山(1号路にて)→小仏城山 ※ピストン
標高差 :478.7m(単純標高差)
距離:約12.2km

午後から気楽に登れる近場の山はやはり高尾山なので、とある午後に軽い訓練登山で行って来ました。


この日は靴はトレイルロック255、ザックやウエストポーチは無しつまり手ぶらです。
なんせ高尾山なんでねー。

最大800円の市営駐車場が1番安いんじゃないかな?
いつもここに駐めます。
1250スタートです。


高尾山口駅。


ここからが登山道のスタートです。




高尾山は全ての路で登ってると思いますが、個人的にはなぜかこの舗装された1号路が好きです。この日も1号路で登る高尾山に行きたいと思い来た次第です。





しっかしめちゃくちゃ人が多くなったなぁ。
年々ギュンギュン増えてるのでは?
ジーンズやスニーカーはまだマシな方で、サンダルやヒールの靴やスカートで登る人がたくさんいます。
そして外国人もかなり登っています。
高尾山なんで、ただのピストン(奥高尾を縦走しないの)であれば、逆に登山の装備をする必要は全くありませんが、最低限の装備をしないと足にマメが出来たり、挫いたり、怪我したりと嫌な思いをすることになるんじゃないかと思いますけどねー。




この分岐はいつも男坂から登ります。
だって男なんだもの。

山王院へ。


そう言えば天狗食いてえなぁ〜。
しかし1番の相方が天狗の化学調味料に拒絶反応示してるからなぁ…。






子供の遠足も3組くらい見ました。
ちばりよ〜。
お利口さんね〜。





1340頂上に着きました。


いやぁ〜。ものすごい人がいるぞー。笑


自販機で買っての水分補給。
高尾山が手ぶらで登れる理由です。


1350城山に向けてスタートです。


高尾山のピストンは、人混みで全く自然なんて感じられません。非日常を感じる事が出来ないどころか、日常が襲ってきます。笑
実は、この高尾山の魅力は頂上奥手にある「奥高尾縦走路」から始まるんです!
最低でも是非隣山の「小仏城山」まで足を延ばして下さい。
出来れば更に「景信山」、そして次の「陣場山」まで縦走して下さい。
(更には相模湖、生藤山と繋がっているのです!!)
この奥高尾の静かで美しい自然が満喫出来ますし、小仏城山山頂の茶屋でカキ氷やお団子やお汁粉を楽しんで下さい。高尾山山頂の何十分の一しか人が居ませんし、その人たちのほとんどは自然を静かに楽しむハイカーなのです。

行程としては、まずは高尾山から100〜150mくらいグングン下ってからの登りとなります。
※故に往復するとこの行程、累積標高差は700mくらいあるんじゃないかと思われます。








一丁平。


こんな感じでヴューが開けてます。








キツい登りではないのでスイスイ登って行けます。






1420城山に到着しました!
高尾山からは早足で来てちょうど30分ですね。





カキ氷の誘惑に負けちまいそうでした…。
高尾山の頂上より、絶対こっちの城山頂上の方がのんびりと寛げると思うけどなぁ。
たった30分足を伸ばすだけですよ。

1425に下山開始して、1450に高尾山山頂に戻り、1540駐車場に着き下山完了しました。

ちなみに
帰りは薬王院にて権現力ソフトと



力水(ぶどう酢ジュースみたいなドリンク)を飲み食いし、のんびりと下山しました。


そして麓に下りてからは、


ミルクソフトを食べました。

ソフトクリーム食べるために登山してますから。
ええ。

総評です。
時間があれば景信山まで縦走したかったです。
その方が訓練登山になるので。
今回は少し物足りない行程ではありましたが、午後からの登山なので仕方ないですね。
文中にも書きましたが、高尾山は奥高尾を縦走してこそ自然と非日常を満喫出来るので、皆様も高尾山に行った際は、是非城山や景信山まで足を伸ばしてみて下さい。
実は奥高尾縦走路はそんなに激しくないアップダウンが続き、トレランに最適なんです。
高尾山は平日に行っても人が多すぎて、ものすごい観光観光していてハイカーは全く寛げませんね(^^;)

霧島みやまホテルの夕食

2017-09-17 21:11:19 | 旅行・お出かけ

前菜を肴に

生ビールで〜
あっり、かんぱ〜い!!


