山で鍛える

修行・訓練・山行の記録用

夏までの山行予定

2016-05-28 13:22:23 | 修行・訓練
このゴールデンウィーク恒例の山行にて、
心身ともに一段落してしまうのですが、
今年は何とか単騎にて夏のアルプス遠征を実現させたいので、
もう一度目標をしっかりと持つことによって、引き続き基礎体力作りと訓練登山に励んでいければと思っております。

・天狗岳(唐沢鉱泉より登る)
・編笠山&権現岳(観音平より登る)
・縞枯山&茶臼岳
・甲武信ヶ岳(毛木平より登る)
・大岳山(氷川駐車場より愛宕山、鋸山経由で登る)
・城峰山
・鹿岳&四ッ又山
・高尾山&城山&景信山&陣馬山の縦走

このあたりを攻略していきたいと思います。
しかし、もう十分暑くなってきましたし、
虫の問題もあるので、山行が嫌な季節ではごぜえます。

単独行よりも、人と登った方が行き帰りの車を含めても数倍楽しいので、
行きたい人がいたら声をかけて下さい(^_^;)

『伍楼閣』の朝食

2016-05-28 11:28:25 | 旅行・お出かけ
品数は多いですが、それぞれが少量のため、ペロリとイケちゃいました。

左ブロックから(笑)

中央。

右ブロック。

ご飯はもちろんお櫃一杯頂いておりやす。

温物のがんもどき。



キノコバター。これは火をかけてアツアツで食べれます。

こちらも火をかけて食べれる味噌汁。
朝、空腹の胃の中に、出汁の効いた薄味で熱々の味噌汁が入るんです。体が再生されるような感覚を覚えました。

とっても美味しいんですけど、じゃらん的な評価をすると朝食3.7って感じになっちゃいます。
なぜだか分かりませんが、美味しい!美味しい!ってほどじゃないんです(^_^;)
あくまで個人的な感想ですよ。
もしかしたら薄味過ぎるのかな?
だとしたら女性とか年配の方は4.0以上の評価になるのかも。
薄味(素材を活かした)や出汁の味も分かるようになってきた私ですが、何か全ての料理に一味足りないような気がしました。
なんだろ?塩胡椒?単純に塩分かな。
この日は食後に皇海山登山を控えていましたので、こういう食事が合ってましたけどね。

でもいいお宿ですよ。
総合的には4.0みたいな感じかな。

谷川岳攻略戦 3

2016-05-27 16:11:36 | 修行・訓練
無思考にて一歩一歩登っていきます。
※登山のコツ(^_^;)



登ってきた稜線を見下ろします。THE・西黒尾根ですよ。

もうほとんど溶けてはいますが、一部に雪渓ありでした。

かれこれ1時間以上、虫(ハエ?)を引き連れた登山です。頭の周りに数十匹飛んでます。
手にも着くので、その都度叩き落とします。



最後の岩稜帯を登り切って、笹原に突入です。
もう頂上はすぐそこです。
傾斜もようやく緩やかになって、体も楽になりました。



谷川岳肩ノ小屋の道標も、トマの耳の山頂標識もハッキリと視界に入ってきました。



雪渓を横切ります。



ハエが飛び回ってるでしょ(笑)?
オッサンとハエがブレーメンの音楽隊のように御一行として歩いています。
0800天神尾根道との分岐に到着。

肩ノ小屋の道標からわずか0.1kmでトマの耳です。

まずは0805トマの耳を攻略しました。

天神尾根道方面。



オキの耳に向かいます。

少しアップダウンはありますが、距離は数百米しかないので、気が楽です。





0815とうとうオキの耳に着きました。駐車場からは2時間45分登りっぱなしでした(^_^;)
目標でもあった山なので、もっと感動したり達成感を味わえるのかなと思っていましたが、実際はまとわりつくハエ(虫?)がすご過ぎて、頂上での時間を満喫出来ず、サッと下山する感じになってしまいました。
そのくらいまとわりつくハエがすごかったんです
(>人<;)



晴れ間もある曇りのため、眺望には何ら問題なく、素晴らしい景色でした。









谷川連峰主脈。



一ノ倉岳、茂倉岳縦走方面。

この日初めて座りましたが、ハエのせいで数分で退散です(^_^;)
0820下山開始です。

植物が綺麗。高山の雰囲気です。

まずはトマの耳まで戻ります。

0830トマの耳巻道を通過。



この西黒尾根をまた戻るわけですね。

下り始めで2人のラフな外国人と遭遇し、ベラベラ話しかけられます(^_^;)

