山で鍛える

修行・訓練・山行の記録用

愛宕山・鋸山・大岳山・御岳山・大塚山攻略戦 1

2016-06-29 21:23:07 | 修行・訓練
【愛宕山・鋸山・大岳山・御岳山・大塚山】
標高 :507m・1,109m・1,266.5m・929m・920m
メンバー :単独
天気 :雨
駐車場/登山口:町営氷川駐車場→愛宕山→鋸山→大岳山→御岳山→大塚山→古里駅
累積標高差:1,453m ※同コースのヤマレコ記録参照
総歩行距離:約17km ※同上

6月は梅雨空が続き、私の休日はほとんど雨で、山になかなか行けず仕舞いで、トレーニング不足がここ最近の悩みの種でした。今週は1日しか休みがないので、天気も曇り後雨でしたが土砂降りはないだろうと、朝4時半に起きて0515に自宅を出て奥多摩に行って来ました!
町営氷川駐車場に車を停めました。
※早朝だと係りの人が不在ですが、出庫時に精算すればオッケーです。

先だって本仁田山攻略戦の帰りに下見で登った愛宕山。今回はいよいよ本チャンです。プランでは大岳山ピストンです。

0640霧雨降る中スタートです。





野紫陽花(^_^;)?

来たぁ〜。朝っぱらからの階段地獄。



登り切った後は必ず下を撮影したくなります(^_^;)

0655愛宕山に到着しました。まずはウォーミングアップ終了です。

愛宕山山頂からは、結構下ります。



ここからが鋸山への登山道になります。













こんな感じのピークをいくつも踏んで行きます。
鋸山って山名はだいたいピークがいくつもありギザギザしてるから付くんですよね。

雨で足元が滑るので、気を付けながら登って行きます。

またピークに到着。

ハシゴが出てきてやや険しくなってきました。



先行者が居ました。1人くらい居てくれた方が安心出来ますね(^_^;)
平日、人気のないコースを、天気の悪い日に、早朝行くとほぼ100%独りぼっちですから。

おじさんも大岳山に行くようです。

鎖場コースをチョイスしましたが、この一箇所で終わり(^_^;)
お遊びにもならない程度でした。

ちょいと寄り道した感じになりましたが、合流。







鋸山は射程に入って来ましたが、大岳山はまだまだですね。
雨降りだと早く山行を終えたいものですから、自然とペースが早くなってしまいます。
そこそこ早いペースで来たのに、まだこんなにあるのかよ?という軽い挫折を受けました(笑)



雨音はかなりしてますが、木々の傘により、そんなにびしょ濡れにはなりません。
ミストサウナの中を歩く感じです。
ザックもカバーなしので来てますが、中身は濡れませんでした。



奥多摩の登山道はどこもしっかりと整備されているので歩きやすいです。

つづく

城峰山攻略戦

2016-06-17 08:40:18 | 修行・訓練
【城峰山】
標高 :1,038m
メンバー :単独
天気 :曇り時々雨
駐車場/登山口:男衾登山口駐車場→城峰神社→城峰山 ※ピストン
単純標高差:516m
総歩行距離:約4.6km

この梅雨時期なんで、あまりに時間と労力(登山時間と言うより移動時間)をかけて登って雨やガス(眺望00君)ではアレなんで、近場の秩父に行って来ました。
男衾登山口駐車場は7、8台くらい置けそうな駐車場でした。

登山口の標高は522mです。もっと下から登る手もありましたが、この日は時間がなくて最短で登り下りしたかったのです。この日は午後からの登山で1240スタートです。

しばらくは舗装道を進みます。

まさに民家と民家の間が登山道です(^_^;)

草木が濡れてて、早くも膝下がびしょ濡れに。
※この日はトレイルロック255を履いていたで、登山を通じて靴の中もびしょびしょになりました。やはりGore-Texじゃないとすぐに濡れてしまいますね…。







この日も山中は曇り時々雨なので、午後の時間にも関わらず、この山域に私1人っきりでした(^_^;)