刺身。
ここのホテルは料理長が相当出来る人と見たり。
前菜でも感じましたが、この刺身を食べて確信に変わりました。
ここの飯はめちゃくちゃ美味いぞと。


酢の物。


早くも『三岳』お湯割投入。
鹿児島に来たら地酒を飲まないとね。


鹿児島牛の代表格『鹿児島黒牛』。
なんと契約農家から直接取り寄せた貴重な一品です。
霜降りの脂身と軟らかい肉質を堪能し、幸せ一杯でした。


鹿児島黒牛のステーキはこのガーリックフライと黒胡椒を大量にかけて頂きました。
酒が止まらんがな。


吸い物。

りんごのグラタン。ヘタ意外は全て食べました。
美味いぞ!


鯵の天ぷら。
これも揚げたてですごく美味かった。
ジューシージュワーですわ。
登山の後やぞ!
油(ここのホテルのは良質な油)が体に染み渡るがな。


かんぴょう海苔巻き。
多分ですが、私がこの食事会場にて1人ご飯にもかかわらず、ゆっくりと2時間くらい飲んでたので、先方はご飯を出すタイミングが難しく、俺のタイミングでいつでも食べれるように海苔巻きを出してくれた気がします。
そんな気がします。
普通は炊き立ての銀しゃりなんじゃないかな?

ちなみにお米は自社生産の『ひのひかり』です。


味噌汁。
独特でした。甘い何かがたくさん入ってた。
神の領域の味噌汁でしたね。


水菓子。

味も量も大満足の夕食でした。
登山後の変態食いしん坊(独身)を満足させてくれるのですから、質量とも申し分ないですよ。
ここのホテルの食事はお薦めですね。
繰り返しですが、お部屋は研修施設や合宿所レベルです。風呂は完全貸切で湯質は最高。
以下じゃらん的にまとめてみましょうね。
朝食4.6
夕食4.8
風呂5.0
部屋3.0
接客4.0 (かしこまってない気さくさがいいです)

こんな感じのお宿でした。
また再訪したいな。


開聞岳攻略戦 2

2017-09-17 20:47:55 | 修行・訓練





8合目到着。ずっと同じような傾斜(極端なキツい急登区間がない)の山なので、ペースに乗ると黙々と労務のように登り続けられる山です。








9合目。休憩なしで登って来てるので疲れてはいますが、ここまでくればゴールが見えてますから、自然と足取りは軽くなります。










岩がゴツゴツしてきました。



山頂まで52m!
なんか中途半端な道標ですねー。笑


山あるあるで、山頂直下は急登が多いです。
私にとっては最後の頑張りどころというよりは、もうペース配分しなくていい開放感で、むしろペースを早めてガシガシ登れる楽しい区間です。


1340登頂しました!
1時間50分かかりました。

皇太子殿下は結構たくさん登ってますね。


今回の鹿児島遠征は山のレベルも大したことないし(安全な山、行程も短いという意味)、ザックは持たずに、ウエストポーチで登りました。
その方が行き帰りの飛行機も楽なんでね。
その分、水は3本がMAXなので、めちゃくちゃ暑かったし汗をかきましたが、残量を考えて少しセーブしながら登りました。

予報よりも天気に恵まれました。過去の経験でも、どちらかと言うと晴れ男です。

種子島、屋久島等が見えます。






百名山なのに頂上は完全貸切状態でした!




飛び出てる岩に飛び乗り下を見て撮影。
Free as a birdです。幸せ。


登りたかった山に登ると嬉しさや達成感は一入ですね。
1350下山開始して、1450に下山完了しました。

下山後撮った開聞岳。

総評です。
本州最南端の山、鹿児島空港から屋久島に飛ぶ時にその堂々たる勇姿を見せてくれる開聞岳。
標高が1,000m未満なのに、筑波山とこの開聞岳は例外として日本百名山に選出されています。
薩摩富士として古くから地元の人にも愛されている山です。
そして数年前から登りたかった山でした。
いざ登ってみると、5合目までは樹林帯を登り眺望もないのでつまらないのですが、7合目くらいから所々眺望が開けたり、岩場が出てきたりとコースに変化が出てきて楽しくなります。
コースは全般を通じて急登ではなく、アップダウンもないのでそこまでキツくないです。
標準タイムは3時間ですが、私は1時間50分で登りました。50代くらいまでの山慣れしている方は1時間半から2時間くらいで登れると思いますので、距離も短く気軽に登れる山と言えるのではないでしょうか。
頂上からの眺望は屋久島や種子島まで見えるほどですし、本州最南端の海岸線も航空写真のように見ることが出来ます。
何より、いつもはほとんど関東甲信越の山ばかりですから、九州の山に登ってるというだけで楽しくて幸せでした。