その外国人が連れてたワンコ。
こんな標高(約1,900m)でワンコと会えるなんて不思議な雰囲気です。



グングン下ります。

グンググーンと下ります。

下ってて思うのが、やはりここは大変なコースですな。

樹林帯を足早に下り、そしてとうとう登山口が見えてきました。時刻は1007です。

記念に西黒尾根登山口を撮影。

1015下山完了です。
登り2時間45分、下り1時間55分、山頂休憩5分の総計4時間45分という山行でした。


総評です。
日本三大急登に数えられる西黒尾根からの谷川岳は数年前から目標にしていた山でした。
しかし、急登はまだしも、危険な鎖場や岩場など、果たして自分の体力と技術で登れるのかなと必要以上に構えてしまい、また私の休日にこの山の天気が安定しないことも続き、なかなか機会がなかったのです。
そして出来ればオート事業部のみんなと達成したいと思っていたので、みんなの仕上がりが揃うこともなかなか訪れずタイミングが合わないという感じでした。
今年は私個人はそこそこ仕上がったので、この流れで、構えず気楽に、わざとザックも20lのノースフェイスシングルショットにして、ごく軽装でサッと行って来ました(笑)
本文中に全て書きましたが、最初の樹林帯は奥多摩の山々の方が急登でキツイと思うくらいの印象でしたので、谷川岳恐るるに足らずと早合点してしまい、ペースをグングン上げて、ラクダの背くらいでかなりバテてしまいました。
更に疲れているのに、後続の登山者との距離感を気にしてしまい、なんか自分のペースがおかしくなってしまいました。
これも経験ですね。
やはり登山はウサギとカメの話で言うとカメにならなければダメなんです。
もともとの性格が調子こきのウサギなんで、より一層自分を抑えながら、他人のペースは気にせずに黙々と登って行かないとイケナイのです。
まさに人生そのものですね(笑)
そして鎖場や岩場は、危険度に関しては本当に大したことありません。少し気を付ければ老若男女問わず頑張れるレベルだと思います。
(※無雪期、晴天時に限る。)
ただし岩場の急登なので、時には腿を胸や顎位まで高く上げてよじ登る感じで、それが延々と続くので体力的には全く楽ではありません。アスレチックと言うより、完全に軍事教練です(^_^;)

後はいくら厳しいと言っても距離は4km程度しかありません。
日々のトレーニングを数ヶ月こなすことが前提で、それこそマイペースで黙々と進めば何とかはなるんです。
それはキツイコースですが、やるとやらないでは今後の人生にも大きく違ってくるような経験値になります。
いい経験になりました。
体力がある人達は更に、主脈や一ノ倉岳方面に縦走して、よりハードな日帰り山行をしていますね。
私はこれにて精神的には一段落ついてしまいそうですが、せっかくここまで仕上げたので、次の目標を決めて、今の体力を維持して頑張りたいです。

谷川岳攻略戦 2

2016-05-26 23:23:40 | 修行・訓練
実は樹林帯を抜ければ、後は楽しい岩登りみたいなイメージでいて、樹林帯を抜ける後半にだいぶペースを上げてしまいました。

天神尾根道が綺麗に見えます。

写真をよくみると分かりますが、この辺りから、小バエ?虫が顔や頭の周りを30匹くらい飛び回り、頂上までずっとついてくるという、ものすごく不快な思いをしました(^_^;)
時期的に仕方ないのかな…。もうウザいなんてもんじゃないですよ。
俺は歩く汚物か(笑)?!

実際は私が描いていた楽しい岩登りで頂上にではなく、樹林帯に続く苦しい急登第二幕でした(>人<;)
イメージで言うと、行者小屋からの赤岳って感じです。要はキツイっちゅうことです(^_^;)

クピポッ!

待ってろよ、谷川岳。

こっちはどこの山方面でしょうかね。





鎖場は他の人がブログで書いてあるのはオーバーです。
鎖を使わなくても全く余裕ですし、すごく危険に思える箇所は皆無かと思いましたが。

ホント大したことないレベルです。
山のブログでの注意喚起とかコースタイムって、女性や50代、60代も含めた中のインフォメーションが多いですよね。
そのせいで、こっちが構えすぎちゃうことが良くあります。
例えば、八丁峠からの両神山や、秩父の二子山など、実際行ってみると拍子抜けしてしまうというか。



スタートから1時間半、0700にラクダの背に到着。谷川岳が目の前ですが、目に見えるようになってから遠い百名山に認定です(^_^;)
全然迫れません(^_^;)

もうこの辺からはまさかの足に来てましたね。
完全に樹林帯でペースを上げすぎて失敗しました。
いまだペース配分を誤る未熟者です。
ここまでバテてしまう更なる要因には、稜線歩きで視界が良好なので、遠く後ろに続く2人の登山者が見えてしまい、ペースがガクッと落ちた自分ではありますが、その2人の登山者(特に1人が早い)のペースに乱されて、疲れているのに自分にムチを打ってしまい、余計に疲れのドツボにハマっていきました。
余裕だと思われた前半の登りと打って変わり、後半の登りは苦行そのものでした。

あと、この山、蛇が多すぎ。15回は蛇を見ました。
写真では見えるかなぁ?


