山で鍛える

修行・訓練・山行の記録用

西さんぽ

2014-04-19 10:31:19 | 旅行・お出かけ
ランチ後に、缶チューハイ片手に
島内を時間の限り散歩してみました!
前浜海岸の神津島港寄りのところからスタートしました。


閻魔洞。




渦巻岩。


渦巻岩だけではなく、海岸線は奇岩がゴロゴロしています。
水は透明度抜群です。


沢尻湾(海岸)の望む。





海に向かって描かれてた絵です。
ワタシの好きなタッチですね。『島結び』ってURLも書いてあるの。
なんか構図的にも面白い絵だし。


落石をどけることなくそのまま駐車場を作ってますが、軽自動車も停められなさそうなスペースでした…。


露天風呂!水着着用らしいんですが、海の中の風呂って感じでロケーションは最高。
しかしこの日はやってませんでした…。


めいし海岸を望む。
時間的にここが限界でした。
赤崎の遊歩道まで行けたら最高でしたが、ゆっくりした時間の流れの中で、目的のない散歩を楽しめました。
一足早く初夏の風を感じることが出来て幸せでした。

今度は八丈島でも行ってみようかな。


天上山攻略戦

2014-04-19 06:43:10 | 修行・訓練
神津島に来た理由は
愛読誌『島へ』の直近の伊豆七島特集で、
そこに神津島の天上山が載ってて、この神秘的な雰囲気に一発でヤラれてしまったからです。
すぐにどうやったら行けるのか調べたら、意外に調布から飛行機で余裕持って日帰りで行けるのが分かり、即時計画を組み実行しました!ブリッツクリーク(電撃作戦)です。
恥ずかしながらこの歳で、伊豆七島初上陸です…。近くて遠い島々ってイメージがあってね。

【天上山】
標高 :571.5m
メンバー :2人
天気 :晴れ
駐車場/登山口:黒島登山口→天上山→白島登山口


黒島登山口まではタクシーで乗り付け、登山スタートです。


こんな感じで整備された石段を上っていきます。


登山口自体が既に標高200mくらいあるようで、上って間もない景色もこれもんのスーパービューです。
※1合目から10合目までずっと海をバックに上って行けます。




低山と言えども斜度がそこそこありますので疲れます。
まずは1合目到着。


花の百名山みたいですねー。


ずっと順番に「1合目」「2合目」って来ましたが、「5合目」の次はマサカの「K船長」でした
意味不です…。

気を取り直して上って行き、

30分くらいで10合目まで上りきりました。

この山はここからなんです。頂上が尋常じゃないくらい広いというか山自体がドデカいんです。
山頂をいろいろと歩くだけで2、3時間かかるんです。


10合目から更に黒島展望山に登っていきます。






どの角度もいい眺望です。


池が見えます。

ここからは各名所などのスライドショーをご覧下さい。

表砂漠。


同じく表砂漠。低山の山頂とは思えない景色が続きます。
高山っぽいし、とにかく広大なんです。
サバイバルゲームをやりたくなります。


裏砂漠。


ホントに砂漠っぽいですよね。
山頂が砂地になってるのは日向山以来です。


高度感感じる絶景ビューポイントもあり、




砂の道もあり、




池や神社もあり、








晴れてはいましたが霞がかっていたため、天空の丘からは残念ながら他の島々を見ることは出来ませんでした。




40数個もあるピークの最高点を、いわゆる頂上を極めました!








下山開始!唯一の食堂が2時までなので、帰りを急ぎます。










白島登山道には木々があり、森がありました。
行き帰りで違う道で上り下りする方が楽しいです。






登山口に下り立ちました!
ここでタクシー呼んで街まで戻りました。

3時間くらいの登山でしたが、初夏を思わせるような陽気もあり、半袖になり汗をたくさんかきながらとてもいい運動になりました。
山的には今まで見たことないような山でしたね。低山なのにこの高山のような雰囲気、そして意外にめちゃくちゃ広いし…。とにかく不思議な山でした。
神津島での日帰り登山、最高でした!












浅間山(前掛山)攻略戦

2014-04-18 16:31:20 | 修行・訓練
【浅間山(前掛山)】
標高 :2,524m
メンバー :2人
天気 :晴れ
駐車場/登山口:浅間山荘登山口→浅間山(前掛山) ※ピストン
標高差:1,329m(累積標高差)
距離:約12.8km


お取引先の登山における大先輩と2人で行ってきました!
0430に所沢で待ち合わせての出発です。

順調に車を走らせ、0650くらいに登山をスタートしました!


