山で鍛える

修行・訓練・山行の記録用

生藤山攻略戦

2013-09-25 22:48:30 | 修行・訓練
この日は午後1時半から池袋で契約があったため、
それに間に合うように、昼までに自宅に帰宅出来るICから近い低山を探し、ターゲットを生藤山に決めました。

【生藤山】
標高 : 990m
メンバー :単独
天気 :曇り時々雨
駐車場/登山口:石楯尾神社→甘草水→三国山→生藤山→熊倉山→軍刀利神社→井戸→石楯尾神社


ナビを上野原ICから目標である『石楯尾神社』に手作業でセットしてやってきました(住所とか電話番号わからないので)!
自宅から約1時間半。
ユーミンの中央フリーウェイを聴きながら来ましたよー(笑)。
神社近くの広めの路肩に車を駐車して0530登山スタート!


石楯尾神社。
で、ここを起点に20分ほど雨の中を歩きまわりましたが、登山口が全く見つかりません
時間の関係もあったし、小雨という悪条件なので、早く登り終えたいから非常に焦りました

どうしても見つからないので
一度車に戻り、ガイドブックを確認してみました
それでも疑問が全く解けなくて、
車で一度バス通り(といっても普通の県道)に出てみて、散歩中のおじいさんに
「生藤山の登山口を教えて下さい!」とガイドブックを見せて聞いてみました。
すると、こっちの『石楯尾神社』ではないよ!だって
こっち??
あっち??
こんな変わった名前の神社がいくつもおありなんでしゅかぁ?
人間の苗字で言えば『大田尾さん』『加藤木さん』みたいな感じでしょ…。
ある意味オンリーワン的な。

で、口頭で道を教わり、10kmくらい移動しましたよ
エライ離れてましたわ…

途中、道を間違え
道路に猿が20匹くらいいるとこがあって、

(拡大して電線の上をよく見て下さい。猿が5、6匹渡っています)
ちょっと都内じゃ味わえないようなSP(サファリパーク)ぶりでしたね。

そしてようやく正しい『石楯尾神社』に到着。道を教えてくれたおじいさんに感謝感謝です



石楯尾神社バス停から登山道に向かいます!
前述のアクシデントのため、結局0620に出発になりました…。
ただし一晩中降り続いていた雨が上がっており、清々しい気持ちでスタート出来ました!


この季節、、曼珠沙華が綺麗ですよね。
白いのも咲いてて珍しいなと。


民家が途切れたところで、
いよいよ登山道に入ります!(頂上まで90分と書いてありますが、だいたい私のペースだと表示の半分くらいでイケちゃいます。)


途中までは舗装されていましたが、苔がすごくて、この区間はめちゃくちゃ滑りました(汗)。


やはり『山』なんだなぁ。この低山でもそこそこ上りはキツくて、
グッと苦しめられます。
しかもこの日は結果的に一人も登山者とすれ違うことがなかったので、
この山にはワタシ一人しか居ないわけですよ。
つまり蜘蛛の巣を切り開いていくのがワタクシだけってことでして…。
もう時間が気になっていたので、どんどん進軍して行きましたから、顔やら手やらに相当蜘蛛の巣が引っ掛かりましたね


基本的に相当整備された登山道です。
そしてこのような樹林帯をグングン進んで行きます。


完全にガスってきました。


30分ほど進軍すると平地に近い緩やかな勾配に変わり、
かなり楽になりました。


もうたった0.7kmで一つ目のピーク『三国山』のようです。


100m逸れたところに『甘草水』があり、顔を洗いリフレッシュ。


桜並木を抜けて、


三国山頂上に。


視界はこんな感じでした(笑)。





続いてすかさず生藤山頂上へ。


10帖くらいの狭いリビングって感じの頂上でした。


藤野町十五名山って(笑)
●●県200名山とか、花の百名山とか、いろいろな冠があるから
こういうのない山はちょっとさみしい気分でしょうね。


頂上からの視界は…
全くのゼロです!あっハイ


続いて軍刀利神社元社へ。


木段を上りきると立派な鳥居が。


ここから予定より少し足を伸ばし、1.1km先にある熊倉山(富士山がよく見えるで有名らしい)へ。


なんか標高書いてある札が軽すぎやしませんか?
小5の子の部屋のドアノブじゃないんだから…。


さあて気を取り直して富士山がよく見えるという眺望を…
って何にも見えんやないかい!
この日は雨が降らないだけで良しとしなければいけないので…。


道中、この大型のカエルと3回遭遇しました…。


行きとは違い、「井戸バス停」に出るルートで下山。
ピストン登山より、行き帰りのルートが違う方が断然楽しいんです。


雲の切れ間から下の村が見えます。
うーん結構急だぞ…。このコンディションだと100%滑るだろうな…。


すごーく急な林道を半分滑りながら30分くらい下山しました(ユウコウ×2)。


景色が変わり、沢が見えてきて、


勾配が緩やかになり、


ビックリするような巨大で神秘的な桂の木があり(一枚の写真では到底全体像を捉えきれません!)、


軍刀利神社奥社に到着!


風情ありますよねー。
しかしこの橋を渡ったところでiphoneを持ったまま、
コケて(イッポン)、iphoneが粉々になったかと思いました…。


こののどかな道を過ぎると、


本殿がありました!

この時、下から登って神社に参拝に来ていたご夫婦が写真を撮っていましたが、
この朝の時間に森の中から半分野生化したびしょ濡れのワタシが飛び出て来たので、
ご主人が「うわっ!!」ってあからさまにビックリしてましたね…。
ビックリした流れで無理矢理会話をつなごうとしており、「うわっ!頂上までは何時間くらいかかるんですか?」だって
聞きたくもなかったくせに…


この石段を下りて来たわけですが、
めちゃくちゃ滑りました
一度滑落しそうになりました(ワザアリ)が、手すりにしがみつき、事なきを得ました
雨の日や雨翌日の登山は危ないですね~。
ビブラムソールが苔のついた濡れた岩との相性が最悪なんですもん


曼珠沙華に癒され、


バス通りに出て15分ほど歩き、


0900到着!

さあ、帰京&シャワー&池袋移動を急ぎます!!











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