かなたんの更年期を楽しむブログ♪

ただいま 更年期真っ最中のアラフィフ女デス
自分のこだわり・思うコトなど
独断と偏見で言いたい放題綴ってマス 

お盆に旅行⑤大井鐡道はサイコー

2018年08月23日 06時23分45秒 | お出掛け

お盆に旅行・・・

20年以上ぶりに行きました

どこに行っても人ばかりで疲れるので 

お盆はどこにも行きたくない~

と、思っていましたが

今回の旅・・写真を見てもお分かりの通り

唯一混んでいたのは 機関車乗り場だけでして

電車も全部座れたし 

いつもと変わらない感じの旅行となりました

浜金谷からSLで千頭(せんず)に到着しますと

お次は あぷとラインという電車に乗り換えです(*'▽')

千頭からバスで寸又峡温泉に行ってもよいのですが

乗り物大好きなワタクシ・・

ここまで来たら あぷとラインも乗らずに帰るなんて出来ない(>_<)

お盆だし、SL列車は満席だったし

いそいで あぷとラインに乗り込まないと 

乗れないカモしれない!!

そんな不安は 全くの杞憂に終わりました・・・(/・ω・)/

2両編成の小さな あぷとラインは

全く混んでいませんでした・・・

千頭駅にはトーマスのプチ遊園地みたいなアトラクションが

設置されており そちらは大繁盛・・・

こちらのあぷとラインにまで乗り込むのは

大人客ばかりでした

しかも またもや冷房ついてないし・・(-_-;)

青春18きっぷで朝から電車に乗り続けてきた息子も

「え・・また乗るの?」

若干ウンザリ気味・・・(-_-;)

「だって日本で唯一のアプト式なのよ」

「あぷと式ってナニ?」

と言われても うまく説明できませんが

日本一を誇る急こう配を後ろからアプト式機関車で押す

という仕組みやらで

勾配の大きいお山などの鉄道は 

たいていスイッチバック方式が主流で

箱根登山鉄道とか有名ですけど

スイッチバックせずに 一気に推しまくって上って行くという

イメージが このアプト式なのです

しかも「奥大井湖上」という駅は

あの「千と千尋の神隠し」で顔なしと千尋が乗っていた電車?

のシーンに似てるやらで 

なんでも湖の上に電車が止まるらしいときたら

こりゃ せひとも乗ってみたい(*'▽')

と、なるでしょう

ダンナ様や娘と来たら

「もう いいかげんにして!」とブチ切れるのは必至ですが

息子は そういうことを言わないので

今日乗らないと 一生乗れないカモしれません!!

「オレ・・夢の吊り橋行ければ あとはどーでもいいんだけど・・」

と、あぷとラインに少々難色を示しながらも

快く乗ってくれました(*'▽')

この あぷとライン 小さな列車で小さな線路を

コトコトと走るのですが なんとなく感じが江ノ電に似てました

江ノ電も 車窓から観る景色が素晴らしいですが

この あぷとラインの景観も かなりスゴイ!!

みて下さい!! 川の色が ターコイズブルーなんですよ!!

こんな色の川 生まれて初めてみました!!

奥に進むほど曇天&小雨になっていきましたが

こんなふうに 川にくっきり鏡のように橋が映るのはラッキーなんだそうです

 

海の色ってかなり日差しに左右されますけど

川の色は天候に左右されないみたいで とにかくキレイ!!

雨で緑も輝いて生き生きしてる分 すごい世界でした

これは観る価値ありますよ~!!(*^-^*)

越すに越されぬ大井川の上流が こんな神秘な世界になっていたなんて

参勤交代のお大名行列はご存じだったでありましょうか・・・(/・ω・)/

てか・・関西と関東を結ぶ道って 中山道もありましたよね・・

中山道だと大井川も箱根も越さなくていいような・・・(/・ω・)/

木曽路も険しいですけどね

(皇女和宮様は 中山道から江戸に入ったみたいです)

とにかく大井川に対するワタシのイメージが 

ガラリと一変してしまいました

こんなに美しい川だったなんて・・・驚きです

なにしろ 今までのワタシのイメージが

①渡るに渡れない暴れ川

②屈強な橋渡しのオトコが 川渡りの途中で豹変

③ぼったぐりされて しまいには川に投げ出される

そんな感じだったので・・・

川を眺めるだけで乗る価値150%ですが

日本一の急こう配と「奥大井湖上」駅は・・というと

SL列車の感想と同じで

乗っている分には何も分からない・・(;´・ω・)

外から見ないと分からない・・・が、感想でした

でも、日本一の橋げた通過とか

長ーいトンネルでは 20枚の景観パネルが並べてあり

速度を落として その1枚1枚が観れるように通過してくれたり

車内アナウンスもガイドさん並みに面白くて

おもてなし度200%でした!!

大井鐡道は 全てにおいて

おもてなしの心意気がハンパなく

その点においても 

実に実に素晴らしい鐡道です

客様視点に立っての さりげないなサービスが

そこかしこに見られます 

乗った後に 「ありがとう」とこっちが

言いたくなるくらい ステキな鐡道でした

終点まで行き、そのまま折り返して

寸又峡温泉へ向かいました

「え?降りないの?目的地なし?」

ビックリする息子に

「う・・うん・・時間の関係で・・・

そーなんです ローカル線につきものですが

なんといってもダイヤが少ない・・・(-_-;)

折り返さなくてはお宿に着けなくなってしまいますので

景色だけ満喫して折り返しです・・・

といっても千頭まで戻るわけではなく

「奥泉」という駅で降りて そこからバスで45分!

寸又峡(すまた)温泉に到着です