登山口付近は雪は全くなかったです。


長野のリスはなんか違うぞ…



御年59歳にして、かなり軽快なフットワークです(笑)。
けっこうなペースでぐいぐい上って行きます。


しばらくすると残雪が出てきました。


写真は一の鳥居だったかな?二の鳥居だったかな?
登山口→一の鳥居→二の鳥居→火山館を目指してく感じのルートです。


いい景色です。





雪を歩くのは初めてなので、この日のためにトレッキングポールを買っておきまして、初のトレッキングポールを持っての登山になりましたが、まあ便利ですね。
年配の人が持つものという先入観から、自分が持つ気はゼロでしたが、こうしていざ使ってみると
かなり便利ですね(笑)。バランスも取れますし、足腰への負担軽減にもなります。
何より雪道を歩く上では必需品なんだなと身を持って学びました。




いよいよ雪が多くなってきました。


この辺からMさんはアイゼンつけてました。


1時間半くらい歩いたのかな?
火山館に到着しました!


ここに居た管理人、すごいぶっきらぼうで態度悪でした…。
やり取りしててちょっとイラッとしましたね。
偉そうに…。

もうサッと出てやりましたよ。1分も滞在しないで。




しばらく平原(雪原)を歩いたら、景色が抜けて右手前方に頂上が見えてきました。


後ろを振り返るといい感じの景色です。


ここがこの山の頑張りどころですね。もうすぐ頂上って感じのまま1時間くらいキツメの勾配を巻ながら延々と行軍していきます。忍耐力が問われます。


ようやく巻き道が緩やかになってきました。


これはたぶん、立入り禁止の『浅間山』の写真かな。
もう目の前(距離にして1km)にあるのにこっちは入れないんです。
自己責任で失礼します!ってパターンもありますが、今日のところは止めておきました。


こんな感じで規制されています。


おやつ休憩。


Mさんからもらったこの塩ドライトマト、ビックリするくらい美味しくて、ほっぺがツーンッとして体に美味さと塩分と糖分が染み渡りました…。次から絶対買おうっと。完全にドライトマトは食わず嫌いでしたね。


さあ、前掛山頂上に向けて出発です!
この辺からは風速10~15mの強風で、飛ばされそうな区間もありました。
※予報では25mでしたが、予報ほどではなくて本当に助かりました。


この辺は吹きさらしで指先、耳が壊死寸前でした(笑)。
この日の為に買ったようなカリマーボマNSジャケットは実に大活躍でした。
●完全に風をシャットアウト
●中間着まで汗でびしょびしょでもこの驚異の通気性のおかげで、少し涼しくなるとインナーが乾きます!
●転んだ際(後述しますが)にかなりの砂利や小石に擦りながら倒れました(しかも3回も)が、無傷でした!※パンツは擦れて破けた箇所あり。
●雪や氷をガン弾きです。
●個人的にはデザインが最強なんですけどね。


そして登頂!
Mさん元気すぎです。
私はアイゼンなしで登頂出来ました!ローカットのカメレオンで頑張りました(笑)。


うーん、実にいい山だ。
地上とはかけ離れた気温でおそらく0℃前後なのでは?
こういう非日常感が登山の醍醐味の一つです。


こっちからも立入り禁止の火山口&一番のピークに行けるんだろうな…。


火口方面。踏み跡が見えますね。やっぱ行く人いるんだね。


寒いし風が強いんで、最低限の滞在で下山を開始しました。


風が弱いところで休憩です。
Mさんがコーヒー作ってくれるって言うから。
行動食でカロリーも補給しとかなきゃいけませんしね。


イイデスネェ、ユキヤマデコーヒーブレイク
お湯を沸かしてくれて、


熱々のコーヒーをご馳走になりました!
最高の瞬間ですね。頑張って早起きして、頑張って上ってきて良かった。


甘栗で栄養補給。
2人でおやつを交換っこしました(笑)。


コーヒーと合うというクッキーも頂いてしまいました。


さあ後は下るだけです。

この後、下りは滑り落ちそうなので、雪や氷を避けてガレてるところを歩いていたら、砂や小石が浮いてて3回連続してモロに転んでしまったので
この日どころか人生初のアイゼンを装着して下山しました。
これは全く滑りませんし、雪や氷の中をガンガン歩きたくなっちゃいますね!
感動しました!


