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organic journal

生活が楽しくなるきもちのいい " organic life " を楽しもう *

東京大神宮というところ

2013-04-27 | 暮らしのこと

平日のお昼頃、飯田橋で電車を降りていつもと違う出口から出て
ちょっと歩いてみることにした。
お昼どきに近いためか、ランチに出かける人がいる。
少し歩くと突然、神社に出くわした。
何やら由緒正しい感じが漂う上に、空気感からも普通とは違う。
そんな特別な気配がする神社を前にスルーするわけにはいかない。
大きな鳥居のすぐに手水舎がある。順番にお清めをしてから階段数段を登り
さらに鳥居をくぐって参拝をしたのだが
平日の昼間だというのに、やけにきれいな格好をしたおしゃれさんな
OL風の女性が多いのにはビックリだ。
一組だけファミリーがいたが他はみな1人でわざわざ来ている女子たちだ。
中には勤め先の制服を着ている人もいる。
それもお参りをするためのすべての所作が美しい上に丁寧だ。
しかも長い。そして皆一様におみくじとお守りを買うようだ。
丁寧なお参り組に混じって、お守りを見てみる。
もしや?そういうこと?女性の多い訳がわかった。
ここ、東京大神宮は縁結びの神さまだったのだ。
そして東京のお伊勢さまであり、日本で最初の神前結婚式を行った
格式ある東京5社のひとつであり、さらに縁結びの神様ということのようだ。
なぁるほど、これではじめから抱いていた疑問が一気に解決された。
お守りをみてもが縁結びのお守りがほとんどで、またその種類の多さには驚く。
迷うだろうくらいにいろいろなタイプがあり、どれもかわいい。
縁結びというわけにもいかないので、それ以外を買おうかと思うと
逆に範囲が狭まり、迷ってしまうくらいだった。
それにしても、よほどご利益があるのだろう。そしてそんな噂があるのだろう。
1人また1人と女性がやって来る。
帰り際、鳥居の外までも深々と頭を下げておじぎをして帰る女性がいた。
思いを寄せる人とうまくいくといいね、と心の中で囁いた。





3月の贈りもの

2013-03-16 | 暮らしのこと

ことしも3月の贈りものが届いた。
そう、父から送られてくるWhite day のプレゼントだ。
大好きなルタオの「ドゥーブルフロマージュ」
何でも2012のお取り寄せ大賞 スイーツ部門金賞に輝いたという。
それにもうひとつ「さくらさくころ」という今の季節にぴったりな
なまえのかわいいケーキだった。
いつも何が送られてくるのか楽しみな3月の贈りもの。
桜のつぼみがずいぶん膨らんできた。場所によっては咲いている木もある。
そんなさくらさくころ、元気でいてくれることにありがとう。





あしたもいいことあるね

2013-03-11 | 暮らしのこと

なんてこともない、いつもの景色。
暗くなる少し前、建て物と建て物の隙間から見える空を見上げたら、
まだ青い色したきれいな空だった。
この空はここからどこまでも続いている。
東北にも日本国中と、それに世界のどこにまでも。
一人じゃない。みんなに繋がっている。
そんなことを思って空と対話していたら、なんだか自然に笑顔になっていた。
きっとあしたもいいことあるね。





もうすぐ近くまで

2013-02-26 | 暮らしのこと

ほんとに寒い日が続いている。
独りなら一歩も外に出たくないところだが、せっかくの休み、
たくさん着込んで愛犬と外に飛び出す。
そして日向を選ぶように散歩する。
いちばん遠いパン屋さんまで足を伸ばそうと決めて歩いているうちに
空気がきもちよくて、お日さまもあったかに感じ、
外に出てきてよかったと思いだす。
いっしょに歩いている彼の歩調もここまで来ると心なしかリズミカルだ。
そんなふうに思いながらパン屋さんの近くまできてふと空を見上げると
保育園の敷地内に、きれい!桃が咲いている。
こんなに寒くてももうすぐ近くまで春がやってきているんだね。





