山で鍛える

修行・訓練・山行の記録用

塔ノ岳・丹沢山攻略戦

2017-11-16 20:57:37 | 修行・訓練
【塔ノ岳・丹沢山】
標高 :1,491m・1,567m
メンバー :単独
天気 :晴れ
駐車場/登山口:大倉駐車場→塔ノ岳→丹沢山 ※ピストン
標高差 :1,580m(累積標高差)
距離:約18km

寝る前までは行ったことのない檜洞丸(ひのきぼらまる)のピストンにしようと思っていましたが、起きてから何かイマイチ気が乗らず、急遽予定変更で同じ丹沢の塔ノ岳(この時点では塔ノ岳ピストン)に行く事にしました。
ちなみに気が乗らなかった理由としては…
こないだの女峰山が人が居ない非常に寂しいコースで、案の定クマと遭遇したりだったので、人がたくさん登ってる賑やかな山に行きたくなった。
・檜洞丸ピストンじゃあ大した訓練にならないかなと思い直した。
・元々あまり遠出する気はゼロでしたが、ICからも近い山が良くなった(檜洞丸は同じ秦野中井ICも下りてから28km)。

8時前は秦野戸川公園駐車場が開いてないので、早い時間の登山ではいつもすぐ目の前のコイパに駐めます。

大倉はもう何度目か?
多分5回は来てると思うけどねぇ。
準備を整え0615スタートです。


朝日が斜面に差し込みます。
その斜面を鹿が3頭、躍動感一杯に飛び跳ねて移動していて、自然の美しさに立ち止まり見入ってしまいました。
※鹿は写真撮れませんでした。

ウォーミングアップでしばらく歩くと観音小屋に到着します。


まだまだ斜度はそんなにキツくありません。

駒止茶屋。

堀山の家を超えてから急登になります。
堀山の家→花立山荘→金冷シの手前までが急登区間です。
この大倉尾根(バカ尾根)の頑張りどころですね。


花立山荘。

ここで何と登山道に鹿を発見!


音を立てずに近づいて行きます。




この至近距離でも逃げない野生の鹿は初めてです。

さすがに撫でようとしたら逃げました(^^;)


塔ノ岳はもう目の前です。

左手には富士山(拡大なし)。

金冷シに到着。塔ノ岳まではたったの0.6kmです。
ちなみに左手に行くと昔KENJI氏と行った頑固オヤジのいる鍋割山です。


頂上直下にてボッカのおじさん発見。この季節でも生足短パンですよ。
山小屋はボッカのおかげで成り立ってますよね。
感謝です。


0835塔ノ岳登頂です。
ゆっくり登り、スタートから2時間20分ですね。


拡大なしの富士山。
ここ塔ノ岳は障害物(山も含む)一切なしで富士山を見れるのが人気の1つです。


立ったまま5分ほど休んで、0840丹沢山に向けて出発しました。

蛭ヶ岳は6kmか…。
行けそうなら行こうかと考えましたが、往復26km超になっちゃいますからねぇ(^^;)


アップダウンを何度も繰り返し、ようやく丹沢山が見えて来ました。


0920丹沢山登頂です。
塔ノ岳からは40分、大倉からは3時間10分かかっています。




丹沢山から見る富士山。

蛭ヶ岳は今日は諦めました。
行けない事はないけど、下山がボロボロになりそうなので。


この頃から海の方から厚い雲が流れ出して来ました。


みんな塔ノ岳でご飯食べてましたが、この丹沢山は広くて景色も良いのに人が居ないというheavenですよ。


銀シャリむすび。もはや山の定番、まずは塩っ気と米の甘みを体に染み込ませます。


ポーク玉子ツナマヨネーズ。沖縄だとコンビニのでもめちゃくちゃ美味いんですが(特にファミマ)、こっちのはダメダメでした(笑)
こんなのポーク玉子じゃないよ!!

