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Lions blog!! 2019

2017.10.22. ライオンズ2017シーズンを振り返る① ~序盤戦~

2017-10-22 11:55:58 | 日記

ヌルデータ置き場さんより拝借

 

ヌルデータさん…もうすぐ閉鎖されてしまうのが本当に悲しいです。
プロ野球観戦のまさにバイブルでしたので…
一応、まだ閉鎖されていないのでギリギリまで活用させていただきます!!

と、いきなりライオンズの月別成績表をドーンと掲げて始まりましたが、
2017シーズンのライオンズの戦いを振り返るシリーズの第1回です。

今シーズンは3・4月~5月の序盤戦を振り返りたいと思います。

開幕してからの序盤戦の主なライオンズのトピックスとしては
①浅村開幕戦で4安打の大暴れ
②おかわりが開幕から17試合連続安打
③日曜日はウルフで安心。サンデーウルフ
④裏ローテで勝てないもどかしい日々
⑤カルロス、田代の両翼スタメンが続くことによるファンの不満爆発

まだまだあるのですが、個人的にパッと思い浮かんだのはこんなとこですかね。

①については昨シーズン日本一チームであるファイターズの本拠地、札幌ドームに乗り込んでの開幕戦でしたが、
浅村が1ホーマー含む、4安打の大暴れ。チームも雄星の力投で8-1の快勝。
その後も浅村は好調を続けて「背番号3効果&キャプテン効果やなぁ」と感心しており、
「これは今年は首位打者取るか!」と思いきや、今シーズンも6月ごろにスランプに入るとそこから一時持ち直すも、
フルイニング&フル出場の影響がモロに出て夏から終盤にかけてさらに失速。
3割フィニッシュも夢のまた夢に終わりました。
何度もこのブログでも言っているように「浅村が打たないと勝てないチーム」なので
とにかく毎シーズンの浅村の課題として「調子の波を小さくする」ことをなんとかやってほしいですね。
まぁこれは長いシーズンを戦う上でのプロ野球選手共通の永遠の課題でしょうが。
せめて打てなくなったら打席でねちねち粘って相手に球数投げさすであるとか、初球打ちをやめるであるとか。
浅村自身の進化すればライオンズはもっと勝てるチームになると思います。


いつもそこまでスタートダッシュなタイプではないおかわりが今シーズンはプロ野球記録に迫ろうかという
開幕から17試合連続安打の記録。
この時点では「今年のおかわりは4年契約の最終年で打率重視に切り替えたのか!?」と
ライオンズファンの間ではざわつきましたが、結局、開幕からずーっとサードでフル出場させた結果、
あっという間にガス欠になり、そこからは怪我による抹消、さらに1軍昇格後も調子が上がらず、
最後は4番はく奪、さらにこれまで規定打席到達シーズンは必ずホームラン王に輝いていた記録も途絶えたりと、
とにかく衰えを感じざるを得ないシーズンとなりました。
今まではストレートの甘い球なら多少球速があってもスタンドインしていましたが、
とにかくストレートが打てなくなりました。ショットミスも多く、打席で首を捻る回数も増え、
2ストライクと追い込まれてからのフォークボールなどの落ちる球を投げておけばだいたい空振り三振してくれるという
相変わらずの選球眼の無さ。今シーズンは特に山川の覚醒で、彼の場合はストレートであれば多少無茶なコースでも強引にホームラン打てる、
追い込まれても変化球の見極めが出来るといったところがストロングポイントでしたので、なおさらおかわりのダメなところが目立ちました。
契約更改がとても気になる選手の一人です。
ただ、おかわりの場合はシーズン終盤のように6番とか7番辺りに置いておくのが一番良いと思いますね。

③については昨シーズン途中加入ながらシーズン無敗で日程終了したウルフ兄貴。
今シーズンも4月はサンデーウルフ効果で日曜日はチームも無敗。間違いなく前半戦のピッチャーの軸でした。
後半戦は一転して、打ち込まれる場面が増え、さらには好投しても味方の守備に足を引っ張られる場面も多く二けた勝利を逃しましたが、
ウルフがいなければ2位フィニッシュはあり得なかったですね。
まだ契約まとまってないみたいですが…
野上もFA濃厚な中でウルフもいなくなれば、ライオンズ崩壊ですね…

④については本当に序盤戦の裏ローテが酷かった。
週末の表ローテ(雄星、野上、ウルフ)の3人で貯金作るも、平日の裏ローテ(光成、多和田ら)が本当に勝てない。
スカスカ日程で平日の試合が少なかったのは結構ラッキーでしたが、来シーズンも同じようなことが起こると、
そうラッキーは続かないです。
来シーズンこそは光成と多和田がなんとか引っ張っていかないとAクラス入りは厳しいと思いますね。


⑤については、辻監督が2位までチームを引っ張り上げて「名将だ」と言われてますが、
この田代とカルロスの二人を優遇してた点だけは最後まで納得いかなかったですね…
この二人が並ぶことによって下位打線は「自動2アウト」などと揶揄されており、
もう少し早く見切りをつけて他の選手で勝負していれば序盤戦でもう少し白星を重ねられたのかなと思います。
「打てなくても、走力+守備力があればいいよ」の辻野球の特徴がモロに出ていましたが、
それでも後半戦に外崎が外野のスタメン張れたのは「打てたから」です。
田代とカルロスにしては来シーズンも同じような成績なら当然クビ候補ですし、
今シーズンもドラフトの結果次第では追加でカットされてもおかしくないです。
執念見せてほしいですね。


個人的にはキャンディさんのNPB唯一の登板であったホークス戦も取り上げようかと思いましたが、
ネタ的な扱いになってしまうのでやめましたw


とにかく序盤戦のパリーグの主役はペゲーロを2番に置いたイーグルスでしたが、
ライオンズもスカスカ日程に助けられて序盤戦を月間でも勝ち越してフィニッシュして上位チームになんとか食いついていったのが良かったです。

最後に、ライオンズの情報

戦力外通告を受けた上本、鬼崎がそれぞれ任意引退選手となり、
上本はブルペン捕手、鬼崎が育成担当コーチになるそうです。
2軍の清川ピッチングコーチも育成担当になるということは今年のドラフトは育成枠で人数多めに取るのかなと予想します。
で、上本は良いとして、外様の鬼崎にもこうやってポストが用意されているところを見ると
やはり直人にも当然ながらなんらかのポスト打診については話あったと思います。
が、直人本人がまだ現役続行か引退かで悩んでいるんだと思いますね。
現役続行となったときにいったいどのチームが声を上げるのか…
将来のコーチ候補が流出するのだけは避けてほしいのですが。

毎年、引退した選手がなんらかの球団ポストに就くのはよいのですが、
元々そのポストについていた人がどうなるのかのニュースも少し取り上げてほしいのかなと思います。
上本の例で言えば、現・ブルペン捕手が一人弾き出されるわけで、これはこれで仕方ないことなのですが、
どうなったか気になってしまいます。


次回ブログでは今シーズンのライオンズの振り返り中盤戦をお送りする予定です。


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