西黒尾根ガレ沢の頭。







もう近いことは近いので、今一度ペースを確保し、苦しいながらも歩を進めて行きます。



ホントキツイ(笑)
完全な岩登りです。

つづく

仏岩温泉 『鈴森の湯』

2016-05-26 20:24:26 | 旅行・お出かけ

谷川岳攻略戦後に立ち寄る日帰り温泉を探して走っていましたが、いつもの趣旨により鄙びてそうな所に誘導されまして…
しかし実際に着いてみると、日帰り温泉、食事、イワナ釣り、キャンプみたいな感じで、温泉はついで(客寄せ)程度で期待出来ないのかなという雰囲気でした。

敷地内に入ると、なんか期待出来そうな感じになり、

650円で入った館内はものすごく清潔で綺麗でした。



露天風呂、120点でした(o^^o)
かなり広い、目の前が川(眺望良し)、ぬるめで長時間入っていられる、人がいない!

そして内湯も、120点(笑)

源泉掛け流し、加温なし(*^^*)

サッと汗を流す程度の入浴で、帰路を急ぐ(ウメとアンズに会いたい)のが登山後の私の定番ですが、あまりに温泉の雰囲気が良すぎて、ついつい長湯して予定よりのんびりしちゃいました(^_^;)

ついでにシャンプー、リンス、ボディソープがSHISEIDOので、ホテルでよく使っているものでした。

谷川岳に行った後は、この温泉が絶対的にオススメです!!

谷川岳攻略戦 1

2016-05-26 19:54:06 | 修行・訓練
【谷川岳】☆日本百名山
標高 :1,977m
メンバー :単独
天気 :晴れ時々曇り
駐車場/登山口:土合口駅駐車場(谷川岳ベースプラザ)→谷川岳肩ノ小屋→トマの耳→オキの耳(谷川岳) ※ピストン
単純標高差:1,227m
総歩行距離:約8km

結局毎年攻略機会を逸しており、いまだ未踏のため、体の仕上がりと天気を勘案し、サッと行って来ちゃいました(^_^;)

朝3時半の目覚ましも、緊張からか2時50分に起きてしまい、3時半に出発しました。

谷川岳ロープウェー屋内駐車場(谷川岳ベースプラザ)。ここは時間外でも開いていて駐車可能で、帰りにお金(500円)を支払えばオッケーなので、早朝登山に最適です。


0530登山開始です。


しばらくは舗装道路歩き。左手に登山指導センターが見えます。ここは休憩所、トイレがあり、登山届けの提出場所にもなっているようです。






ここまで10分ほど歩き0540、ついにやって来ました。
日本三大急登、西黒尾根の登山口です。


もちろんいきなりの急登です。






しばらく急登を頑張ると鉄塔に出ます。
景色も風も少し抜けます。




正直言うと、日本三大急登ってこんなもんか?と感じながら歩いていました(^_^;)




しかしこの日は5月にしては暑かった。
このコース、夏は登れないなと思うくらい汗がヤバかったです。




山頂まで3時間の道標。
ここまでは気力体力共に十分です。


少し景色が抜けて谷川岳が姿を現しました(*^^*)


この辺から樹林帯の後半戦って感じです。
確かにキツイはキツイ山なんですが、奥多摩三大急登の方がキツイんじゃないかなと思ったりして(^_^;)




マジで暑い(^_^;)
ポカリ2本、水1本しか持ってこなかったのが少しだけ不安になりました。


日々のトレーニングの成果か、この程度の距離や標高差の山は結構登ってますから、特別視するほどではないのか、ここまでは順調に進んでいます。


とは言え、すごい急登ですけどね(^_^;)






クピポッ!




ついに樹林帯を抜けました!!
0645なので、駐車場からは1時間15分、登山口からは1時間5分かかっています。

つづく


皇海山・鋸山攻略戦 2

2016-05-24 08:33:29 | 修行・訓練
さあ、先ずは皇海山へ。しばらくは緩やかな傾斜で助かります。



山頂まで0.7km。余裕の距離だと思っていましたが、



山頂直下は息が切れるほどの急登でした。
このコースの頑張りどころは、不動沢のコル手前の急登と、ここ皇海山山頂直下の急登ですね。





さっきの道標からすごく頑張ったつもりも、頂上までまだ0.4kmの道標が出てきて倒れそうになりました(^_^;)

皇海山なんかに負けねえぞ(笑)