15分休んで、0935に下山開始です。

1020塔ノ岳に戻ったら、ガスガスで景色は全くでした。山はやっぱりタイミングというか運だな。


ガスってるのは山頂付近だけですね。下界は晴れてます。
でも朝よりは雲が増えては来ました。

1150下山完了。


ここのクリームソーダが美味いのよ。
バニラアイスがまず美味い、そんでクリームソーダは炭酸とシロップ混ぜてるのか手作り感が実に良いんですよ。
前回はソフトクリームにしたら、例のアイスをソフトクリーム型に抽出するタイプので、残念な思いをしました。


総評です。 登り3時間5分(休憩5分含む)、休憩15分、下り2時間15分の計5時間35分の山行でした。
通称バカ尾根こと大倉尾根からの塔ノ岳は3度目になると思います。
そのまま丹沢山まで縦走したのは2度目となります。
勝手知るコースなので、ペース配分等はバッチリでした。
今回歩いてみてあらためて気づいたのは、結構フラットな区間がちょこちょこあるので、ドギツイコースでもないかなと思いました。
とは言えキツイことはキツイので訓練登山に最適です。皆さんが富士登山の訓練にこのコースを使うのも分かる気がします。
何より自宅から1時間ちょいで着いちゃうのに、こんなにガッツリ訓練登山出来るのは塔ノ岳しかないんです。
帰りも渋滞するとこあっても1時間半で自宅に着きましたので。
次は雪が積もったらアイゼン履いて登ろうかな。

那須岳攻略戦 3

2017-11-11 04:36:06 | 修行・訓練

朝日岳、茶臼岳が良く見えます。
1115最後の茶臼岳に向けてスタートです。






朝日岳、カッコいい山容だね。




峰の茶屋跡避難小屋まで戻って来ました。
後はちょいと茶臼岳に登るだけ。


最後の頑張りなので、鍛えてくれる山に感謝しながら一歩一歩登って行きます。








1255茶臼岳登頂です。






※KENJI氏が頂上で23分間爆睡するアクシデントあり。


1320下山開始、1405下山完了しました。


総評です。
登り何時間下り何時間ではなく、那須岳の雰囲気を楽しみながら三山をピークハントしたって感じです。
全行程で5時間15分(休憩50分含む)かけてゆっくり歩きました。
ずっと行きたかった那須岳に、11月初旬にもかかわらず気温、天気、風と最高のコンディションで臨めました。
コース的には危険箇所も特になく、急登もほとんどない、緩やかなアップダウンを繰り返す感じの初心者向けのコースだったと思います。
朝日岳の切り立ったソリッドな山容、三本槍岳の緑多き穏やかでなだらかな山容、茶臼岳のまさに活火山という荒々しい火口や岩場を持つ山容と三者三様の美しさがありました。
那須岳は最低でもこの三山を縦走することをお勧めしたいですね。

女峰山攻略戦 2

2017-11-11 04:33:26 | 修行・訓練

とにかくこの笹原区間がかなり長い。


左手に男体山が見えます。




白樺金剛。




延々と続いたほぼ直線の笹原を突き当たり、右に進みます。ここから尾根道となります。
ここまで斜度は大したことないので楽ではあるのですが、距離が長いのでナチュラルに疲れます。




ようやくコースに変化が出てきて、岩稜地帯が出て来ました。


八風。
ここから風が抜けて寒くなって来ました。




この辺から登っては急斜面をトラバースの繰り返しでした。
崩落地みたいな崖のトラバースなんで、とにかくガレててザレてて危なかったですねー。




黒岩。


笹原の急登を登り、また樹林帯に入って行きます。


『苦しけり されど 登れたし』
ホントにこんな感じの山。
この言葉に大きく頷き、そして励まされました。






女峰山と唐沢小屋が見えた。
道中女峰山の頭はずっと見えなかったんじゃないかな。ようやくのラスボス登場です。


ガレ場の斜面をトラバース。


唐沢小屋。
ここで、別のコースから来たおじさん3人グループ
と遭遇しました。この日初めての人ですよ。ここまで4時間近く誰とも会っていませんでしたから。
どこからですか?と聞かれたので日光東照宮からと答えたら、流石にビックリしてましたね。
おじさん達は高徳牧場に車停めて、志津乗越まで自転車で、そこから登って来たそうです。
志津乗越に車が入れなくなったから、このパターン増えそうですね。


