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organic journal

生活が楽しくなるきもちのいい " organic life " を楽しもう *

4年と8ヶ月前

2012-08-29 | 暮らしのこと

4年と8ヶ月前。
ずいぶん昔のことだ。
1年先、半年先でさえも想定外の何が起こるかわからない
時代だというのに。
そんな昔、飼い犬と公園をのんびり歩くなんてことは
想像もしていなかった。
仕事が終わった後、突然に閃いて犬を見に出かけた先で
偶然にも20年も前から漠然と欲しかった犬種の犬に出会う。
断固としてオスがよかった。
そのきょうだいはメスが2匹でオスが1匹だった。
メスの1匹は目が大きく人懐っこそうな愛くるしい顔で
いくらパピーとはいえ、誰が見てもかわいい美人顔といえた。
一方のオスはというと、いかにも生意気そうで利かん坊な顔してる。
その顔をジッと見ているだけでも、自己主張満々の子犬だった。
そしてその出会いから2日後、オスのパピーは我が家にやって来た。
体長 35cm、体高 19cm、体重 1.6kg の
片手で簡単に持てる小っちゃなパピーだった。
そう、そんな彼が家族になったのが4年と8ヶ月前だ。
小さい頃の顔の表情のとおりに、自分を主張する犬に育った。
ときには生意気に、あるときは頑固に、そしてたいていは素直に行動する。
飼う前には思ってもみなかったが、犬は驚くほど豊かな感情をもった動物だ。
彼がオトナっぽくなったのか、最近わかったことに
尊重なのか思いやりなのか、そんな行動もめだつ。
ともに生活をしていくうちに、家族の気持ちや感情が読み取れて
思いやれる、形ばかりではない家族になっていく。
犬との生活がこんな風なものになるなんて想像もできなかった4年と8ヶ月前。
そんなことを思い出しながら、遅い夏休み、公園を散歩する。
今もこれから先も愛犬と宝ものの日々を過ごしたい。






傘売りのレインマン

2012-08-24 | 暮らしのこと

やっぱり残暑は厳しいのだった。
いっとき涼しくなったときに誰もが、そう簡単に涼しくは
ならないでしょう。また暑くなるのよねぇと言っていた。
その通りだ。
しかし昨年に比べると、暑い暑い!を連発しなくなっている自分に
いさぎよく諦められる人になったのかと考えてみる。
いやいや、もしかするとこれは加齢なのかもしれないと
ひらめいてしまいかなりゾッとする。
年をとると暑さの感覚が鈍くなると聞いたことがあるが
もしやコレかもしれない。
恐ろしいことに、この先に起こるいろいろは
今までの若い頃のように楽しいこととは反対に
予測もできないことが身体に起こる未知の世界に突入している
ということのようだ。
そんなことはともかく、きょうもザーーッと
雨でも降ってくれないだろうか。
それにしても最近は局所的に異常な大雨や雷もありたいへんな
被害を受けた地域も多い。
竜巻だって起こるし、直前にならないと予測もできないという。
日本の気象も未知の世界に入っているということか。
簡単にすべてが異常気象といってしまえばそれまでだが
あの京都議定書はどうなっているのだろう。
おさかなの何が食べられなくなる、お寿司のネタで無くなるものがある
などというニュースが今朝も流れていた。
お年寄りも含めたまじめな日本人がコツコツと健気に
できることをしているスガタは儚なすぎやしないだろうか。
先日の突然雨が降り出した日、原宿駅で改造した立派なリヤカーに
たくさんのビニール傘を下げて売っている外国人を見た。
イイトコ突いた脱帽ものの発想だ。
必要としている人と所に必要なものをタイミングよく持って行く。
物を売る原点だろう。
あのレインマンはこの残暑をどうやって乗り越えているのだろうか
とフト思い出した。





神楽坂まつりは熱かった!