霧島みやまホテル

2017-09-15 21:31:51 | 旅行・お出かけ

みやまホテルに泊まってきました!
2日目にサッと高千穂峰に登ってから15時のフライトで帰京しようと思い霧島に泊まりました。
(指宿温泉に泊まろうかすごく悩んだ結果です)

部屋はこじんまりとしていました。ホテルや旅館と言うより宿泊所って感じでした。
でも今回みたいな登山旅行ではこういうシンプルスタイルが好きです。
※あまりに贅を尽くしたベースだとその空間を長い時間ゆっくり楽しみたくなり、サッと早寝早起きの登山旅行とは合わない気がするのです。

部屋からの景色1。


部屋からの景色2。


部屋からの景色3。
鹿児島は1730になってもまだ陽が落ちる気配がありません。そして夕方だから涼しくなることもないのです。
まさに晩夏でした。




風呂は露店3つ、内風呂2つ、これが掛札システムにより貸切です。






嬉しい扇風機、ドライヤー完備。




温度は41〜42℃と関東人からしたら熱めですが、女将の説明通り、熱いのは最初の1分だけで、その後は10分、15分浸かっても不思議なことに汗が噴き出しはせず、長湯出来るんです。
これには驚き。霧島温泉の湯質なのでしょう。
湯上りも汗が止まらないとかはなく、サッと汗が引いたので、究極の汗かきの私には素晴らしい温泉でした。

何よりこの贅沢空間を貸切で一人きり。
登山の疲れをゆっくりと癒し、この後のお酒と夕食が楽しみで気分の良さが最高潮でした。

お風呂まではホテルからは1、2分くらい歩くのですが、風情があって私はこういうスタイルは好きですね。浴衣着てのんびりと行き来してね。
(ただし、足が悪い方にとっては不自由なお風呂の立地となります)


夕食までの15分で晩酌開始です。
朝から何も食べておらず、移動や登山でしたので、体中に染み渡りました。
このために生きてるんじゃー!!
温泉と酒のため、美味い飯の為に登山をしてると言っても過言ではありません。
苦労して頑張った1日への充実感や達成感から、信じられないくらいの至福を得れます。


開聞岳攻略戦 1

2017-09-15 18:13:06 | 修行・訓練
【開聞岳】☆日本百名山
標高 :924m
メンバー :単独
天気 :晴れ時々曇り
駐車場/登山口:かいもん山麓ふれあい公園→開聞岳 ※ピストン
標高差 :971m(累積標高差)
距離:約8.4km

お気楽極楽鹿児島ツアーに行って来ました!
今後予定している九州遠征(1年半前に全て予約後、直前にあの熊本地震の為泣く泣く中止になった3座攻略戦)とは別に開聞岳だけはサッと登っておきたくて企画しました。

別名・薩摩富士とも呼ばれる秀麗な山容の開聞岳、当時沖縄に向かう特攻隊員が翼をバンクして何度も振り返ったであろう山、晴れた日には硫黄島や竹島(共に鹿児島の島の方です)まで遠望出来る様ですね。
やはり日本人だから、富士山のような円錐形の堂々たる山容に自然と惹かれてしまうのです。


てっぺんは雲隠れしてますが、円錐形の独立峰が鎮座してる姿は、あの忌々しい羊蹄山を思わせます(>人<;)!