唐沢小屋から山頂までが今回の登山の核心部です。
ここまで8.5kmくらい登り続け、疲れが出てるところに来ての急登です。


完全なるガレ場の斜面をよじ登って行きます。
石は全て動くし、土は崩れるしでかなり歩き辛いです。
それでもスリルがあって、ここが一番面白かったというのはあります。




登って来た方を振り返ると、おじさん達もガレ場登りに入ったのが見えました。


また樹林帯に突入。


明大ワンゲル部の子がここで倒れたらしい。
石碑があります。
経緯は分かりませんがご冥福をお祈りします。


そして、1215ついに登頂しました。
国道を0745に出てから4時間半休みなしで、コツコツと登り続けました。


結構なコースでしたので、率直にものすごく感動しましたね。心から嬉しいと思えました。なかなかこんな経験は出来ないものです。
これが登山の醍醐味かと。


男体山までの縦走路。このアップダウンは眼前にするとものすごいですね。
日光東照宮→女峰山→小真名子山→大真名子山→男体山と日光連山を日帰り縦走してる人のblogも見たことありますが、これは超人の域ですよ。
俺は行けても大真名子山までかな。最後の男体山の700超の登り上げは無理じゃないかな。

奥には雪を被りつつある日光白根山が見えます。


こっちは霜降高原方面。


登って来た日光方面。


この日のザックはコロンビア パッサデス25。
帰りの私服や靴も入ってるので、超パンパンです。
デカいザックも1つ欲しいな。


北斜面は残雪ありでした。


女峰山、感動したぞ!!ありがとう。

1225下山開始です。


行きに見逃してた箱石金剛。


実はラスト2.5kmくらいのとこで、しゃがんで靴ヒモを結んで居たら、半径20m(推定)以内の藪から『グォ〜(ヨダレダラダラの雰囲気)』『ゴォル〜』と猛獣らしき唸り声が聞こえてくるじゃあーりませんか((((;゚Д゚)))))))
100%の確率でツキノワグマです。
こちらを威嚇してるようです。
俺は立ち上がると同時にそこからの1.2kmくらいを、日本記録を上回るくらいの速さでダッシュで逃げました(>_<)!
しかしこんなに疲れてても、まさに火事場のクソ力で、こんなにも速く走れるんですね(笑)


青空まで見えて来ました。


1455行者堂が見えて来ました。
行者堂の裏手から早走りでガサガサと現れたら、参拝してた人が俺をクマと間違えて、声出して驚いてました。
驚かすつもりは全くなかったですm(_ _)m
登山の発想がない人は、この裏手が登山口になってるなんて絶対分からないですからね。


1305下山完了です。
観光客たくさーん(^_^;)
外国人マジたくさーん(^^;)
俺1人だけ汗だくでザックパンパンの汚い格好でした。


総評です。

バカ尾根こと黒岩尾根(日光東照宮)から女峰山登山でした。
登り4時間半、休憩10分、下り2時間40分の計7時間20分の登山でした。
一言で疲れましたね。
登りの斜度は緩やかなところ7割、急登3割みたいな按分ですが、距離が長いことに単純に疲れます。
普段のトレーニングがここまでのものを想定して行われていないですからね。
ただし登頂時の達成感と歓びは、過去最高のものとなったことは間違いありません。
コース的には中盤から後半にかけて、何度か崩落しているようなガレ場の斜面をトラバースしますが、そこは少し注意が必要だと思いました。
後は頂上直下のガレ場はトラバースではなく直登ですから、慎重に登り下りすべきです。
なんせ人が踏まないコースですので、百名山みたいなコースよりはいろんな意味でかなり心細いではありました。
頂上からの日光連山のヴューは格別です。女峰山が真ん中みたいな位置だからね。
自分に課したチャレンジを無事に達成出来て良かったです。
誰かが一緒に行ってくれとお願いでもされない限り、もう二度と行きませんが(笑)