はひぃはひぃ(>人<;)





まだまだ登ります。

ようやく斜度が落ち着いてきました。



有名な青銅の剣です。皇海山の象徴ですね。

そしてとうとう1040皇海山に登頂しました!スタートからは1時間40分での登頂です。

ビューはこんなもの。故に、百名山1人気のない山と呼ばれています。

ビューはともかく、すごく静かでこじんまりした山頂で嫌いではないのですが、やはり腐っても百名山で、数人の登山者がいるから、なんかゆっくり出来ないんですよね(^_^;)

ってなわけで、5分程度休んで1045下山します(^_^;)

これから行く鋸山が見えます。ゴツゴツした山並みは鋸11峰の岩稜です。

1105不動沢のコルも過ぎて、勾配が緩い登りなのでグングン進んで行きます。

鋸山、すごいでしょ(^_^;)?
あんな細くとんがってるとこ登れるのかな(^_^;)?



木の根、樹木をかわしながら高度を上げて行きます。

振り返れば皇海山が威風堂々と聳えています。

いよいよ鋸山が近づいて来ました。この辺まではシャクナゲなどが見られる比較的なだらかな道が続いていました。

いきなり鋸山への直登ルートが始まりました。





ルートは左右とも鋭く落ち込んでいて、注意が必要です。

もうすぐです。





岩をよじ登ります。

こういうのが面白い!危険だけど、面白い(笑)!
大人のアスレチックです。



もう壁ですよ。壁。15階建くらいのマンションの壁をよじ登るような感じです。

登って来たところを振り返ります。

堂々とした皇海山が全貌を現しました。





着きました!1135鋸山山頂です。
いやぁ、スリルがあって実に面白かった。
生きてることを実感できます。
こういうスリルの後の酒が美味いんですよ。

皇海山を望む。



赤城山方面かな?



木にも山頂標識を発見(*^^*)

皇海山とは打って変わり、素晴らしいビューです。しかも誰もいない。
この素晴らしいビューと雰囲気を独り占めです。

くどい(笑)?最後に皇海山を。

さあ、壁を下るぞ。1140下山開始です。

降下訓練みたい。

1200本日3回目の不動沢のコル。

難所を慎重に下ります。

転倒事故に気をつけようって看板が転倒しております。

さあほとんど下山しました。



皇海橋。

1245下山しました!!
総計3時間45分の登山でした(休憩15分程度)。


総評です。
深キューが言ってる百名山って、山頂だけじゃなく、そこに登り上げるコースも含めての百名山なんですよ(おそらく(^_^;))。
ここ皇海山に関しては、銀山平からスタートし、庚申山、そして鋸山を経て皇海山に至るコース「鋸十一峰」が連なる険しい峰々を通る修験の山としての日本百名山選出なんじゃないかな。
だから、よく人のブログに書いてある、皇海山は百名山で一番つまらないとか、眺望が悪くてどこが百名山だとか、そう言ったものは全て皇海橋から皇海山に登っただけの人の意見なんじゃないかな?
かく言う私も皇海橋から鋸山とパックで登っただけだから、この山の良さの一端しか覗いていないとは思いますが、百名山に見合う山の理由は垣間見れたと思います。
鋸山の登山と雰囲気、そして眺望はとても良かったですよ。
最低でも皇海山と鋸山はパックにするべきです。
日程に余裕がある方は、銀山平から庚申山を経て登ればいいんですよ。
そして皇海橋からの登山の場合、登山口に至るまでの悪路(栗原川林道)にも触れておかなければいけないでしょう。シンプルに車高が高い車で行くべきです。普通車では必ず嫌な思いをします。
そして私が通った根利側からのルートは比較的マシらしいので、追貝側から行く人は尚更でしょうね。1時間神経使ってダートを走り続けての登山、そして帰りも同様なので、舗装道に出た瞬間は、その有り難さが身に沁みます(笑)
唯一の残念は寄る予定でいた『しゃくなげの湯』が定休日でした(>人<;)
故に、なんか流れでそのまま関越乗って、温泉入らず帰京しちゃいました(^_^;)

老神温泉 『伍楼閣』夕食前まで

2016-05-24 05:14:02 | 旅行・お出かけ
以前日帰り入浴にて老神温泉に立ち寄ったとき、必ず近い内にしっぽりと宿泊に来ようと誓ったのです。
そして、このゴールデンウィーク休みに実現しました!!

宿は混浴の(^_^;)伍楼閣です。
混浴の伍楼閣(^_^;)

武尊山攻略戦直後だから、早く温泉に浸かり、祝杯を上げたい!!