2012-07-25 | 暮らしのこと

なりゆきで仕事帰り、今日からはじまった神楽坂まつりに
寄ることになってしまった。
神楽坂のあの狭い道路の、狭い歩道で今日明日がほおずき市で
金曜、土曜日が阿波踊り大会とだという。
当然露店が並ぶわけで、凄い人込みだろうと気乗りしていなかった。
以前から神楽坂は好きでよく散歩をしたが、義母も亡くなり、
もうずいぶん近づいていないし、おまけにお祭りの日なんて
町の住人でもないうえ、お腹の調子もイマイチなのに、などと
考えている間もなく商店街入口に突入してしまった。
こうなったら坂上まで歩くしかない。
扇子を片手にパタパタしながら、首は左右をキョロキョロ。
浴衣の女性ばかりでなく浴衣メンズも多い。
商店街のスピーカーからは聞き慣れない演歌の大音量。
どうやら毘沙門天にステージがあるらしく、そのライブが流れているようだ。
露店では地ビールやらワイン、お酒やらやら、神楽坂のお店による出店は
神楽坂ならではのものが並び、ギュウギュウで前に進めない歩道は
さらにお祭り気分を盛り上げている。
出店各店が東北地方の食材を使用し、また東日本大震災被災地や
被災者の方への募金活動も行うそうだ。
ほおづき市なのに、どこにもほおづきがない。と思いながら歩いていたら
ようやく毘沙門天善國寺に着いた。
お参りをして歩道に出ると、あった!ほおづき!
2つだけの屋台に涼しげな風鈴を飾ったほおづき。
お祭りのメインのほおづき市がたったこれだけのよう。
まだきれいなオレンジ色になっていないが
ほおづきを見たのもずいぶん久しぶりだ。
こどもの頃と祖母を思い出し、懐かしくなる。
気がついたら、ナンダカンダと思っていたことはスッカリどこかに消え
神楽坂の熱いお祭りに呑まれてしまっていた。





Diamond Jubilee & Goods

2012-07-07 | 暮らしのこと

ふにゅふにゅと暮らしていたせいか
ダイヤモンド・ジュビリーのことをすっかり忘れていた。
もうすぐはじまるロンドンオリンピックのことは
ずいぶん前から気にしないではいられないというのに
イギリス王室好きがいったい何にうつつを抜かしていたというのか。
あぁ~その当日、お祝いのはじまる6/2までを待ち遠しく
楽しく盛りあがってウキウキできたというのに・・・
あぁ~なんて残念なことをしてしまったことか。
それにしてもロンドン、いやイギリス中ではかなりの数の
ユニオンジャックがたなびき、そこかしこでも盛り上がりの
ディスプレイやイベント、お祝いグッズの数々、そして
きっとその売り上げたるやウキウキもんなのだろう。
エリザベス2世の即位60年をお祝いする記念式典
ダイヤモンド・ジュビリーはダービーはもちろん、
ビッグ・ランチ、テムズ河のダイヤモンド・ジュビリー・
ページェント、バッキンガム宮殿コンサートなどなど
国をあげてのすばらしい4日間だったようだ。
今回、あまり評判のよろしくなかったらしいBBCの放送も
あまり見られなかったので、今後の放送や再放送こそは
見逃さないようにしよう。
それにしても在位60年はすごいけれど、イギリスのすごいところは
さらに長い64年のヴィクトリア女王がいるということだ。
といってもきっとエリザベス女王によって、この記録は
塗り替えられることになるであろうが。
ダイアナ妃が亡くなった頃には下降気味だった人気も
やっぱりエリザベス女王はイギリス国民に支持されているようだ。
こんな時のロンドンに行けていたら楽しかっただろうねぇと
以前イギリスに住んでいただんなさまが呟いていた。
そして「ボクはこれ欲しいんだけど・・・買うね」と
キャス・キッドソンのダイヤモンド・ジュビリー・グッズの1つ
エリザベスの絵が描かれたマグカップとティー・スプーンの
セットを買っていた。
本来は厚手のぼってりしたマグもよかったようだが
もうすでに在庫がなかったらしい。
ガーリーアイテムのグッズに囲まれたショップにいるだけでも
珍しい存在だというのに、本人のお買いものとは
お店の方もオドロキだっただろう。
キャスらしいブルーのドットプリントの箱に入ったこのセット
大事そうに抱えて帰っていた。