節分の日

2013-02-03 | 暮らしのこと

昔は節分というと豆まきだった。
それが大阪で定着していた恵方巻きなるものがプラスされ
季節になると恵方巻きを販売しているお店の多いこと、
さらに長さや中身の種類の凄さに驚かされる。
自宅で恵方巻きを簡単に作れるようにと、素材をカットし
ご親切にパックにし売っているものまでも見た。おどろいた。
今はそれだけではないようだ。
柊といえば赤い実がかわいいクリスマスには欠かせないもの
と思っていたが、古くから邪気を防ぐ魔除けとして信じられている。
節分にはその魔除けの柊に焼いたいわしの頭を刺して入り口に飾り
鬼が入らないようにする「柊いわし」というものまであるそう。
鬼のお面と柊をセットに売っているのは知っていたが
まさかあれに焼いたいわしの頭を刺して飾るのだとは
まるで想像もできなかったので、びっくりしてしまう。
そう思えば、たくさんのいわしが店頭に並んでいたのも頷ける。
まぁこれは健康にいい、いわしを食べて無病を願うということなの
だろうが、恵方巻き材料の横にはいわしの大群の節分では
鬼が近寄りたくても近寄れないだろう。
ことしの節分は日曜日。近くの豆まきイベントを見に行ってみた。
そしていつものように豆まきをしてから、ついついお豆を
年の数以上にいただいて、健康をお願いするのであった。





大門通りから弘法寺周辺を歩く

2013-01-24 | 暮らしのこと

はじめての町、市川を散策した。
そんなつもりではなかったが、出かけたついででもあるし
珍しくお日様が出ていてお天気もよく、いつもに比べて暖かい。
ならば以前から気になっていた辺りを散歩してみることにした。
真間山弘法寺の参道であるという大門通りを歩いて
横浜のちぐさよりもちいさな JAZZバーを横目に
朱色小さな「つぎはし」を渡ると、急斜面の石段があり
仁王門をすぎるともう弘法寺だ。
樹齢400年というモノスゴイ桜の木があった。
そして目的地のひとつである木内ギャラリーに向かう。
ギャラリーといっても、もともとは貴族院議員の旧木内別邸で
明治後期の和洋折衷な近代建築様式の建物だというのだが
現在は洋館の部分の玄関と2部屋くらいしか残されていない。
隣りに大きなマンション群ができる時に洋館部分だけを残し
移築して復元し保存することになったのだそうだ。
大きな和式の部分があった頃には、鹿島建設が所有していた時期があり
なんと社員3家族を住まわせるために、部屋を区切って使用していた
というから驚きだ。
さいわいにその仕切りができる前の写真が残され展示されていたので
見ることができた。
駒場公園にある前田公爵邸が好きで、何となくそんなつもりで
訪ねてみたのだがほど遠く残念であった。
が、ギャラリーの方が市川のことを含め、丁寧に説明をして
くださったのはよかった。
万葉集の時代から近代文学まで、市川に住んでいた文学者は数多くいる。
もう少し暖かくなったら、今度は文学の道を散策することにしよう。





銀座のちいさなクリスマス

2012-12-19 | 暮らしのこと

もうすぐクリスマスだ。
銀座はどこの店もゴージャスなクリスマスのディスプレイや
イルミネーションで賑わい、落ちついた活気で満ちあふれている。
この間はブルガリの2013の干支の巳をイメージしたという
きらきらリッチなイルミネーションに圧倒されたが
1人で小さなウインドゥを覗き込むようにして見る
ティファニーのウインドウディスプレイもステキだ。
まるでファンタジーの世界に連れて行かれそうになる。
ミキモトの毎年恒例の大きなツリーには大粒の真珠が光り輝いている。
カルティエのビルごとまっ赤なリボンのギフトボックスのような
イルミネーションもウキウキする。
今年は早々にもう来年の手帳を買ってしまったのだけれど
近いうちにまた銀座に行ってみようっと。





銀座ブルガリ経由東京駅

2012-11-28 | 暮らしのこと

イルミネーションやディスプレーが華やかなクリスマスの銀座が好き。
今年、誰もが足を止めて見ていたのはブルガリのリッチなイルミネーションだ。
白ヘビがモチーフの立体的で光り輝くゴージャスなイルミネーション。
ミキモトやティファニーのツリーは次回に見ることにし
ようやく復原された東京駅に向かう。
今や観光名所になった東京駅は人が多くてびっくりだ。
う~ん、やっぱりキレイとうっとりしてしまう。
満月に近いこの日はさらにとても素敵に見えた。
ブルガリの人工的な光もお月様のあかりもどちらも目映ゆかった。
近いうちにまた見に行こうっと。