小槌の宿 鶴亀大吉

2017-11-11 01:30:34 | 旅行・お出かけ

日光東照宮への近さは1番のホテルじゃないかな。私は今回女峰山登山の為、二荒山神社にいかに近いか(歩いて行けるか)でこの宿を選びました。
※前提としては一人で泊まることが可能な宿。








なんと部屋がめちゃくちゃタバコ臭かった(>_<)




内湯はやや温めで、


露天風呂はやや熱めかな。
※立ち上がると国道を歩いている観光客から見えてしまいます。


とにかく縁起の良さそうなネーミングが多いホテルでした。


登山→風呂上がり→打ち上げ開始です。
この瞬間の為に登山してると言っても過言ではありません(^^;)
登山な苦しければ苦しかったほど、温泉も酒も飯も最高なんだよね。






ウメ(>_<)
アンズ(>_<)
あ、あいたひよぅ…


朝食4.6
夕食4.8
部屋3.0
※とにかくタバコ臭すぎて… パチンコ屋レベルです。
風呂4.3
※泉質なのか入浴後塩素のような臭いが体にかなり残ります。それがなければ4.5ですね。
接客4.8

館内はとにかく清潔、フロントから案内係、食事の配膳係と接客はものすごく気持ちが良いです。
朝飯、夕飯はかなり美味いし、風呂は最高で言う事なしだからこそ、部屋が尋常じゃなくタバコ臭いのが本当に残念でした。
俺の泊まった洋室タイプだけかもしれないですけどね。
今度はタバコ臭い部屋を避けたい旨を伝えて予約しようっと。

那須岳攻略戦 2

2017-11-10 18:23:12 | 修行・訓練

10分休憩してから、1005下山開始して一度朝日の肩に戻り、三本槍岳を目指します。


2つくらいピークを踏みながら進みます。


名前とギャップがあり、なだらかな山容の三本槍岳。
このピークから一旦鞍部まで下って向かいます。










1100三本槍岳に到着しました。


福島方面遠くには猪苗代湖と磐梯山、安達太良山が見えました。


やっぱ山では塩むすびが一番美味いな。


こんがり炙っためんたいバターも美味かった。
15分ほど食事休憩を取りました。


つづく


女峰山攻略戦 1

2017-11-09 23:22:51 | 修行・訓練
【女峰山】
標高 :2,483m
メンバー :単独
天気 :曇り
駐車場/登山口:日光東照宮→女峰山 ※ピストン
標高差 :1,860m(累積標高差)
距離:約20km

前回回避した日光東照宮から登り上げる女峰山に挑みました。

ホテルから歩いて3分くらいで二荒山神社への看板が出て来ました。


まだこの時間はどこもやっていなくて静かです。


数週間ぶりの日光ですが、まだまだ紅葉が綺麗ですね。




ここが入口。
女峰山のにょの字も書いてないから、合ってるか若干不安でした。


右手の石段を進みます。




目印となる行者堂に到着。
ここで、少しだけ道を間違えたのは、行者堂を左手に見たままそのまま流れで石敷きの道を進んでしまい、一旦ぐんと下り、下りきったところで「女峰山」という道標が来た道を指してたので、焦って急いで戻りました。
体力が有り余ってる序盤の時間帯とは言え、長丁場のコースなだけに、無駄な登りをする少し嫌なミスとなりました(^^;)


正しくは行者堂の階段を真っ直ぐに登り、左裏手に回るとこのように女峰山への登山口が出て来ます。


緩やかな勾配の樹林帯をしばらく進むと殺生禁断境石が出て来ます。長いコースなんで、このような目印(ポイント)がこの後もいくつかありました。




緩やかな登りが続きます。


稚児ヶ墓に到着。
まだまだ序盤戦です。


つづく

那須岳攻略戦 1

2017-11-09 21:40:24 | 修行・訓練
【那須岳(朝日岳・三本槍岳・茶臼岳)】 ☆日本百名山
標高 :1,896m・1917m・1,915m
メンバー :2人
天気 :晴れ
駐車場/登山口:峠の茶屋駐車場→朝日岳→三本槍岳→茶臼岳 ※周回コース
標高差 :1,090m(累積標高差)
距離:約11.8km