お決まりのコース

2012-06-12 | 暮らしのこと

ちょっとしたイベントに行くため、久しぶりに九段下まで行く。
桜の咲いていない千鳥が淵は休日のお昼間だというのに
だぁれもいない。
濃い緑の葉が覆いかぶさり薄暗くなっている公園は
桜の時期とは大違いで、まるで別の公園に来てしまったと
間違えてしまうくらいだった。
ちょくちょく来ていたこの辺り。
市ヶ谷の方に下って行くと右手にあるあられやさんの老舗「さかぐち」の
海苔巻きのあられはこれぞ本家本元と思えるお味でたまらない。
父がよく東京土産に買って来てくれていたのでずいぶん小さな時から
好物のあられやさんということになる。
送られてくる季節の日本手ぬぐいのおふきんも毎回楽しみにしていた。
靖国神社の骨董市もときどき覗いた。
思い起こせば小学校1年生の時に今で言うキッズおでかけサポートで
(むかしは別の言い方をしていたが忘れてしまった)
1人で飛行機に乗ってはじめて東京に遊びに来たときに
羽田からのドライブの途中、叔母に連れられて来た場所が
この靖国神社だった。
7歳ではもちろん歴史も知らないし、つまらない場所に連れてこられた
ものだなぁ、もっと楽しいこどもの喜ぶような遊園地とかには
行けないのかぁ・・と思った記憶がある。
ひとりで歩くことがなかったこの辺だが、やはり習慣でいつもの
お決まりのコースを辿ることになってしまう。
このまま神田の方まで行くと、古本屋さんがあって楽しいんだけど・・・
この誘惑に負けてしまうと3,4時間帰りが遅くなること間違いない。
いやいや腰が痛くならないうちに、このまま静かに
す~っと引き返すことにしよう。


          





Tokyo Gate Bridge and Tokyo Bay

2012-06-08 | 暮らしのこと

そうだ!と東京ゲートブリッジを歩いてみようということになった。
遠くから建設中をいつも見ていたのだから、行ってみなくっちゃとGO!
確か大きな船が通る時には橋のまん中のゲートが開くと聞いた。
我が家では犬がキスしているみたいな橋と言って完成までを楽しんでいた。
全長2618mは歩けなくても、せめてまん中まで歩いてみよう。
抱っこしている愛犬は橋から見る景色と風の匂いを満喫しているようなのだが
揺れるのがきもち悪いとダイのオトナのだんなさまが言い出し
半分どころか100mも歩いていないが、まぁ、こんな高い所で
具合が悪くなられても困るので降りることに。
橋の下の堤防が釣り場になっていて、遠くに見える赤い灯台まで行くと
ゲートブリッジのまん中あたりだ。
それじゃぁ地上から見上げてみようと日光浴を楽しんでいる釣り人たちを
横目で見ながらずんずん歩いてみる。
夜の橋はライトアップされてさぞキレイだろう。
新しい東京観光名所でもありロマンチックなデートコースにもなるだろう。
先週は晴海埠頭から眺める東京湾だった。
今度はゲートブリッジ、若洲海浜公園からみる東京湾。
波を見ていると妙にきもちが落ちついてきて
波乗り、波待ちがしたくなってしまった。


          