この山、傾斜がたいしたことないのでかなり余裕で登れます。

登れば登るほど視界も天気も悪くなっていきます。

もうすぐ稜線に出そうです。

鳥居があり、

平将門伝説?もあり、

キャンプ場みたくなってたりもして、



なんと自販機もあり(笑)、

城峰神社があるんです(*^^*)
しかし、もうガスではなくて、完全な小雨です。

山頂に向かいます。

またしてもこの広大な山域にただ1人の存在です。
平日登山で天気の悪い日にマイナーな山に行くと、ほぼこうります(^_^;)
怖さよりも、独り占め出来る開放感の方が強いです。私みたいな性格だと、土日登山なんて煩わしくて出来ないです(⌒-⌒; )
ストレス解消どころかストレス蓄積っす。

神道こそ日本の宗教です!



稜線を進みます。

1330山頂に着きました。まあこの程度の山なので1時間かからず(50分)でした。



数少ない埼玉県で一等三角点のある山なんですよ。

山頂には電波塔が建っており、同時に見晴台の役目も果たしております。

では360度のスーパービューで有名な城峰山の景色をご堪能ください!
ドンッ!

ドンッ!

ドンッ!

ドンッ!

ドドンッ!

ドンッ!

よいしょ!

ドンッ!

360度、八角形何も見えねぇ(>人<;)

やっぱり登山は晴れの日の方がいいですね(^_^;)
雨の訓練登山だなんて割り切って登りはしますが、爽快感が全く違います。
霧雨に打たれながら休憩を5分して、1335に下山開始です。

お前を見るとホッとするのさぁ♪

1400下山完了です。
登り50分、下り25分、休憩5分の計1時間20分の軽登山でした。


総評です。
梅雨のこの時期、どうせ雨やガスで眺望も望めないのなら、秩父か奥多摩の近場の登山にしようとなってしまいます。
この城峰山は宝登山とパックで先だって攻略予定でしたが、財布を忘れて水が買えないという間抜けな失態を犯し(^_^;)、万が一の脱水症状を想定して安全第一の判断で回避した経緯がありました。
私、性格的にこういったやり残したことはすぐにリベンジしたいんです。
何とか数ヶ月以内にリベンジ出来て心から嬉しく思っております(*^^*)
山自体は簡単な山で、地元の人に人気のある山との情報でしたので、この日のような曇り(山中のみ雨で下界は曇り)の日でも登山客で賑わってるイメージでしたが、実際は全く違い一人ぼっちでした(^_^;)
山頂直下が広い平坦なスペースとなっていて、キャンプ場や神社、ベンチや自販機もあるので晴れた土日は恐らく人で賑わうのでしょう。
コース自体は何ら述べることもない、平凡な樹林帯歩きが続き、斜度も緩く、登山道は広くて大変歩き易いです。
ちょっとした訓練に最適ですね。
家族で楽しく登れる山です。
唯一、花園ICからのアプローチが悪いのが難点になるのかな。





『秩父七湯「御代の湯」 新木鉱泉旅館』の夕食

2016-06-14 13:37:43 | 旅行・お出かけ
すでにお酒で出来上がった状態からの夕食スタートじゃ(*^^*)!!
一人旅の絶対条件、夕食(出来れば朝食も)部屋出し。
ホントに気兼ねなくのんびりしながら飲み食い出来ます(o^^o)



小玉葱のクリーム煮。子供が好きそー(*^^*)
俺も好きー(笑)

エビチリ、刺身蒟蒻、バイ貝、子持ち昆布。どれもお酒の肴にバッチリですね。

まぐろ、イカ、甘エビの刺身。海はなくとも刺身は上レベルっす。

野菜の煮物と胡麻豆腐。素材の味そのものを感じれる優しい味付けでした。


メインディシュのA5ランク一口上州牛。

火が通ると…

ドーンッ!!
これは脂もほどほどで実に美味い!
もうお酒が止まりません。
大人になるとあんまり脂っこい肉はあまり美味しく感じません。まさに大人が好む極上の肉でした。

鮎の塩焼き。これは焼きたてホクホクなのを運んで来てくれます。
日本酒投入しちゃいました(^_^;)
てへっ。

秩父名物みそポテトにアスパラを添えて。
これも揚げたて&焼きたて。
味噌は自家製の肉味噌。ご飯に合いますとの説明を頂き、この味噌のみでご飯1杯頂きました(笑)