          


       





ひと足早い紅葉を愉しむ

2012-11-14 | 暮らしのこと

今年最初の紅葉は最終章の紅葉だった。
例年に比べ遅いという札幌の紅葉だが、すでにピークを過ぎて
終わりに近づいていた。
といっても市内の中心部にある赤レンガ、北海道庁旧本庁舎は見事な紅葉だった。
真っ青な空の下、黄色からオレンジ、濃いオレンジにまっ赤と
いろんな色のハーモニーが、肌に冷たいピンと張った空気感の中で美しく映えて
どこをどう見ても素晴らしい。
もう少し進んでみると、どんな風に見えるのかなと思うよりも先に
ひとりでに足がどんどん進んでいってしまう。
池の側には前からある木の椅子にプラスして、真新しい木のベンチがふたつある。
ベスポジでここの景色を楽しめるベンチだ。
そんなベンチを見て、ふとスコットランドのリンクスの
ターンベリーゴルフクラブにある魅力的なメモリアルベンチのことを想い出した。
ふつうに感じていた北海道の景色はスコットランドとよく似ている。
思いがけずひと足早い紅葉を楽しめて、寒さと時間を忘れて写真を撮り
そしてまた色の重なりにふ~っと息をのみ満喫し、また愉しむ。
いつまでも見ていたい風景だった。


        


        


        


           





上空から見る富士山もまたいい

2012-11-09 | 暮らしのこと

愛犬と公園から見る富士山、旧江戸川から見える茜色に染まる富士山
七里が浜で波乗りしながら見る富士山、どれもみんないいけれど
上空から見下ろして見る富士山もまたいい。
地上と空との真ん中に、あいかわらず悠然毅然としている。
もうすでにてっぺんは真っ白だ。
暮らしの中で身近に感じ、ただ見るだけで
うれしくさえなり自然に笑顔になってしまう。
富士山パワーってスゴイ。





愛犬家の愛犬物語

2012-10-27 | 暮らしのこと

昨日はなかったのに、自分では選ばないだろう本が棚に置いてある。
図書館から借りてきたそうで、久しぶりに見る和田誠のイラストの表紙に
懐かしさと、和田誠装丁本でハズレた試しがないという経験による
これは面白いかもしれないと期待にゆっくり扉を開いてみる。
特別にワクワクするような見出しはなく、ちょっと古臭いのかしら
などと思いながらページをめくる。
ちょっと見るだけのつもりが、どんどん読んでしまっていて驚く。
さすが作家、安岡章太郎は、奇を衒うようなたいそうなお話では
ないにもかかわらず、さりげなく思わず読みいってしまう
引きこまれるエッセイでおもしろい。
彼が飼っていた、当時としては珍しい紀州犬のコンタと15年暮らしたお話で
98年に出版された「犬をえらばば」「犬と歩けば」「犬と暮らせば」の3部作だ。
近藤啓太郎、吉行淳之介、遠藤周作など犬を飼っている作家たちとの
交遊も犬を通して語られていておもしろい。
ともかく、さらっと読ませてしまう凄さに圧倒されながらも
愛犬家はこの愛犬物語が楽しくないわけがないだろう1冊だ。





黄昏の富士山

2012-10-22 | 暮らしのこと

愛犬と家族と公園の帰りの道すがら。
最近はすぐに日が暮れてしまうというのに
帰りが遅くなってしまって、タッチの差で夕陽が見れなかった。
ところがところが、息を呑むような黄昏の富士山を見ることができた。
後ろを見ながらスルーしようと思っていたが
やっぱり写真に撮らないではいられないすばらしい風景に
きょうも1日ありがとう。