やっぱり絶景かな東京湾

2012-06-04 | 暮らしのこと

ずいぶん以前からレインボーブリッジから、お台場辺りから見る
東京湾沿いの晴海が気になっていた。
クリスタルなあの建物は何だろう、公園もあるみたいだし
どうやって行けるのかとレインボウブリッジ側からいつも見ていた。
月島や晴海のトリトンスクエアや豊洲には行ったことがあっても
あんな東京湾の端の端っこまでは知らない。
しかも端っこなのに真ん中という微妙なところだ。
きのう、あるイベントで昭さんのトークショーがあるため
勝どき駅からバスに乗り、降りた所が晴海ふ頭。
そのイベント会場は、まさに数年前から興味を持って遠くから見ていた
あのクリスタルな建物だった。
それも地上にいる時にはまだ気がつかず、2階3階と上の方に上がるにつれ
ようやくここがまさにクリスタル内であることがわかった。
ここは晴海客船ターミナルだったわけだ。
そして公園は晴海ふ頭公園だ。
いつも反対側から見ていた景色の中ににいると
今度は逆に向こう側の景色が新鮮に映る。
どこから見てもこの辺りの東京湾ってステキな景色だし
夜景はココロがはずむくらいに見惚れてしまう。
イベントはいつもと場所が変わっても相変わらず大盛況だったし
トークショーも終わった頃、灯りが点いた薄っすら夜の東京湾に
ちょこっと見える真っ赤にトンがった東京タワーはやっぱりいい。
右手にはまだライトアップの時間じゃないらしいスカイツリーも見える。
海と川と人の暮らしのある東京湾はやっぱりどこから見ても絶景なのだった。


       


       





四年に一度の「三社祭」

2012-05-20 | 暮らしのこと

三社祭というと当然浅草で、今年はお祭りの見物だけではなく
御神輿とスカイツリーのショットを撮りたい人もたくさんいたそうな。
ところが浦安にも三社祭があるのだ。
4年に1度の夏のオリンピックの年に行われるかなりの大きなイベントのようだ。
以前は地区ごとに行っていたが、大正時代からは合同で
開催されるようになったという。
堀江の清瀧神社、猫実の豊受神社(神明宮)、当代島の稲荷神社の
御神輿をはじめ、大小100基以上の御神輿が繰り出される
というのだからそりゃぁスゴイのだろう。
お祭りは来月6月の14~16日だというのに、もうすでに
駅には紅白の提灯が飾られ、通りには紙垂が垂れ
神輿担ぎの練習もはじまっている。
浦安のホンモノの地元の人たちは気合いが入っているのがわかる。
まだ行ったことのない稲荷神社に行ってみた。
来月に盛り上がる神社のひとつとは思えないほどにひっそりとしていた。
御神輿の担ぎ手の「せいやせいや」に聞き慣れているが
浦安では「マイダマイダ」という掛け声なのだそうで
お祭り好きとしては、来月がちょっと待ち遠しくなってきた。




のほほ~んとpicnic

2012-04-11 | 暮らしのこと

愛犬と久しぶりのpicnic!
さんざん走ったり寝転んだりと遊んだ後には
ポカポカ陽気のお日さまとサクラと
ターキーサンドイッチにフルーツと飲み物でランチタイム。
のんびり気持ちのいい時間が過ごせた。
本を読みたかったし、お昼寝もしたかったけど
欲張らなくてちょうどいい平日の
のほほ~んとシアワセな一日だった。




空の雲がきれいな日

2012-03-26 | 暮らしのこと

いつもそう。空の雲がきれいだといつまでも時間の許す限り
見ていたくなる。
この日はレインボーブリッジと幕張の空。
空の色も雲の形も海に反射している夕焼け色もきれいだ。
うっすら富士山が見える。
これがきっとココロの洗濯にはいちばんなのだろう。
今までだってナンカイモナンカイモ洗濯しているというのに
イッコウニキレイニナラナイもののよう。
この先も空を見上げながら、ズ~ッと
洗い続けていくのだろうなぁ・・・


       

       