これがアイゼン。アイゼンと言っても簡易的なやつですけどね。
火山館でアイゼンを外して下山しました。


雪山歩くと白内障になるから、サングラス必携との指令が出たので、前日急いで好日山荘に買いに行って、これまた登山では初のサングラスです。
そうしたら、必携品だと口うるさく言っていたMさんが「あっ!俺サングラス忘れちゃった!」だって。
おいおい(笑)。


何を見つけたんだか、ぶつぶつ言ってます。


二の鳥居からは行きと違うルートで滝を見ながら沢沿いに下りていきました。
冬の間は凍っていたんでしょうね。


楽しい登山ももう少しで終わってしまいます…。


登山口近くの川の色。
すごい錆鉄色ですよね。

下山完了~!
12時40分くらいだったかな?
上り→3時間10分
休憩→30分
下り→2時間ちょっとくらいのタイムだったと思います。


登山後は「天狗温泉 浅間山荘」に寄っていきました。
すごい錆鉄色のお湯で、タオルも染まっちゃいましたが、温めで気持ちのいいお湯でした。
登山の後の温泉は最高ですね。
Mさんとは初登山&初裸の付き合いでした。
帰りの車は達成感と安堵感と親近感から、結構女子みたくペラペラおしゃべりしながら帰ってきました。





新中央航空 ~調布⇔神津島~

2014-04-18 13:35:43 | 旅行・お出かけ

調布飛行場から朝一のフライトで神津島に行ってきました!
調布飛行場使うのも初だし、プロペラ旅客機に乗るのも初めてです。
※セスナは数回スカイダイビング時にあり。
前夜から楽しみで楽しみでしょうがなかったです(笑)。
遠足前の子どもみたいな感じですね。

空港も形式的に警察や警備員が居たり、結構適当な手荷物チェックとかあったりと
やっつけ加減が最高でしたね。


遠目だとすごく小さく見えますが、




近くにきても小さいッス(笑)!


19人乗りです。行き帰りとも一番前の席でした。


一丁前にこんなランプもついております。
コックピットとの仕切りはこの蛇腹のドア。
会話も丸聞こえです。
※プロペラの爆音がすごくて、機内放送はほとんで聞こえません(笑)。


なんかウケるぜ、ドルニエ228!


多摩川→横浜→江の島→大島→利島→新島→式根島と結構な低空を飛んでいくので、
景色見てるだけで楽しかったです。
ホントあっという間に着いちゃう感じです。


写真は形から見ると利島かな。


無事に神津島空港に到着!

それにしても小さい空港ですな。
調布からわずか30分ちょっとで着いちゃいました。


島はのんびりとした雰囲気で、空港前の原チャリも鍵が付けっ放しですからね。
ちなみにタクシーは3台、信号機は1台、ランチ食べれるお店は3軒のみですから。

調布からのプロペラ機でのトリップ、言葉ではうまく言い表せないんですけど、感覚的になんかすごく楽しかったです!

【まとめ】
●40分弱のフライトとはいえ、トイレが無いのは精神的にちょっと怖いですね。
●低空飛行なので景色が見れて楽しい。
●プロペラの爆音、ハンパなくうるさい(笑)。会話は不可能です。
●あっという間に着きます。
●荷物チェックとかホントいい加減でウケます。
●金属探知機も壊れてるんじゃないかと思うほど、誰の何にも反応しません。
●エアチケットもありません。レンタカー屋に呼ばれるように向こうの持ってる紙で名前呼ばれたりチェックされます。

川苔山攻略戦

2014-04-09 18:52:53 | 修行・訓練
なんとこれが今年初登山です!!
年末の安和岳(沖縄)以来です。
奥多摩にある川苔山(川乗山)に単騎にて行ってきました!

実は登山前にアクシデントが…。
奥多摩のイレブンに、山行で一番大切な水(いろはす)を買おうと思い立ち寄ったら、
財布がない!
自分の間抜けぶりにひどく落ち込みました…。
交番で1,000円くらい借りようかとかいろいろ考えましたが、
車の中やバッグの中を徹底して小銭探ししてみました。
でも、ない!1円もない
振ってみてもチャリチャリと音もしません…
最後に着替え用のトートバッグのポケットのチャックを開けてみたら
8,000円入ってました!
命拾いッス。マジ助かりました…。
これにていろはす4本とお菓子やらを買って無事に登山に臨めることになりました!
これを教訓にこれからは予備の登山靴と1,000円くらいは用意しておこう。

日原街道、川乗バス停手前の路肩に車を停めて0645スタート。
自宅からはオール下道で1時間40分くらいかかりました。




30分ほどこんな感じで舗装された沢沿いの林道を上っていくのですが、
勾配も緩やかなのでウォーミングアップには丁度いい感じです。


ふと沢を覗いてみたら…


鹿が木の実を食べてました!


日陰は雪が全然融けてないなぁ…。
山の中は大丈夫かな?


そして登山口に到着!