かいもん山麓ふれあい公園駐車場が登山ベースです。
愛車のマーチちゃん。
そんでもって1150登山スタートです。


立派な管理棟があります。
この日は食事やらはやっていないようでした。


やはり山頂付近は雲隠れしてます。
俺が登る頃は雲がなくなっておくれよー。

今日は4年前に買ったメレル プロテラスポーツをおろしました。








2合目登山口。
今まではウォーミングアップで、ここから登山に入る感じです。









1合づつ道標が出てきます。円錐形の山あるあるですね。励みにもなるし、なんか長たらしくも感じるし。
俺は個人的にはたまに何kmって出てくる方が好きかな。

鬱蒼とした樹林帯を進みます。
今回、テキトーに来て一つ失敗したのが、九州は
まだ晩夏でした(^^;)
東京は初秋で湿度なく涼しく蝉も皆無ですが、九州は蝉がジャンジャン鳴いてて、湿気もありサウナのような嫌な暑さでした。
そこにきて1,000mに満たない低山ですから、暑くて恐ろしいくらい汗かきました。



5合目に来てビューが開け、風が抜けるようになりました!


海が見える山こそ最強かと。
スカイダイビングみたくてすごく好き。


7合目からのビューです。
ばっちりと種子島、屋久島はおろか、硫黄島や竹島まで見えました。
やや天気が不安だったので(朝から雨、空港は小雨)、すごくテンション上がりました。












仙人洞。よく分からないのでスルーして先を急ぎました。


つづく

高千穂峰攻略戦

2017-09-14 18:56:29 | 修行・訓練
【高千穂峰】
標高 :1,574m
メンバー :単独
天気 :晴れ時々曇り
駐車場/登山口:高千穂河原登山口→高千穂峰 ※ピストン
標高差 :604m(単純標高差)
距離:4.6km




高千穂ビジターセンター。
駐車料金は500円です。
その分トイレ、自販機と完全配備です。
0805スタート。






ここから本格的な登山道に。
いきなりデカいヘビがいてビックリしました。






しばらくは樹林帯を進みます。




ザレてて普通の山より足が沈み滑るので、労力は2倍以上(当社比)でした。
まさに修業・訓練となる山でしたね。


樹林帯を抜けると高千穂峰がドーンッと姿を現しました。

ここからが更なるザレ場で、急登を登るのが大変でした。



岩場となり登るのが幾分楽になりました。
ここからは大人のアスレチックじゃ!



よじ登るように高度を稼いでいきます。


徐々に高千穂峰が近づきます。


登って来た道を振り返るとコレもんですよ。
すごい高度感じゃない?
スカイダイビングみたい。


左手はこんな景色。

まだまだ岩場は続きます。

ようやく稜線にたどり着きました。


お鉢の縁を歩いて行くのですが、お鉢の中はこんな感じです。 写真じゃ伝わりませんが、吸い込まれそうになる巨大さと神秘さでした。







進行方向左手。
雲上人ですね。

馬の背と呼ばれる細い尾根区間もありましたが、強風時や濃霧時に注意がいる程度で、今回のような天候では全く問題ない感じでした。

とは言え左手も深く切り立っており、滑落したらアウトなのは間違いありません。
スマホ持って歩いてたので、スマホを落とさないか心配でした。




山頂までのルートがくっきり視認出来ます。
一度鞍部に下ってから登り返せば山頂ですね。

鞍部に下りてきました。



このラストもザレてて大変でした。




なぜか道標が20m単位とかで出てくる区間がありました。笑
道標頻発地帯です。







0915登頂です。
コースタイム1時間半って書いてあったけど、休憩なしの私の足で1時間10分かかりました。
ザレてて歩き辛い上に体力も消耗するので、
普通の人だと1時間半を超えちゃうと思います。

残念ながら山頂はガスで何にも見えませんでした。




あの有名な天逆鉾(あまのさかほこ)。
坂本龍馬が訪れた際に引き抜いてみせたって、龍馬はこんな国宝物をなんてことするんですか!笑
※調べたら現在のものはレプリカです。



簡易トイレまである素晴らしい頂上でした。
ガスガスではありますが、この高千穂峰の山頂は貸切りで堪能出来ました。

0920下山開始しました。
いつもはピストンだと帰りは写真を撮らないのですが、高千穂峰の素晴らしい景色に魅せられてしまい帰りも写真を結構撮りましたので、以下そのスライドショーです。






