ロビーもフロントもこじんまりしてていい感じ。

部屋もこじんまりしていていいじゃないのー(*^^*)

窓から見える風景も実に長閑。この鄙びた感じがたまりません。

広縁大好き(*^^*)

『混浴風呂』に入った後の、いや、登山後&温泉後の至福の1発目。

お茶請けを肴に飲みます(^_^;)



くぅ~。たまらねえなぁ。
人間、登山のような苦しいモノもしないと、このギャップを味わえないわけだから、ねぇ。

初夏の田舎、最高!

※夕食前にへべれけでした。てへっ。

武尊山攻略戦 2

2016-05-24 04:14:26 | 修行・訓練
さあ、この気持ち良さそうな稜線を歩いて、0945次の目標剣ヶ峰山に向かいます!

群馬奥地からの富士山(*^^*)



川場村からも登れるんです。
宿泊予定地老神温泉からはこちらが断然近いのですが、なんせ距離が長そうだったので、直前で今回の武尊神社ルートに変更した経緯があります。

下り始めは急登でガレ場&ザレ場で滑るので、転びそうで大変でした。

それにしても素晴らしい天気だし、美しい稜線を歩くのは本当に気持ちがいいですね。

またガレ場。

一部残雪。





結構ギザギザしててアップダウンあるな(^_^;)






歩いて来た、武尊山山頂方面を振り返ります。

いよいよ最後のピーク、そして第二目標である剣ヶ峰山まであと0.1kmです。

しかしこの0.1kmがこの日は1番キツかった(笑)
だから長く感じました。

トレランの人が私を抜いて行きました(^_^;)
この人たち、宇宙人ですよね。
通常の登山者に抜かれることって、単独行の際にはほぼないのですが、唯一トレランの人には抜かれます(^_^;)
どういう体力してるのでしょうか?

はひぃはひぃ。最後は岩をよじ登ります。

そして1025剣ヶ峰山に登頂しました(*^^*)
武尊山からは1.9km、時間にして40分、思ってたより少し長く感じました。

武尊山まで綺麗に見渡せます。

さて、後は駐車場まで下山するのみです。1030下山開始。


周回ルートにつき、下山の道は初めて通る道がほとんどでしたが、こちらも急登でガレてたりザレてたり、滑る土質だったりと、もし登りに使ったら大変なコースだと感じました。

3回滑って右手を数カ所負傷しました(^_^;)
グローブつけたり、長袖じゃないと転んだ時に即時出血しますね。

すごい急。とてもじゃないけど、トレランして下りるような区間じゃあありません。







沢に出たので、泥だらけの負傷箇所を洗ったら、水の流れの勢いで皮がめくれて激痛ちゃんでした(>人<;)

急激に下ったので、後はもうトレッキングみたいな楽な道です。

新緑を楽しみながら、武尊山を焼き付けながら下りて行きます。



晩春というか、初夏というか、実に緑が美しい。



1140分岐に到着しました。剣ヶ峰山からは1時間10分かかっています。

続いて1150前進駐車場に到着しました。

こんなに綺麗なんです。皆様もこの季節は是非山へお出かけ下さい。



そして1210駐車場まで下山しました(*^^*)
上り3時間半(休憩20分含む)、下りは1時間40分、総計5時間10分の山行でした。


総評です。
この武尊山も3年くらい前から登りたいと思ってタイミングを見ていた山でした。
今回のゴールデンウィーク休みは、熊本・大分の震災の為、予定していた阿蘇山、祖母山、九重山の3座攻略九州遠征をキャンセルしました。その分を近場の小旅行に充て、老神温泉泊の武尊山、皇海山の2座攻略戦となった次第です。
そして文中にも記載したように、老神温泉が泊地(ベース)ですから、武尊は川場野営場から登り上げるプランでしか考えていませんでしたが、なぜか直前で気が変わり(^_^;)、急きょ武尊神社から登り上げるコースをチョイスしちゃいました。
多分ほぼ同じくらいの距離や標高差だとは思いますが、幾分楽に感じたので…。
新緑は美しいし、急登区間も岩登りや鎖場で楽しめたし、武尊山の山頂そして剣ヶ峰山に至るまでの稜線歩きと、景色素晴らしい『山らしい山』を堪能出来ました。歩いていて楽しかったです。
八ヶ岳で感じる雰囲気がありました。
雪もほとんどなく、道もめちゃくちゃぬかるんでいたり雪を踏み抜くような悪路でもないし、とてもいい時期に登れたんだと思います。
このぐらいのコースなら、今度は隊員を連れて登ってみたいです。
早く田口隊員が仕上がらないかなぁ(笑)

大塚山・御岳山攻略戦

2016-05-23 03:18:56 | 修行・訓練
【大塚山・御岳山】
標高 :920m・929m
メンバー :単独
天気 :曇り
駐車場/登山口:御岳滝本駅(駐車場)→御岳ビジターセンター→大塚山→御岳ビジターセンター→御岳山→御岳ビジターセンター→御岳滝本駅(駐車場) ※ピストン
標高差:616m
総歩行距離:約9km

