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Lions blog!! 2019

2017.10.31. ライオンズ2017シーズンを振り返る 〜終盤戦〜

2017-10-31 06:44:01 | 日記
今シーズンのライオンズの戦いを振り返る連載ラスト。

最後は8月からシーズン終了まで。

7月終わり、つまりオールスター開けてからは一進一退の攻防が続いておりましたが、7月下旬にあったビジターでのホークス戦で情けない敗戦が続きました。特に北九州での試合はホークスのキャッチャー甲斐にボコボコに打たれてさすがのライオンズファンも

「あぁ。今年も優勝無理だな」

と誰もが思ったところでした。

が、この敗戦の次の試合から炎獅子ユニフォームを着用してから流れがガラリと変わります。

ホームでのファイターズ3連戦を3タテするとそこから面白いぐらいに点が入れば、逆に苦しいロースコアの展開でも投手が踏ん張り、野手も大事なところで打つという「なにやってもうまくいくゾーン」に突入。
特に特に8月に入ると山川が大爆発。
バット振れば長打かホームランという全盛期のデストラーデやカブレラのような状態で大暴れ。
この勢いのまま8月度、9、10月度と2ヶ月連続で月間MVPを獲得しました。

8月4日のホークス戦も8-4で勝利し、連勝中に先発で白星がつかなかった野上にもついに白星がついて、西鉄時代にならぶ球団タイ記録となる13連勝を達成。
この時点で遠い彼方だったホークスの背中が5.5ゲーム差まで見えてきました。

迎えた翌日の試合は点の取り合いになるも、9回裏に4点差を追い付く驚異の粘り。
最終的に延長戦で増田が打たれて連勝ストップしますが、この時点でパ・リーグの優勝争いが混沌となり、盛り上がりました。一瞬だけww

13連勝が終わると今度は雄星の2段モーション問題が発生。
審判団と雄星の間で意見の食い違いがあり、いろいろな方面で論争の火種となり、このブログもいろいろ叩かれましたw
結局、最終的には審判団が雄星に謝罪し、雄星自身もフォームを改造をし、一先ずは終息しましたが、NPBの選手会はジャイアンツの山口の暴行事件の処分軽減や年俸更改時の提示額の事前通知の話し合いよりも、この2段モーションの件でもっと突っ込んだ話してくれよと思いましたよ。
なんだか、この事件時代が無かったことになっているのがライオンズファンとしては腹ただしいですし、ましてや、ライオンズの選手会長が女房役の銀仁朗な訳ですから、もうちょい問題提議してほしかった…
もうNPB側にとっては「審判団との問題でしょ?うち知らないよ」みたいな感じなんでしょうがね。

が、そんな雄星もフォーム改造後も順調に白星を重ね、9、10月度の月間MVPもプロ初受賞。
昨日の発表で沢村賞は逃しましたが、ライオンズの投手陣を間違いなく引っ張りました。
来シーズンも引き続きお願いします。


8月後半からシーズン終了まではながーいイーグルスとの2位争いの戦いが始まります。

炎獅子パワーで2位をかっさらい、このままイーグルスを突き放すかと思いきや、ここからは両チームが壮絶な譲り合いをしますw

お互い仲良く勝ったり負けたりするも、最後は直接対決で負けなかったライオンズが2位フィニッシュでCSホーム開催となりました。

後半戦のチーム躍進立役者と言えば、山川、外崎の富士大コンビが打線を引っ張り、投手では雄星が2段モーションにも負けずに勝ち頭になったことにより、大型連敗の心配がなくなったのが大きな要因。
ウルフが勝てなくなりましたが、野上、十亀の同級生コンビに多和田も踏ん張り投手陣を支えたのがよかった。

課題のリリーフもルーキーの平井が最後まで1軍で完走。
野田も昨シーズンの小石のように苦しいとこでチームを救ってくれました。
ともみも戻ってきて来シーズンのブルペンも楽しみです!

と、言いたいところで、牧田のメジャー直訴報道もシュリさんリリースのニュースが…
牧田はまぁメジャーなら仕方なしです。
シュリさんは、ニュース出たときに

「ライオンズフロント無能!」

などと言った声がネットに溢れましたが、これ、恐らくシュリさんの代理人が物凄い要求してきたのかなと思いますよ。
球団としては残ってほしいに決まってるのですが、メヒアが5億プラス複数年契約したら今年はご覧の成績でしたので、やはり球団としても慎重になったのでしょう。

ただでさえFA選手の囲いこみをしなければならないので、シュリさんまで資金が回らなかったのかなと思いますよ。

悔しいですが金満球団ではないので、やむなしと言ったところです。

日本シリーズはホークスが連勝で今日からは横浜に舞台を移します。
狭いハマスタでメジャーのワールドシリーズのようにホームランの打ち合いになるかもですね。