稲庭うどん。

白米は茶碗5杯食べました(^_^;)

お吸物。シンプルでありそれでいて和食の極みですな。スタートに飲んでも良し、箸休めに飲んでも良し、〆に飲んでもよしです。

美味しい旅館の法則その2ですが、フルーツが驚くほどみずみずしくて美味い!です。
相当いいもの出してくれてると思います。
※その1は焼鮭のレベルが高い。

うーん、美味し!
かなり美味し!!
これはまた必ず訪れますよー。

そしてここの旅館は、信じられないくらい部屋が落ち着きます。自分の家にいるのとほぼ同じリラックスが得れます。

で、温泉は最高だし、朝飯も最高。
じゃらん的に言うと、この夕食4.5、朝食4.7、風呂4.5、部屋4.8、清潔感4.3、接客4.7ですね。
コスパが異常。高評価は全てコスパが関係しています。
これで4、5万円ならある意味当たり前かと思ってしまいますが、1万円代での至福ですよ。
しかも私なんか家から近い秩父ですから、定宿にしたいくらいですね。

城山攻略戦

2016-06-10 20:01:37 | 修行・訓練
これはお遊びもいいとこで、熊倉山攻略戦後にそのまま熊倉城跡(城山)にサッと登って来ました。
なぜなら熊倉山城山コース登山口の道路の斜向かいが城山の登山口になっているのです。

【城山】
標高 :648m
メンバー :単独
天気 :曇り
駐車場/登山口:城山登山口→城山→城山登山口 ※ピストン
単純標高差:48m
総歩行距離:─km

熊倉山を下りて、1秒も休まず1210スタート。

もうクールダウンしながらのんびり歩いてますわ。



1215サッと頂上に到着です(*^^*)

歴史ある国、ニッポンが心底誇らしいです。

1220下山しました。
わずか10分のおまけ登山でした(笑)

これで気持ち良く温泉→ソフトクリーム→油祭り→ホステスウメアン→酒に突入出来ます!!


熊倉山攻略戦 2

2016-06-09 21:10:38 | 修行・訓練
ガスで視界が狭いです。先が見えねー(^_^;)

霧雨で岩が滑るので、ここは手を使って登りました。
痩せた尾根のアップダウンでは、岩や木の根が露出した崖のような急坂、ロープの張られた岩場、切れ落ちた崖上のトラバースと息つく暇がないです。



気持ち緑が増えてきた気がします(^_^;)

地図を頭に叩き込んでいましたが、ここが日野コースとの頂上直下の分岐かと思ってしまいました。

それが通行禁止?
これは帰りもピストンで、またあの険しくて不気味な城山コースを下山しなきゃならないのかと、プチネガティヴに(^_^;)

分岐からは5分、10分で山頂のはず。ラストスパートです。

いよいよか?

ガスがすごいから、猿でも鹿でも熊でも急に飛び出てきたら、お互いめちゃくちゃびっくりしそうです。

あれ?5分、10分で山頂のはずが、もう15分、20分登ってるぞと。

坂が結構キツイっす。なんか道標が見えてきましたが、まさかここが…

ここが分岐でした(笑)! さっきのは旧道(廃道)の分岐みたいです。



頂上直下はすごく険しい。よじ登る感じで進んで行きます。

はひぃ、はひぃ、おっぱっぴー。

そして1055頂上に着きました!急登を黙々と1時間40分登り続けました。
キツさは奥多摩の本仁田山とほぼ一緒かな。斜度や距離、そして最初は山肌を急な九十九折で登り、尾根に出て、そこから山頂まで急登ってシチュエーションがそっくりでした。

それにしても…

文字が不気味すぎるだろうがっ!!Σ(゜д゜lll)
こえーよ…。
雰囲気がアレなんだから、せめてハッピーさを感じるような山頂標識にしてください…。何なら俺にデザインさせてください…。
切にお願い致します…。

西側が少し開けていますが、眺望は晴れでもほとんどないところを、この日はコレもんです。

頂上は意外と広く(細長く)て、奥にこんな神社もあり、静寂に包まれた神秘的な雰囲気があります。ひっそり感がすごい(笑)