連休最終日ということで、軽いとこでも山に登っておかなきゃもったいないと思い、自宅から1番近い山、奥多摩に行って来ました!
とは言え、前日までの3座がそこそこハードだったので、朝はゆっくり起きて、0800に自宅を出発しました。

御岳滝本駅の駐車場に車を停めました。

私はケーブルカーは使わず登ります。
本当はもっと下から登りたいんですが、この日は軽登山なんで、標高407mからのスタートとさせていただきます(^_^;)

またまた登山靴は洗濯乾燥中なので、トレイルロック255での登山です。

0925スタートです。

表参道から登るのは3年か4年ぶりくらいです。

早速纏リスを発見(*^^*)



『ろくろっくび』訳のわからない言葉遊びがこの後も続き、つまらない舗装道歩きを楽しませようとしてくれています(^_^;)
※ここはショートカット道があり、それがくねくねしてるのでっつうことでした。

『うまたてば』ドラえもんの道具みたいなノリですね。

これ、近々で倒木しそう(・・;)

結構急登区間ありますが、昔来た時よりは全然楽に感じました。

ケーブルカーがすぐ近くを通るポイント。残念ながらタイミング合いませんでした。

『おおまがり』

登山者というより、ハイキングという格好の人が多かったです。
かく言う私も、水も持たず、ザックも持たずでした(ウエストポーチは持った)から。

『なかみせ』

ケーブルカー線路下を潜ります。

『だんごどう』もはやドラえもんが焦って出したい道具が出てこない時みたく、使えない道具が連発で出ちゃうみたいな感じです(^_^;)



この表参道は、上に集落や宿坊、土産屋などがあるので、ごみ収集車や生活必需品運搬車がかなり頻繁に通ります。


『だいこくのお』もはやピタゴラ暗号棒か?
その意味はお父さんと子供の2人しか分からねえのか?

『あんまがえし』そっちでくるか?
四十八手か?なあ?そっちなのか?

『やまのかみ』なんかフツーになっちゃった。

建物が見えて来ました。

『くろもん』くろもん?



1005御岳ビジターセンターに着きました!
ここからはまずは大塚山に向かいます。





やはり舗装道路よりも気持ちいいです。



この日は曇りで、標高1,000m付近だと寒いくらいの天候でした。





緩やかな登りで楽チンです。

さあ、いよいよか?





1020大塚山登頂です。眺望は開けていませんでした。

が、とっても静かでかわいい山頂で(笑)、ベンチとテーブルも3つくらいが、それぞれ独立してて家族で来たら最高そうです。

阿婆擦れていない、あいしーみたいな女とピクニックに来るような山ですな。
皆さん御岳山に来たらほんの15分20分足を延ばして是非大塚山に足を運んでみて下さい。

5分休憩して、1025に下山開始です。
1035さっと御岳ビジターセンターに戻り、今度は御岳山を目指します。





さあ、久しぶりの御岳山で楽しくなってきました(o^^o)

神代ケヤキです。

この雰囲気大好き。







こんな健気なワンコが支えてるベンチに座れるかよ(>人<;)

修復工事中でした。



くうっ(>人<;) お前の悲しみはどこまで深いんや(>人<;)



1045御岳山に登頂しました。





休むことなくそのまま下山です。

近い内に大岳山には行こうと思っています。

あと、カッパのベンチもありましたが、女性2人が座ってお弁当食べていたので、撮影出来ませんでした(^_^;)

ここで1050から1120まで駒鳥売店にて昼休憩をしました。



1125御岳ビジターセンターまで戻りました。後は滝本駅まで2.8km、また舗装道路を歩いて帰るだけです。

これがね、『ろくろっくび』なんですよ(*^^*)
上から見て意味が分かりました。

さあ、ゴールです。

1150下山完了です。御岳ビジターセンターからの下りは半分くらいは走ったので、25分で下りれました。

この日は簡単な山と行程なので、ノースフェイスのウエストポーチで、水も持たずに歩きました。
ホント素晴らしいクールダウンになりました。
連日ハードな登山が続いていたので、この日は気軽にノンストレスで運動したかったのです。

登りは1時間20分で大塚山経由で御岳山に(大塚山での5分休憩含む)。下りは御岳山から35分で下山。休憩は珍しく30分も取り、総計2時間25分の登山でした。

総評です。
御岳山はいつでも訪れたい山で、出来ればもっと下から登り、他の山を経由して縦走したいと思っていました。
この日は軽めの運動がしたかったので、御岳山にお遊びで大塚山をプラスして行程を組んでみました。プラン通りの楽しい軽登山となり、大満足の山行となりました。
高尾山ほど観光観光していなくて、神々しさや山深さも感じれます。
故に都民であれば最低1度は御岳山は訪れないとですよ。都民のソウルマウンテンです。
ここは、私のソウルメイトも愛して止まない聖地なのです。