1015下山完了です。

総評です。
前回はえびの高原から韓国岳にピストンで登りましたが、今回は高千穂河原から高千穂峰に登ってみました。
言葉では上手く説明出来ないのですが、なんか霧島って良いんですよ。笑
一言で雰囲気が良い。
歩いてて楽しいし、山頂から見る霧島一帯が美しい。日本の山の原風景そのものかと。
俺からすると「霧島」は戦艦霧島だし、「高千穂」は防護巡洋艦高千穂なんです。
しかし天逆鉾を坂本龍馬が抜いて見せたってヤバくないですか?笑
また来たいのですが、新燃岳が入山規制ですから、あんまり登りごたえのある山が他にないんですよね。
霧島温泉とパックでいくつも登れる山があれば最高なんですけど。
冬の登山か、もっと歳を取ってからがいいかもしれませんね。



大浪池攻略戦

2017-09-13 19:40:30 | 修行・訓練
【大浪池】
標高 :1,411m
メンバー :単独
天気 :晴れ時々曇り
駐車場/登山口:大浪池登山口→大浪池 ※ピストン
標高差 :341m(単純標高差)
距離:2.4km

高千穂峰攻略戦後でしたが、せっかく霧島に来たので、飛行機の時間(温泉やらレンタカー返しやら考えて)までにホント軽い山ならもう一つ登れるなと思い、大浪池に登って来ました!

通常、ここ大浪池登山口は韓国岳登山に使う人が多いと思います。
後は軽いトレッキングで大浪池を周回する人もいるのかな。
私の場合は時間がないので、単純に池までのピストンです。

人気の韓国岳ですね。
狭い大浪池登山口駐車場は満車でした。

1040スタートです。




こんな感じで0.5、6kmほどは石段がしっかりと整備されていました。


霧島は、関東甲信越の山と雰囲気は全く違います。神々しい原生林って感じです。










1100早足で20分で着きました!


大浪池越しに韓国岳を臨みます。

今日は時間ないから池の周回は見送りです。

1115登山口に下山完了。


霧島が活火山ということをあらためて思い知らされます。



総評ってほどの登山じゃないんですけど、大浪池登山口から韓国岳に登る雰囲気が分かりました。
これにてテキトーですが夕べ晩酌しながら決めたこと全て達成しましたので、達成感がすごいです。
後は温泉入って帰るだけ。
時間的にも余裕がある行動が出来そうです。


甲武信岳攻略戦 3

2017-09-12 09:42:22 | 修行・訓練
じーつはですね、この周回コースには大きな注意点がありまして、ただ下って毛木平駐車場ではなくて、下って登ってジャンケンポン!的な地獄のアップダウンコースだったのです!!

だぁったのです!!






1115三宝山。急降下してからの急上昇(登り返し)でキツかった。
この周回コース(下り)は埼玉管轄なんだね。


尻岩って、そんなマンマのオモロくないっす。
疲れてる時に尻岩とかオモロくないっす。












また新たなピークが見えてきた…。
下りでのアップダウンの連続、体力が極限まで消耗します。


鎖で急降下。

そんでもっての急上昇(登り返し)。


武信白岩山(さっき見えたピーク)と道標はあります(残ってます)が、立ち入り禁止のロープが進路に張られています。
今のコースはピークを巻いて進むのでしょう。
しかしここは自己責任にて、し、失礼しまーす(・・;)
立ち入り禁止のロープを潜り、15分ほどロッククライミングしましたが、ガスで全体像が見えず、ガスの湿気で足元も滑るため、一歩間違えたら死んでしまう為、頂上直下で泣く泣く到着を断念し、コースに戻りました。
※戻るのも実に危険でした。良い子の皆さんは真似しないようお願いします。


コースに復帰し、下山を急ぎます。


おいおい、また登りかよ。

大山を通過し、

そしてまた急降下。


まだまだ急降下は続きます。


ようやく十文字小屋が見えました。

十文字峠到着。しかし標高を見てビビったのがあれほど下ってきたと思ったのに、アップダウン激しかったせいで、甲武信岳頂上からそんなに標高的に下ってないんですよ。ここはまだ1,962mもあります。1,433mの毛木平までまだ500m以上も下るのかよと少しウンザリしました。