頂上に着いて、鳥肌が一気に引きました。
達成感という前向きな気持ちが、心にかかっていた靄や不安を一掃した感じです。
これは一つの人生勉強になりました。
不安や恐れが大きい時こそ、行動して結果を生み出し、ポジティブな感情を自分自身で発生させて、ネガティヴな感情を退治するしかないんですね。
達成感、充実感はストレスに対しての良薬です。

さようなら熊倉山。5分だけ休んで、1100下山開始です。

さっきの分岐で折れて、予定通り日野コースで下山します。

日野コースは楽だなぁ(笑)
斜度や険しさが城山コースと比較にならない!
なだらかで、下りを走るのに丁度いいです。

※多分この辺で熊と遭遇しました。







トタン屋根の残骸だけ残る官舎跡。ここを通るのは行程通りなので安堵感が湧き上がります。

日野コースはなだらかで、緑が美しいコースですな。

沢を渡り、

コレ、罰ゲームのような最悪にツルツルの一本物丸太です。こんなの100%滑って転びますわ。
私はこれは使わず川の石を足場にしました。

1150日野コース登山口に着きました。
すごく嬉しい。
熊と会ってからは、心理的に恐怖感があるせいで、早足になり急いで下山しちゃいました(^_^;)



いろいろと怖い山でした(笑)

しばらくは未舗装の林道(三又林道)を進みます。ここでもクマの糞をいくつか発見。集落でも目撃されてるくらいだから、車までは安心出来ません。
よく考えると、こう言った人が全くいない林道こそ、クマが出そうなシチュエーションです。

舗装道路(熊倉林道)にぶつかったら左折して進みます。

1210駐車場に着きました。
これにて下山完了です。

まさにでしたね(^_^;)


総評です。
この熊倉山は天気の悪い日の訓練登山で行く事を決めてまして、梅雨のこの時期に企画通り行って来ました。
ですが城山コース登山口に着くまでに、人里を離れてしまい車も人も一切見ないので、あまりの山深さに、これは天気の良い日に来ないと雰囲気が怖い山だなと感じました(笑)
得体の知れぬ雰囲気に登山前から押され気味でした。
尾根に出るまでの杉林→広葉樹地帯は体力もあったし、相当キツいと覚悟してた分、意外と大したことないなと思いながら登りました。
尾根に出てから頂上まではこれでもかというほどのアップダウンでした。つまり尾根に出てからの方がこのコースの肝と言うか頑張りどころですね。
とは言え標高差も800m程度、距離もそこまでではないので、頑張れば誰でも登れる山だと思います。
登山後に改めていろいろな情報をネットで収集しましたが、雪がある時に登るとこの山は遭難など起こるようですね(どの山もそうですけど…)。
登りに使った城山コースはキツく険しい急登、下りの日野コースは苔や植生が美しい緑の絨毯で緩やかな美しいコースです。
奥多摩三大急登に負けず劣らずの、近場の鍛えられる山でした!
今度は行くなら『谷津川館』に泊まっての、秋や冬の晴れた日に登山したいところですね(笑)
それにしても今後はこの山に限らず、クマに注意ですね。無策でしたが、何らか対策を考えなきゃかもです。


『白久温泉 谷津川館』

2016-06-09 20:21:08 | 旅行・お出かけ
熊倉山攻略戦後の入浴で『谷津川館』に寄りました!
丁度帰り道にあり、城山コース登山口からは車で10分くらいなので、自然に寄った感じです。


入浴料は1,000円と高めです。
歴史もありそうな純和風の造りですが、清掃が行き渡ってるようで、清潔感がありました。

貸し切り状態でした(*^^*)
内湯は私には少し熱く感じで、サッと出ちゃいました(^_^;)

露天風呂。
こちらは若干ぬるめで長湯出来ます(o^^o)
熊倉山では山頂以外では鳥肌が立ちっぱなしでしたので、温泉に浸かって心から安堵しました。
今回のような標高差1,000mに満たない登山だと、正直体の疲れは大したことありません。
このように温泉に浸かればほぼ100%リフレッシュ出来ますし、後日の筋肉痛なども一切起こりません。

一言で素晴らしい温泉でした。
宿の雰囲気がかなり良かったので、今度は宿泊で訪れたいです!