皇海山・鋸山攻略戦 1

2016-05-22 08:26:23 | 修行・訓練
【皇海山・鋸山】☆日本百名山
標高 :2,144m・1,998m
メンバー :単独
天気 :晴れ
駐車場/登山口:皇海橋(駐車場)→不動沢のコル→皇海山→不動沢のコル→鋸山→不動沢のコル→皇海橋(駐車場)
累積標高差:957m
総歩行距離:7.5km


皇海橋(すかいばし)駐車場。
ここに来るまでの極悪なダートについては、別ブログで詳細をレポートします(゜Д゜)


これが皇海橋か…。
この山のことは何度も事前にネットで調べたので、このスタート地点に立てて、なんかいろんな意味で感慨深いですね(^_^;)


0900登山開始です。




さすがにこんなに山深きところまで来ましたので、空気も澄んでますし、木々も美しいです。


道標やピンクリボンは至る所にあり、道迷いする心配はない登山道です。


不動沢のコルまで沢沿いを歩き、この後何度も何度も沢を縫って歩きます。


しばらくは新緑美しい斜度もたいしたことのない道を登っていきます。


山頂まで3.2kmの道標。まあ、長くはないので、じっくりと登り上げて行きますわ!






ここまではホント楽勝です。




早くも山頂まで2km地点に進出。
体力の1割も使っていません。






涸れ沢を歩くようになってから、急登が始まりました。


ガレてるしザレてるしで歩き辛い急登。


おいおいこの先まだ急になるのかよ(^_^;)




はひぃ。


おっぱっぴー。


クピッ!


クピピ!!


不動沢のコルに到着しました!
いやあ、ここに着くまでの0.5kmくらいはかなりキツかったですね(^_^;)
日本語がしゃべれないくらいキツかった。


右手には鋸山が見えます。名の通り見事にギザギザの山容です。
しかし鋸山山頂手前はここから見てもかなりの急勾配で少し不安になりました。
鋸山は後で行きますので、まずは左手に進み、皇海山から攻略して行きます。

つづく

武尊山・剣ヶ峰山攻略戦 2

2016-05-21 14:06:52 | 修行・訓練
武尊は残雪が登山に全く邪魔にならない程度でした。





崖登りが始まりました(*^^*)
山って、こういうのがあるから楽しいんですよね。大人(オッサン)の冒険というか、探検というか。童心に帰って夢中に登れます。

鎖は使わず3点支持でガツガツ登ります。

やべえ、超楽しい(笑)
4時起きで群馬の山深きとこまで来て良かった(*^^*)

稜線に出てビューが抜け、風が吹き抜けます。
疲れが吹っ飛びますね。

後は稜線を歩いて頂上を極めるのみ。

左前方にハッキリとその姿を現した武尊山。





もうすぐそこだ(*^^*)





山頂かと思ったら、もう一山ありました(^_^;)