カワイイ! White day

2012-03-14 | 暮らしのこと

昔っからバレンタインディーは自分のイベントと思っていないところがあるのだが
父には毎年気持ちを届けたくささやかながら贈っている。
1ヶ月後のWhite dayにはスイーツが届くというのも
ずいぶん長~い習慣になっていてココロが弾む。
こんな風な贈ったり贈られたりは子どもの頃からの習慣のせいか
1年に何回もの行ったり来たりは気持ちが通いあう楽しみにもなっている。
今年のWhite dayはというと、今では超有名になっている小樽のルタオから
カワイイ!ケーキが2つも届きビックリ。
春の新作らしくベリーベリードゥーブルとブルーベリーのレアチーズだ。
80をいくつか過ぎているというのにPCのオンラインでのお買い物が大好きな彼。
もう10年以上も前からPCを操るのをエラクタマゲタモノダと関心に思っている。
まぁ来年もよろしくお願いすることにして
まずはいただきま~す!




”Fly Wheels” and ”SMILE ROCK RIDE”

2012-02-25 | 暮らしのこと

この間発売されたばかりのAkira Kobayashiの写真集「SMILE ROCK RIDE」
発売から2週間もたたないうちに初版が完売してしまったそうです。
オソルベシ「SMILE ROCK RIDE」
現在増刷中らしく、すぐに手に入ることになるようですのでご安心ください。
それにしてもスゴイ!人気。
そして関連のニュースです。
株式会社ブレインから出版されている「Fly Wheels」という
一瞬、外国の雑誌かと思われるその道の通のあいだでは
唸らせられる雑誌の最新号#16の4月号。
巻頭ページが「Take It As It Comes -1969, Venice California-」という
Akiraさんの特集号になっています。
もちろん表紙の写真もAkiraさんです。
Amazonでも購入できますし、マニアックなおもしろい雑誌ですので
ぜひご覧になってみてください。
SMILE ROCK であしたもHAPPY SMILE!




雪と花びら

2012-01-24 | 暮らしのこと

椿の花びらが雪に閉じ込められたまま凍ってしまった。
そして朝、氷の中から少しずつ覚醒していく神秘の世界を彷徨った花びらさん。
花の状態で特別な雪の夜を過ごした散ったばかりの花びらがお出迎えだよ。
この間までおなじ木に花をつけていた椿の花たち。
どちらも綺麗。