※実は秩父巡礼時に三十番寺『法雲寺』に行った際に、この『谷津川館』はすぐ近くなので存在を知っていました。
秩父巡礼をしたことによって、秩父のほぼ全域に土地勘が生まれました(*^^*)

熊倉山攻略戦 1

2016-06-08 21:48:23 | 修行・訓練
【熊倉山】
標高 :1,427m
メンバー :単独
天気 :曇り時々霧雨
駐車場/登山口:城山コース登山口→日野コース分岐→熊倉山→日野コース分岐→三又→日野コース登山口→城山コース登山口 ※周回ルート
単純標高差:827m
総歩行距離:約8.4km

2→3→4→3→5→6→2のコース。

一気に800m登り上げます。奥多摩三大急登に負けず劣らずのかなりのドM用コースです。

曇りや雨の日に登ろうと決めていた、この熊倉山。何故ならただキツイだけで眺望は00君だからです(^_^;)
この日は遅めの登山です。0915に城山登山口に到着、即出発しました。
※路肩に7、8台停めれます。が、この山、こんなに必要ないでしょ(^_^;)

スズメバチの巣が登山道近くにあること分かってるんでしょ?
分かってるのなら…
駆除してくれよΣ(゜д゜lll)

白久では麓の集落でクマの目撃情報もあり、こんなにも山深いところはより一層警戒が必要です。

登り始めは少しだけ、なだらかな道で始まりますが、



道標はちょくちょくあり、道迷いするような山じゃないと思います。
ですが、ここ熊倉山は1,500mにも満たない低山なのに、毎年遭難者、死者が頻繁に出ているようです(>人<;)

転げ落ちそうな傾斜の中に切られた九十九折りの道に心臓とふくらはぎがいたぶられ、汗が噴き出します。



下界は曇りでも、山はどうしてもガスや霧雨と天気が悪くなります。



とにかく城山コース登山口まで来るのにも、相当山深く、人も車も一切見ないし、山中に入ると余計にそれを実感し、この霧の不気味な雰囲気もあり、あまりリアルに考えると逃げ出したくなるような山でした。

尾根に出るまでも結構キツイ急登です。
まあ、急登で有名なんで、修行場に選んだわけですけど。
前述の恐怖を打ち消すように、ひたすらに黙々と登り、汗を絞り出します。

尾根に出ました。

ガスが濃く、非常に不気味です。遠くで赤ちゃんのような声で鳥か獣が鳴いてます。

とにかく、このだだっ広い山域にいるたった1人の人間です(笑)
反面猿や熊や鹿はかなりの数居ることでしょう。
ものすごく精神鍛錬になります。

急登は延々と続いていきます。
息が上がらないように歩幅を小さく黙々と登ります。

こういうのも怖いんじゃあ!!
誰かが落としたのを木にかけてあるのですが、こんな天候と視界悪い時に、しかも誰も居ない1人きりの山で見ると、怖い(笑)!!

実際登ってみて分かりましたが、延々と急登が続くわけではなく、痩せ尾根に出てから、頂上までは幾つかのピークを踏みながら進むのでアップダウンがあります。







この日はホント気持ちが弱ってました。
理由として、ここ数日何故か日航機123便墜落事故の記事やら動画やらを見まくってまして、もうそれこそ損壊したご遺体の写真なども見てしまっているので、山とか木がそれらを連想しちゃう。
後はこの登山口に来るまでがあまりにも山深くて、人も車もここまで見なかった山域はない。
熊やスズメバチの存在。
ネットの事前情報では遭難や死亡事故が多く、不気味な山として有名。「熊倉山」と検索すると、「熊倉山 不気味」「熊倉山 恐怖」「熊倉山 遭難」「熊倉山 道迷い」と出てきますから(^_^;)

もう自分との戦いでしたね。
この日は熊か、自殺した人や遭難した人の遺体でも見てしまうようなイヤな予感が頭から消えませんでした。
こういう心境の中、突如奇妙な虫が手や顔に着く度、鳥肌がすごかったです。

つづく