人の話し声が聞こえてきました。今度こそここを出ればという感じです。

0930武尊山を極めました!
スタートから2時間半登りっぱなしでした。

これから向かう剣ヶ峰に続く稜線です。
この日は快晴でガスもないため、かなり遠くまで見渡せました。絶好の登山日和ですな。



ちょっと拡大すると、富士山が!
群馬の北部から富士山が見えるんですね。

座って休憩します。
この日のザックはコロンビアパッサデス25。

定番の塩トマト。

前々日の燧ケ岳攻略戦にて、車中に置いて登山に出た為、高温の車内で熱された結果、

1枚の巨大な板チョコになってました(゜Д゜)
これはこれでうまし。

サラダプリッツ。
最後短く折れたヤツをまとめて口の中に放り込んで噛んだら、つっかえ棒のように立ったヤツに上顎をザックリ刺され、血の味しかしませんでした。

最後に、山頂標識裏に見える景色を撮っておきました。

つづく





燧ヶ岳攻略戦 3

2016-05-21 12:15:49 | 修行・訓練
1145、俎グラから柴安グラを目指してスタートです。
一旦間違えて尾瀬沼方面に下りかかりましたが…

早めに気づき正しいルートに復帰しました(^_^;)
5分のロスで1150再スタートです。



山頂直下に雪が残っているのが嫌な感じです。



この辺は斜度も緩いし雪も締まっていて、歩き易かったです。

段々と斜度が上がってきます。

振り返ると横綱が小さく見えます。

頂上に向けて最後に雪を登る一区間がほぼ直登になっていて肝を冷やしました。
安全を考え、頂上目前ですが撤退しようかと悩んだくらいの直登でした。

そしていよいよ1205に柴安グラを攻略しました

歩いてきた俎グラを振り返ります。

これは至仏山とご対面ですな(*^^*)
至仏山に登りながら見た燧ケ岳もかなり美しかったです。

こっちに見える雪の残る山々はどこの山なのかな?
休憩を25分して1230柴安グラに下山を開始しました。

1250俎グラまで戻って、擬態で倒れこむKENJI氏。半年ぶりの登山ということで、体力の限界を超えています。

10分休憩して1300下山開始です。
そして急な雪渓を長々と横断するこのポイントに来ました。ここを安全にクリアすれば後はお遊びのように楽しく帰れますから、慎重に渡りました。

すごい急登(^_^;)

KENJI氏も慎重に渡って来ます。

うーん、何度見てもすごい急登だ。
2人で無事に渡り終え、裸になり、抱き合って喜び合いました。







雪と地面の間にかなりの空洞があります。
故に雪が薄いところは踏み抜き地獄なのです(^_^;)
この状態の雪はある意味一番歩きたくないですね。私も今回の山行で、もろに踏み抜き、左足の膝が雪下に隠れていたゴツイ岩(力也並み)で強打し、あまりの痛みでその後2~3分歩けず、座り込まざるおえませんでしたからね。





1515下山完了しました。

いやぁ、距離や標高差の割にはガッツリと疲れました。達成感と同時に疲労感もすごいです。
総計6時間50分の登山でした。(内、休憩は約1時間くらいかな)


総評です。
恒例となったKENJI氏とのゴールデンウィーク登山ですが、今回は天狗岳に行く予定も、天気を考え、直前で燧ヶ岳に変更となった経緯があります。
ヤマレコの直近記事で様子を確認すると、雪はほとんどないとのことでしたが、いざ行ってみると6合目くらいから山頂直下(両ピーク共に)まで残雪がありました。
仮に雪がないとしたら、湿原歩きのハイキングのような安易なコースだと思われます。
雪がこれくらい残っているだけで、危険箇所が数箇所あり、雪歩きで普段鍛えていない筋肉を使う事になり、負荷も疲労も数倍に感じました。
湿原を歩いている時の雰囲気もさる事ながら、両ピークの山頂に立った時のビューと開放感は感動モノでしたね。(※特には俎グラ。)
これは深キューも日本百名山に選定するわっていう素晴らしい山でした。
個人的に、初夏の福島の田舎や温泉街の雰囲気がかなり気に入ったので、また登山に訪れたいと思いました。
良く考えたら、安達太良山や磐梯山、田代山・帝釈山、会津駒ヶ岳などなど名山揃いですよね。
東京西部からのアプローチが悪いから、特に単独行としてはチョイスし辛いのです。
最後に、燧ケ岳は威風堂々カッコ良くて、素晴らしき独立峰でした!!

燧ヶ岳攻略戦 2

2016-05-19 20:05:04 | 修行・訓練
横綱は走って行ってしまいました(^_^;)

尾瀬ですねぇ(*^^*)









パーフェクトに踏み抜きました(^_^;)

これはパフォーマンスです(笑)
私が写真撮るまで待っててポーズ撮りましたから。



しかし6合目くらいから雪が残っていました。







ちょっと危ないので簡易アイゼンを装着しました。

横綱もアイゼンを装着。



この登りがキツかった(^_^;)
横綱も苦戦しています。

かなりの急登。しかもそんなに締まっていない雪渓を250mも登り上げます。

ようやく雪渓の急登歩きが終わりました。

今まで歩いて来た方を振り返ります。

ようやく8合目。雪に、特に250mの急登の雪渓に苦しめられ、かなりの体力を奪われました。







横綱もだいぶバテてます。

雪渓を横切ります。
滑落したらかなり下まで落ちそうなので、慎重に渡ります。

下を見るとコレもんです(^_^;)

更にロングの雪渓渡り。この日の登山でここが1番2番危ないところでした。

こりゃあマジヤバい(^_^;)
足を滑らしたら相当滑落します。

2つの雪渓渡り(危険ポイント)をクリアして、いよいよ頂上、まずは俎グラ攻略が目の前です。









1135俎グラを登頂しました!
スタートから実に3時間10分(休憩15分、20分含む)です。



次の目標、柴安グラです。

尾瀬沼方面。



360度のビューで、風は強いですが、涼しくて最高に気持ちいいです。
これは苦しみながらも登った甲斐がありました。
頂上で感じた開放感としては過去登頂した山々でも五指に入るくらい素晴らしいです。
山頂で15分休憩しました。

つづく