十文字小屋、十文字峠からもまたしてもアップダウンしてようやく駐車場近くまで下りて来ました。
※最後の最後までオッサンを甚振ってくれます。




綺麗な千曲川を眺めながらしばし休憩。もうこの時は帰路で食べるソフトクリームのことしか考えていません。喉はカラカラなんでソフトクリームを12個くらい食ってやろうかと妄想は膨らむ一方です。


1410やっと着いたぞ毛木平。
下りにマサカの3時間25分と登り以上の時間がかかりました。

総評です。
私は登り3時間5分+下り3時間25分の計6時間30分かかりました。
一般的なコースタイムは登り3時間30分〜4時間+下り5時間10分の計8時間40分(〜9時間10分)です。
つまりこの周回コース(反時計回り)は下りの方が所要時間が長いのです。
また、毛木平から甲武信岳の行き(登り)の標高差は約1,000m程度ですが、コース全体で1,550mの標高差があるということは、下りは下りなのに550m登りがあるということになります。 アップダウン(登り返し)が何度もあり、予想の倍くらい疲れます。
これがもし時計回りコースにしたら、私は登る自信すらありませんね(^^;)
いきなりものすごいアップダウンと距離を経て甲武信岳を目指すんですよ。頂上前に体も心も折れる気がします。
ですので、千曲川源流を歩くトレッキング的な登山で終えたい方や体力に自信がない方は、毛木平から甲武信岳の単純なピストン(反時計回り)をお勧めします。
体力に自信がある方でもせめて今回私が行ったコースの反時計回り周回コースにしといた方がいいと思います。
しかも反時計回りピストンだと、ずっと千曲川沿いだし、まるで屋久島の様な苔生した森を歩く感じの美しいコースですが、時計回りの方は綺麗なコースではなく、奥多摩や秩父を歩いている雰囲気となり見所はほとんどありません。
それにしても美しい景色を見ながら、ゆっくりと1,000mを登り上げようかとの企画が、良く調べて行かなかったせいで、下りが地獄のアップダウンとなり、体力気力共に消耗戦となってしまい、2度と登りたくない百名山(私のね)に認定されてしまいました。

甲武信岳攻略戦 2

2017-09-10 16:25:45 | 修行・訓練

小休止の後に頂上へ向けて出発。

千曲川源流からは本格的な急登です。ゆっくりと一歩一歩踏み締めて登って行きます。


ようやく尾根部に出ました。
緩く長く歩いた後の急登ですので、結構キツかったです。




アレが甲武信岳かな?








ガレ場になって頂上が近づいた感がプンプンします。


頂上手前にてようやく森林限界。




1035登頂しました。
3時間5分(休憩5分含む)かかりました。
結構疲れました。






頂上には仲の良い老夫婦のみでした。




これ、高速下りてから、長野か山梨のマイナーコンビニで買った塩むすび、通常塩むすびは最強、かつ山で食べたらエクスタシーですよ。
そのはずですよ。
しっかし、なーんかイマイチでした!笑
イレブン、ファミマ、ローソンの方が美味しいんです。
塩むすびにも当たり外れあるんですね。


10分休憩して、1045下山開始。周回コースなんで行きとは違うルートで下山します。

つづく

甲武信岳攻略戦 1

2017-09-09 16:51:47 | 修行・訓練
【甲武信岳】☆日本百名山
標高 :2,475m
メンバー :単独
天気 :曇り時々晴れ
駐車場/登山口:毛木平駐車場→甲武信岳→三宝山→武信白岩山→大山→十文字小屋→五里観音→毛木平駐車場 ※周回コース
標高差 :1,531m(累積標高差)
距離:14.8km


中央高速須玉ICを下りて国道141号線を、そして
県道68号線をひた走り、川上村役場を越えても更に進み、梓山地区(川上村)に入ったら写真の分岐が出て来ますので、右に入っていくと毛木平駐車場です。簡単に書きましたがIC下りてから58kmもあり遠いです。
ですが、正直飛ばせる道なので意外と早く着きます。
今回はモコが愛車でしたので、高速は全く飛ばせませんでしたが、下道がグイグイ行けたので自宅から毛木平登山口まで2時間45分でした。

最後はダートを走ります。

先客が10台ほどいました。
ここ毛木平駐車場は広いし空気いいし、清潔な水洗トイレ完備で前夜泊にも最適な登山ベースですね。素晴らしい!