ていねいに生きるということ「天のしずく」

2012-10-02 | 暮らしのこと

今も昔も日本の暮らしは四季を感じ、大切に思い、その中で自然とともに
生活し生きてきた。
自分だけ立ち止まってみたり、静かに流れる時間に身をまかせることが
だんだんむずかしくなってくる。
必要もない大きな建てもの、有り余る食品、届けられないまっすぐな愛、
すぐに何でも簡単に手に入る便利な店、必要もないのに音や映像が
流れっ放しのベンディングマシン。
いつも利便さと不便さ、都合がいいのと不都合のはざかいで、いつも
計りにかけながら選択する日々。
辰巳芳子さんのドキュメンタリー映画「天のしずく」の試写会に行ってきた。
イントロダクションがよかった。
見ていても見終わっても、きもちがいい映画だった。
あえて少し距離をもって遠巻きにみていた、絶大なるファンの多い
料理研究家の辰巳芳子さん。
「食べものは人をつくる」という。
実感としてわかっていたつもりだが、パンチをくらった。
まさに彼女の生き方は食べものによって作り形成され、長い年月の中で培われ、
ことし88歳になるという年を重ねてこられてなおも、かくしゃくとした
人としてとても魅力的なまあるい方だ。
今も昔も日本人は四季を感じ、大切に思い、自然に感謝し、ともに生活してきた。
映画の中の彼女には、ていねいに生活を重ねてきた人がいた。
ふと思い出した。祖母や母とも重なるところがあると。
昔はみんなそんな環境の中で、家族や大切な人たちと共に暮らしてきた。
それは今もおんなじはずなのに、違う。
ふつうの暮らしの日常のなかにある平凡な非凡。
ごくあたりまえに日常をふつうにていねいに暮らすことが、
満足な豊かさになること。
食をとおして見えてくる「いのちと愛」。
作家でもある辰巳さんは、ことばを大切に一語一語選んで大事に使われる。
そのことばを選ぶことだけではなく、そのことばの持つ意味に
責任をも感じていらっしゃるからだろう。
よい道具と向かいあう、よいことばと向きあう。
ていねいにものをつくることは、ていねいに生きること。
映像、音、温度感、人々、食、すべてがきもちのいいハーモニーとなって
圧倒的な説得力で流れていくドキュメンタリー映画だ。
この映画が作られたことがうれしいと思った。





スカイツリー展望台もいいけれど隅田川デジタル絵巻はかなりイイ!

2012-09-16 | 暮らしのこと

スカイツリー展望台に登ることになった。
はじめてなので一応は並んで当日チケットをゲットし
夕方から夜の時間帯は諦めて、そのまま展望台デッキに直行。
地上350mの展望デッキから見る圧倒される景色に見とれて歩いていると
デッキでの一周は意外にアッという間だった。
上から見る東京の景色は川が多く、さまざまな橋もいい。
江戸時代には河川や運河が重要な役割を担っていて
船による交通は物流にとっては大切なことだったのだろう。
当時の水辺の大都市はこんなに密集していなくて、海からくる爽やかな
風を感じることができてよかっただろうなぁと思いながら眺める。
エスカレーターで2フロア下のフロア340に行くと
小さなスペースのガラス床がある。
2mx3mのガラスの床の上に立ち、真下を見ると車や人が僅かに小さく見える。
怖いのを通り越してなかなかおもしろいものだった。
このフロアでも東京パノラマを堪能し、今度は狭いスペースでエレベーター待ち
のために並び、超高速のもちろん日本製エレベーターにより
耳も痛くならないうちに、天空の人から喧噪の地上人に戻ってしまった。
ここはあちこちにおもしろい展示物がある。
スーパークラフトツリーと題した12体のオブジェがある。
1階にはスカイツリーを支える土台である支柱がすぐそこに見られる。
まるで作品のようだ。
いくつかの解説がガラス面に書かれていて美しい。
因に支柱の肉厚は10cmなのだそう。
ひょんな場所にある偶然の発見だったので、得した気分になり
おまけにきれいなものが見られていい気分だった。
しかし、最もおもしろかったのは隅田川デジタル絵巻だ。
隅田川を中心にした全長40mの巨大な壁画なのだが
その中に60インチのモニターがいくつも埋まっていて
その部分がアニメーションとなって暇なくせわしなく動いている。
祭りあり歌舞伎あり、芸者ありの花火あり、現代の高速道路に車にバイク。
江戸時代に現代の東京、さらに未来、そして現実と非現実的なものとが
この絵巻の中に混在し、もの凄い過密さで描かれている。
言ってみればゴチャゴチャのハチャメチャなのだが
すべて手描きであることと、この過密さ加減が
魅力の大半を占めているように思う。
もっとジックリ見たかったで心残りだ。
今度はこの壁画めあてにまた行ってみよう。