久々に(まさかの燧ヶ岳以来?)KENJI氏と登山に行って来ました。
冬山直前の那須岳にです。
天気は晴れ、どころか気温も風の強さもこの時期にあり得ないくらい最上で、本当に素晴らしい一日だったことを最初に申し上げておきます(^^)


峠の茶屋駐車場に駐車。
0850スタートです。


曇り一つなく、恐ろしいくらいの稲荷系天気です。






平日なのにかなりと登山者が居ました。
人気の山なんですね。






峰の茶屋跡避難小屋に到着しました。
ここまでは緩やかな登りで楽勝でした。


まずは朝日岳を目指します。










朝日岳の肩。


朝日岳登頂です。






最後に登る予定の茶臼岳を臨む。


この後登る三本槍岳。


ヤマデノウメボシタマランネ


シオトマトモタマランヨ


つづく

小槌の宿 鶴亀大吉の朝食

2017-11-09 20:49:20 | 旅行・お出かけ

座る前に【(この日は)カマス、サンマ、金目鯛、アジ】から干物を1つ選ぶように言われます。










火をつけて食べるやつは、豆腐とツクネの鍋でしたが、スープがハンパなく極上でした。


俺はサンマをチョイスしました!!
上等なやつで、血合から全て超美味かった。
メインの骨と頭、尻尾以外は全て食べました。
こんなの初めて。
一般的には朝だから脂が無い方が良いのかもしれませんが、俺は脂ノリノリの極上サンマで大満足でしたね。
まあ、ここの宿は何食っても間違いなく美味いと思いますよ。

朝食4.6でした。

ご馳走様でした!
このエネルギーがあったからこそ、日光東照宮(二荒山神社)からの女峰山をヤれました。
感謝の一念です。

小槌の宿 鶴亀大吉の夕食

2017-11-08 20:32:19 | 旅行・お出かけ

最近は一人旅に慣れて来ました(^^;)


【食前酒】柚子酒


【前菜】
バジル和え
栗渋皮煮
黄金丸十
鮎甘露煮
茗荷黄身寿司


【先付】銀杏豆腐


お【お造り】季節のお造り二種盛り(鮪と湯葉)


【炭火焼】岩魚一夜干し ※これ神でした
鶏軟骨 ※これまた神でした
栃木の野菜色々




じっくり焼きます。
全てがこんなにも美味いのは素材が素晴らしいのでしょう。


【揚物】丸十挟み揚げ
イカ五色揚げ


【陶板焼き】栃木県産牛 ※自家製金山寺味噌焼き


【食事】湯葉ご飯
【香の物】三種盛り
【留椀】赤出汁


【甘味】胡麻団子
栗二色寄せ
季節のフルーツ

あれ?

4.8だな(笑)
これはすごく美味い。スイスイと美味い。
素材が良いから酒も進む。
あっという間に1時間半くらい経ってしまいましたー。

三室山・日の出山攻略戦

2017-11-03 22:06:56 | 修行・訓練
【三室山・日の出山】
標高 :646.9m・902m
メンバー :単独
天気 :晴れ
駐車場/登山口:即清寺→愛宕神社→愛宕山(奥の院)→三室山→日の出山 ※ピストン
標高差 :667m(単純標高差)
距離:約9km

この日は午前中に所用があったので、午後からの訓練登山で奥多摩に行って来ました。
練馬出て1時間15分後には登り始められるんで、やはり奥多摩は一番の訓練場ですよね。