登山靴に履き替え0730登山開始です。



この山、マルハダケブキが所々で咲いていました。





まずの目標は千曲川の源流。4kmですが緩やかな登りでのものなのでリフレッシュ登山という感覚でした。






奥多摩や秩父よりも八ヶ岳や屋久島の緑に近い雰囲気でしたね。










遠くまで来た甲斐があったと思える綺麗な緑でした。

千曲川源流を目指すイコール、千曲川沿いに進んで行きます。

滑滝に到着。

結構歩いてきたつもりも、源流まではまだ1.8kmもあります。








意外と長い。














千曲川源流に到着しました!
ここまで斜度は大したことないのですが、思ったより距離が長く感じて単純に疲れが出ました。
楽勝だと思ってたので意外でした。


マジでここから湧き出てる!
このチロチロと湧き出た少量の水が、美しい大河千曲川(新潟に入り信濃川)となって日本海まで流れてると思うと感動モノです。
信濃川、日本一長い川ですよ!!
そのスタートなんです。


ここでカロリー補給。
意外と疲れたのと、この後急登になるので、珍しく5分間の休憩を取りました。
山で食べるものは平地と比べて15倍くらい美味いのが相場(当社比)ですが、このチョコチップスコーンはイマニイマサン(ハッキリ言うと)したね。笑
しかも口中の水分を全部持っていき、4本しかない水の8分の1をここで消費しちゃいました。

つづく

鷹ノ巣山攻略戦

2017-09-07 23:51:09 | 修行・訓練
【鷹ノ巣山】
標高:1,736.6m
メンバー :単独
天気 :晴れ後曇り
駐車場/登山口: 東日原バス停駐車場→稲村岩→鷹ノ巣山 ※ピストン
標高差:1,122m(単純標高差)
総歩行距離8.4km

約1100m超の標高を一気に登り詰める、この日原から山頂へのコースは、奥多摩三大急登に数えられます。
今は基礎体力を作る初期段階なので、訓練登山で体に負荷をかける目的で登りました。

2年4ヶ月前にもこのコースから登頂しています。


0755、前回同様500円をポストに入れる自治会運営の有料駐車場に停めてのスタートです。


真正面に稲村岩が見えます。


2年前ですが、ルートはかなりはっきりと覚えてますね。ここを降りて登山道に入ります。


この橋を渡ってから地獄が始まるのです。








0845稲村岩に着きました。
今日はふくらはぎが重い。ふくらはぎ下の筋肉が硬くて重い。体を作り始めて2週間くらいなので、疲れのピークなんだと思います。


この稲村岩からが本当の地獄なんです。頂上までフラットな箇所は一切なしです。
高低差1100mを約3㎞、勾配40%にて登り上げる完璧にマゾ向けのコースです。


しかし本当にふくらはぎが重かった。
したがって非常にゆっくりとコツコツと登り続けた感じです。


フィスト(拳)大のカエルが飛び出て来て、気を失いそうになりました。


写真だとこの山の恐ろしさが伝わらないなぁ。












頂上かと思ったらその手前のヒルメシクイノタワでした。笑
詳しくは前回のブログ参照ですが、この山、ここを越えれば頂上かという雰囲気を何度も醸し出す、思わせぶり100名山なんです!笑
何度も裏切られ、その都度気力と体力が削られていくのです。








1045登頂です。
2時間50分かかりました。


山頂からのヴューはガッスガスです(¬_¬)


帰りは頂上から沢までずっと濃いガスに包まれ、視界はほとんどなく、登山客も皆無なので、よく考えると非常に怖いシチュエーションですよね。

【総評です。】
コースの内容の詳しくは前回のブログ参照で。
前回は2時間15分で登ってますね。
やはり現状は体力不足です。そんな現状が把握出来て良かったです。
下山した後、地元のおばあちゃん2人に「生まれたての子鹿のように、えらいびっちょびっちょやね」「こんな真っ白で何にも見えないのによく下山出来たね」と話しかけられました。
汗も史上最高クラスでかいたし、結構キツかったですね。
とにかくキツいコースなんで、ホントはもう2度と登りたくないんだけど、
マゾっ気があるのでまた冬に訓練登山で来てみようと思います。