かなたんの更年期を楽しむブログ♪

ただいま 更年期真っ最中のアラフィフ女デス
自分のこだわり・思うコトなど
独断と偏見で言いたい放題綴ってマス 

お盆に旅行③ 999とピアノの思い出

2018年08月21日 10時01分10秒 | お出掛け

汽車は~ 闇をぬ~けて♬ ひかーりのく~にへ~♬

小学生の頃、 銀河鉄道999が大好きで大好きで

毎晩 枕元にマンガ本を積み重ねて眠りについてました

アニメ版も 良く出来ていて 

絵もキレイだし 声優さんも申し分なしだし

お話も原作よりも 丁寧でスリリングで 

毎週の楽しみ・・・・(;´・ω・) 

では・・あったんですけれども

銀河鉄道999の放送日は 

毎週木曜日夜7時・・(7時半?)フジテレビの8チャンネルでした

この・・木曜日が・・・(-_-;)

ワタシにとって、 悪魔の曜日でして・・・

当時、毎週木曜日は大嫌いなピアノのレッスン日なのでありました

ワタシが3.4歳のころに遡りますが・・

そのころ

我が家のナナメ前に住んでいらしたお家の奥様が

芸大卒のピアノの先生でして

そのご縁から 当時小学生だった姉2人が 

教室に通うようになりました

その先生の息子さんがワタクシと同い年だったので

ワタシにとって初めてのお友達となりまして

毎日のように ワタシ達は 遊ぶようになりました

その男の子はすなおちゃんといいまして

幼児ながらも穏やかで優しくて

そして 大変賢いお子様でした

ワタシは・・・というと 

どちらかというと おてんば・・・というか・・

ちょっと やんちゃな女の子でございまして・・

タイプは正反対・・

すなおちゃんはお母さまから英才教育を施されており

ワタシから遊びに行くと 

たいていはお母さまとピアノのレッスンをしておりました

ワタシと同い年なのに 3.4歳当時 すでに両手で「曲」を

しっかり奏でており しかもピアノを弾くその顔は真剣そのもの!

幼いながらも

「すごいなぁ・・うちのお姉ちゃんたちより上手いや」

なんて 圧倒されたものでした

ワタシは ピアノの音は大好きでしたけど

全く弾きたいと思うことはなく

「おさらい会」と称した 先生の家で生徒さんが

練習した曲を弾きあう会に 特別に参加させてもらっても

お菓子を食べているだけで

「なんでお前は弾かないんだよ!お菓子だけ食べてズルいだろ!」

と、よく男の子の生徒さんに責められたしたものでした

生徒さんではない ただの息子の遊び相手(全然理想的ではない)

のワタシに先生であるお母さまは いつもニコニコと

接してくれました

しょっちゅう

「すーなーおちゃん! あーそーびーまーしょ!」と

息子のレッスンの邪魔しにくるワタシに

イヤな顔ひとつしたことありませんでした

芸大卒なだけあって 先生のレッスンは

意外と厳しいらしく

姉たちは あっという間にピアノが上手になっていきました

家で 姉たちのピアノの音を聴き

すなおちゃんの家に遊びに行けば

またピアノの音を聴

そんなこんなで ワタシの耳だけは 

知らず知らずのうちに どんどん良くなっていきました

ワタシはすなおちゃんと同じ幼稚園に行くと思い込んでいたのですが

彼は少し遠い所にある音楽専門の幼稚園?に通うことになり

その幼稚園は毎日あるわけではなく

ワタシは、近所の幼稚園に毎日通う日々の中で

すなおちゃんの幼稚園がない曜日には

1人で寂しくないかなぁ・・早く帰ってあげなきゃ!

なんてゆーお節介な心配をよくしていたものでした

そんなすなおちゃんは、幼稚園の年長の夏に

お引越しすることとなり 

ワタシは ここで 生まれて初めてのお友達と 

サヨナラすることとなりました

お引越ししてから1度だけ遊びに来てくれましたが

それが最後 

それ以後、すなおちゃんとは会っていません

でも・・

それから十数年後

ワタシはテレビや新聞などで

すなおちゃんを何度も目にすることとなりました

音楽コンクールでいろんな賞を受賞

現代作曲家として活躍しておりました

ウィキペディアにも載っています

幼少時の ほんの一時、近所で過ごしたヘンテコな女の子のことなど

きっと記憶にも残っていないでしょうが

ワタシはよく覚えておりまする

すなおちゃんご一家が、この町を離れ

母は次なるピアノ教室を探してきまして

ワタシも小学入学と同時に 

このお教室に行かされることとなったわけですが

このお教室とワタシは大変相性が悪く!!

と・・ゆーのも

このお教室というのが 場所だけ貸して

音大生さんのバイトを雇うという感じのスタイル

だから先生が それはもうちょくちょく代わる

しかも先生はお嬢様のバイト感覚ときてました

ワタシはもともと個性が強いので

先生に自分を理解してもらうのには

かなり時間がかかるタイプ

たいていは初見で

「この子は やる気がない」

と、レッテルを貼られてしまいます

やっと先生とウマが合ってきたかなぁ・・というところで

先生交代 その繰り返して

6年間教室に通って ワタシは基礎しか習いませんでした

それはそれは 拷問に近い くそつまらない練習ばかりで

メトロローズピアノとかいう初心者用の教則本の上下を

やっと終えたと思ったら先生が代わって

なぜか 同じようなバイエルをやらされ

このクソ長いバイエルが終わるころ

また先生が代わって

バーナムピアノテクニックとかゆー

くそ簡単な教則本を手渡されたとき

もーやだ・・・ やってらんない・・・( 一一)

本気で思いました

これだけで5年間費やしました・・・

そんなわけで どんどん練習を怠けるようになり

一度も練習せずにお教室に行くなんてことはザラ

毎回先生にカンカンに怒られる・・

それがワタシの木曜日でした・・・

今でも木曜日がキライです なんとなく・・・

この魔の時間をやり過ごし

ホッとした気持ちで迎える夜に

テレビから流れる汽笛の音

シュー ボッボッボッボボボボ・・・・

汽車は~闇をぬーけて~♬

木曜日の中で唯一至福の時間

それが銀河鉄道999だったのでした

今回の旅で そんな昔のことを思い出しながら

生まれて初めての機関車に乗り込むワタシ

鉄郎ならぬ23の息子と一緒にいざ!・・・

・・と思っているのは 多分ワタシだけで・・

 

テテテテーテテのテ―♬ 

子供連れファミリーがキヤーキャー喜んでおりました・・・