即清寺隣の駐車場に停めて1210スタートです。


車道を歩いたあと、セブンイレブン道路斜向かいにある愛宕神社に入って行きます。




いきなりの石段地獄ですが、まあスタートなんで体力有り余ってますから、楽勝でした。


愛宕神社にてうちの猫たちの健康祈願。


神社左脇から登山道が始まります。


正直、まったくもって面白くない日も当たらない樹林帯を延々と進みます。


奥の院に到着。そしてここが愛宕山になります。
ここでもうちの猫たちの健康祈願をしました。

標高差は大したことないのですが、距離がまぁあある今回の登山です。


分岐が出てきて左手に進むと三室山山頂を踏めて、右に行くと巻道となります。


左手に進み三室山登頂です。




山頂は一方のみ開けており、基本的に樹木に囲まれ展望は良くありません。


三室山から日の出山山頂直下まではフラットな感じで楽々です。


「飛龍」墜落地。
終戦直前にこの日の出山にてこんな痛ましい事故があったのですね。知らなかったです。
英霊に合掌。


面白い道じゃない?
本音で言うと登山をしてて、道中コンクリートやアスファルトや鉄塔などの人工物は一切見たくないものです。


一旦アスファルト道路に出ます。
梅野木峠ですな。
左手に行くとつるつる温泉。


コ、コラッ!!
まといリスちゃんに落書きしてんじゃねえぞ😱💦


左手に進みます。
相変わらずつまらない道が続きます。
鬱蒼としてて日光が届かないので晴れてるのにそこ恩恵がないのです。


つるつる温泉との分岐。
この辺からやや急登になりようやく体が鍛えられます。


もっと俺を苦しませてくれー(笑)


ありがとうございます。


石垣が出てきて、開けて来ました。


1350日の出山登頂です。




このコース、99%はつまらない道でしたが、そのギャップからか頂上(1%)は素晴らしかったですね。広いし、明るいし、眺望良いし。
今日ってこんなに晴れてたんだぁ(笑)


もっちもちみたらし焼団子。
山頂で食べるという期待値からすると少し物足りない味だったかな。普通のみたらし団子。THE・普通。


御岳山の宿坊が近くに見えます。
御岳山からここ日の出山に縦走するのが一般的ですからね。


皇太子殿下も日の出山に登頂されていました。




立川市街かな。目を凝らすと新宿高層ビル群も見えます。

1400下山開始です。


登りは愛宕神社から来ましたが、下りは駐車場のある即清寺にダイレクトに下ります。


即清寺のすぐ上には立派な休憩所がありました。

ここのお寺、愛宕山内新四国八十八箇所霊場なるものが有名のようですね。

以下即清寺公式ホームページより抜粋です。
『江戸時代後期、相次ぐ天変地異や黒船来航などによる政情不安を憂いて、安政年間に時の當山住職融慧和尚が四国八十八箇所遍路を行い、持ち帰った各札所の御砂を寺の裏の愛宕山に納め、四国八十八箇所御砂踏みの霊場とすることを発願されました。融慧和尚は志半ばで病に倒れますが、事業は弟子の融雅和尚に引き継がれ、檀信徒の協力により壱千両余りの浄財が、近隣は勿論、遠く江戸市中からも集められ、慶應年間に愛宕山内新四国八十八箇所霊場として開創されました。一回りすれば四国遍路巡礼と同じ功徳を積むことになると言われる、御砂踏み霊場を境内に作る寺院も増えていますが、當山の霊場は規模の大きさ、歴史の古さでは他に例を見ないものです。』




1510下山完了です。
駐車場からダイレクトだから即清寺から登った方が良いですよね。愛宕山内新四国八十八箇所霊場も兼ねれるし。
でも私は今回飲み物を買うためにセブンイレブンに行き、そのトイ面にある愛宕神社から登り始めました。


総評です。
登り1時間40分、休憩10分、下り1時間10分の計3時間の軽登山でした。
ガッツリ行かない週にもこんな感じで軽くは歩いておきたい今日この頃です(^^;)
この日は早朝ジョギングもしてますので、このくらいの登山でも最後の方は珍しくお尻や太もも裏に軽い張りが出ましたね。
この愛宕神社(もしくは即清寺)からのコースは頂上直下までは日光を遮る鬱蒼とした樹林帯を延々と歩きますので本当に面白くないです。つまらないのに結構距離があるんです。
まずは愛宕山(奥の院)まではまあまあの登りですが、その後は日の出山直下までトレランに向いてるような緩やかな登りとなります。日の出山直下こそ急登となりますが、よし鍛えてくれよと思ってる間に頂上に着いてしまいます。
でも頂上は眺望から開放感から広さからと素晴らしいですよ。
やはり御岳山から下山する縦走ルートで通り、つるつる温泉に下山するのが一般的なのでしょう。