”Boots”の軽石で思い出したこと

2012-01-21 | 暮らしのこと

靴の展示会に出かけた際に、ブースの一番端っこに
フットケアマッサージのコーナーがあり、そこだけヤケに混んでいた。
「無料なのでマッサージしませんか~」と声をかけられ
なるほど賑わうわけだと納得する。
昔々に成りゆきで英国式のリフレクソロジーの勉強をし
まぁリフレクソロジストにはなってはみたものの
義理の母にしてあげたくらいで、まるで何の役にもたっていない。
が、そのおかげで足の裏のマッサージがどんなによくて
コンディションがよくなるかは知っている。
最近はちょっとリフレクでもすると調子がよくなるのだろうになぁ
などと思っていた矢先に、あの天使のような誘いがあったのだ。
「無料」と「マッサージ」という今にピッタリのワードに
耳が敏感に反応してしまった。
展示会に来ているのにマッサージなんて、それに無料だからといって
光輝く瞳をしてホイホイと「はい、お願いします」とも言いにくいし
充分におばさんのクセして、おばさんっぽくて恥ずかしいしなぁ
なんて思っているうちに、どんどんタイミングをハズしてしまった。
そうこうしている内に「えぇ~?あなたが?」とビックリするくらいの
若いイケメンの男性が中年女性の誘いにのっていた。
それじゃぁ、やっぱり!と意を決して相棒とお願いすることにする。
すぐに私の番になり「何かお悩みは?」と聞かれ、とっさに
「巻き爪が・・」というと、「そうですねぇ、確かに巻き爪ですが
痛くないのであればすぐに手当の必要もないでしょう」と言われ
少しホッとしていると、「それでは踵の角質のお手入れでもしましょうか」
と言われるままにカミソリで、思ってもいなかった角質を削ぎカットされ
片足が終わりだ!と思っていると、「サービスなので片足だけです」
と言われ、ハイ、オシマイ。
つまり念願のマッサージはされず、この頼んでもいない気にもならなかった
たいして必要もない片足の踵の角質を温めもしないで削がされて
終わりということだ。ガガガァ~ン!
「必要ならこのお店に来てください」とショップカードを渡される。
最初からマッサージを希望していたらよかったのかと呆然唖然。
相棒はというとマッサージにうっとり、満足げな顔をしている。
やたらに時間のかかった彼女もやはり片足だけのマッサージだったが
数歩歩くと「マッサージはしてもらわなかったの? やっぱりマッサージを
してもらった方の足だけぽかぽかしてあったかいし、気持ちよかった~
やってもらえばよかったのに」とうれしそうだ。
おばさんとはいえ、おばさんなりにも遠慮とマナーがあるというもの。
私はというと足もポカポカではなく、削り取られた角質のない踵が
ちょっとピリピリしながら、まさにそのフレーズは私が言いたかったんだよ~
と言いたくなる。
もう10年以上前に買っていたロンドンの大好きなファーマシー”Boots” の
オリジナル軽石がでてきて、そういえば・・と、突然にさよならした角質と
それにまつわることを鮮明に思いだしてしまった。




深川の龍神さま

2012-01-16 | 暮らしのこと

馴染みのあるお不動さん、深川不動堂に出かける。
15日は縁日、しかも1月なのでいつにも増して
人、人、人が多かった。
が、ここだけはこの人混みがたまらなくいい。
通りには昔っぽい出店が多く、野菜、乾物、財布に鞄、
巣鴨商店街に多く見るようなおばあちゃんのあったか下着や
なんと今どき?と目を凝らして見たが、やっぱりの
白い平のゴム、これが山のようにわんさか木の台に
かたまりになって置いてあるのには驚いた。
昔だとパンツのヒモの入れ替えに使うのだろうが
今は買う人がいるのだろうか。何に使うのだろう。
最近は「昭和」はないのだと思っていたが、これには驚いた。
ただの「深川仲見世通り」のはずが、知らなかったが
「人情深川ご利益通り」とも言うらしく、この参道もかなりの賑わい。
参道が長くて、まだです、まだです、気分は盛り上がっていますか?
気持ちの準備は整いましたか?というような妙に大げさな
所もあるが(これはこれでいい)ここは物足りないくらいすぐに
お不動さんに行き着く。
この身近感覚の下町っぽさが好きだ。
京都のお漬け物の和食屋さん 近為は、相も変わらず外のイスにも
溢れて立って待っている人もいっぱいだった。
そしていよいよのお不動さん。ずいぶん前から工事中なのだが
完成は24年9月らしく、ずいぶんあちこち変わっていて
完成に近づいてきているようすで、最終の完成が楽しみでもある。
手を洗い清めるてみずやとかちょうずやという水口に
ポピュラーなのは龍のようで、吐水龍というらしい。
他にも亀やら蛙やらといろいろあるようだが
いつにもまして意識して見てしまうのは今年が辰年だからか。
ここ深川不動堂の吐水龍はかなりのりっぱなものだった。
この隣りには心の中のあらゆることを見通してしまうという
3体のすばらしい龍神さまのいる「深川龍神」がある。
いつもは干支のこと、自分の干支でさえ、こんなに
気にしたことはないというのに、十二支で唯一想像上の
動物、辰年、龍が気になる。
そういえば家族にも2人も辰年の男がいる。
ことし一年、龍を意識して過ごす年になること間違いなさそうだ。