そしたらいきなりコレ
入口に通行止って…
ここまで来て引き返せねー…

初心者じゃないし、
40のオッサンですから
自己責任で
し、失礼しまーす…


だーれも居ない山の中を黙々と上っていくのですが、
熊さんの目覚め含め、一人でこの広大な山の中ってのが怖いですね。


順調に歩いて行くと
ついにというかまたしても通行止のトラロープが…。

し、失礼しまーす…


たしかに危ねぇ
沢の真上に雪が広範囲にあるのですが、踏む場所を間違えるとズボッって足がハマり、下手すると冷たい沢の中に落ちそうです。


何とか百尋の滝まで到着。


ここからが急登に。
冬の間に鈍って重たくなった体にはキツイ!
かつ崖っぽいところを歩いていく感じで注意が必要です。
よろけて転落死→しばらく誰にも死体が発見されない→かわいそう、です。


この山の頑張りどころです。


急登が終わり、ほぼ平坦な道になり
これがなんと1kmくらい続きかなり助かりました。


雪に覆われてるところは踏み跡もほとんどなく、
ルートを失います。


今考えたら運命の分岐でした。
左手もしくは直進と頂上へのルートが2通りありましたが、結果直進は完全にアウトだった模様なので、
左手に進み助かりました。
※とはいえ左手もこの後、ある個所がものすごくヤバかったですけど…。


これ見えます?
高さ1500cmくらいの標識がずっぽり埋まってます。
このあたりだけ1.5mの積雪が融けずに残っているのです。
ルートは全く分からず、勘だけで雪中行軍していきました。
途中足がモモくらいまでズボッと落ちるところもあり、危ない場面も数度ありました。


雪を抜け、木こりの通る道が見えてそこをひたすらに上って行きました。
しかし頂上までの距離くらい歩いても一向に着かないため、ものすごく不安でした。
が、何とか抜けて、ある登山道に合流。
そこでこの「川乗山」の矢印を見た時は最高に嬉しかったですね。


地味な上りが続きますが、迷ってないだけで幸せです。


もう雰囲気的に頂上は間近です。


見えてきました!


そして頂上に到着!
0915でしたので2時間半もかかったんですね…。
20分くらいは迷ってましたし、思ってたルートより遠回りで登ったはずです。


晴れてるけど、ちょっと靄がかかってましたかね。


びしょびしょのシャツを着替えカロリー&糖分補給。
止まってると寒いですねー。


頂上はこんな感じで結構広いです。


さっきの分岐標識にあった足毛肩の岩経由は完全に危ないみたくて
結果良かったです。そっちに進んだらここまで来れたか全く分かりませんからね。


10分ほど休んで下山を開始しましたが、
ここが私が今回通りたかったルートです。
通行止と書いてありますが、
し、失礼しまーす(゜-゜)

こっちの方が彷徨って上って来たルートより断然ショートカットです!
ぐんぐん下って行きましたが、
またもや雪のせいでルートが全く分からなくなってしまいました。


とりあえず沢を下って行くことに。


踏み跡がほとんど確認出来ません。
場所によってはズボッといくので、怖かったです。
雪ノ下が空洞になってたり、沢になってたりするので、薄く凍った湖の上を歩いて行くような感じです。
超おっかなびっくり。


誰かが道しるべにタオル(ハンカチ)を残していってくれてます。
こういうのめちゃくちゃ助かります。




歩いてきたとこ、登山道ではなくてTHE・沢です(笑)。
ただの沢を15分ほど下りました。


やっとあの埋まった標識のところに来ました!
これは行きがだいぶ遠回りしたことは分かりましたが、この雪が覆った沢を上って登山道を見つけることは不可能だったと思うので、これがベストだったと思いました。

ここからは行きとの完全ピストンになりますので、不安もなく早足に帰れましたが、
まあ復帰戦にしては結構距離があり疲れましたね。片道8kmくらいかな。
結局下山したのは1115頃でしたので4時間半の登山となりました。
リハビリには丁度良かったかな。

これは、一から鍛えなおさないとダメですね。
この三ヵ月で体重の増加とトレーニング不足により、キツイキツイ。
来週は雪山(浅間山)に行くのですが、
とても不安が残る山行でした。
6月中には完璧な体力を作りあげたいなと。
ゴールデンウィークも飲み食い旅行じゃなくて、山行に切り替えじゃ!!


帰りはいつもの「もえぎの湯」のヌルヌル風呂で疲れを癒しヌルヌルになってから帰宅しました。


【川苔山(川乗山)】
標高 :1363.3m
メンバー :1人
天気 :晴れ
駐車場/登山口:川乗バス停→川苔山 ピストン
標高差:954m
総歩行距離:12.4km