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疲れたが楽しかった JIDX CW

2014-04-14 | Contest
前週、和歌山で体験したの極寒がうその様にすっかり春になった先週末。ふと、あと何回春を迎えられるかと思ってしまったが、希望としてはサンスポットサイクルであと3回くらいは迎えたいところだ。

今回はSOABへの全力参戦ということで、土曜日の午前中に160mのANTを設置し、SO2Rのセッティングも完璧に行い、昼寝までして開始時間の16時を待った。

16時前に念のために各バンドで試射したところ、28MでPW1の内蔵チューナーが変な動きをしたので、チューナーをスルーにしてチェックしてみたところ、SWRが28000~28100間でなんと2.3~2.4だ。測定はリグ内蔵のSWRメーターなので、数字が若干甘いため、実際はおそらく2.5以上あるだろう。

時間は1550jでもうどうすることもできない。幸いにも他のバンドはすべて大丈夫だ。もしSWRが3.0以上なら当然28Mは中止で、他のバンドのSOSBエントリーに鞍替えだが、2.5だと微妙なところだ。2.5なのでPW1の内蔵チューナーで見かけ上のSWRは落とせる。しかし電波は思う様に飛ばないだろう。

こちらは時間をかけてSO2Rのセッティングは完璧に完了している。しかもJIDXのベスト更新を狙えるのは今年が最後くらいだ。さらに、このセッティングをもってシングルバンドエントリーでは寂しすぎる。ということで、28MはATUごまかし運用で、SOABエントリーで行くことに決めた。

なんとか直らないものかと色々テストしていたら16時を回ってしまった。急いで28Mからスタート。コンディションが悪いのか、故障ANTが原因なのかは不明だが、ASとOCから数局呼ばれただけで、EUからはさっぱり呼ばれない。S&Pに回り、UA局を呼んでみたが、何度呼んでもCQを出される。こちらの出力を確認したがちゃんと1kWでている。どうやらチューナーごまかし運用ではやはりダメだ。

しょーがないので、21Mにダウンした。ここのANTは正常なので、すぐにパイルが立ち上がっていつもペースがよみがえる。JIDXはやっぱこれだね、という感じである。21Mでランしながら、サブ機で28MをS&Pするが、ANT故障の原因もあるが、28Mはどうもコンディションが良くない様だ。

メイン21M、サブ28Mで2時間やってみた。21Mが好調なので、ここで再度SO21に鞍替えするか、初志貫徹でSOABで行くか迷った。しかしだ、ここらあたりから28Mのコンディションがアップしてきた。スワップコマンドでメインを28Mにすると、インチキANTでも、本調子ではないがそこそこ呼ばれる様になった。ということで、SO21への鞍替え案は却下し、ABで突っ走る事に決断。

夜間はいつもの様に14Mをメインに進める。しかしどうもいつものレートが出ない。28Mだけではなく全体的に昨年よりコンディションが悪い様だ。結局ベストレートは13zの98Q/hで、今年は一度も100Q/hを出せなかった。ちなみに昨年は8回も100Q/hをオーバーしているので、昨年と比べるとコンディションの落ち込みは大きい。


16z頃からは7Mがメインだ。例年同様に呼ばれる。そして明け方は3.5M。3.5Mはどうも例年より今年の方が調子がよい様だ。もう4月なのでLBのシーズンは終わっているが、例年より応答率がよい。160mも昨年より良い様だ。今年はLBのシングルでアイコム杯を狙うのが正解だったか。

そして陽が昇ったのでHBにQSYアップ。まあいつものことだがJIDXはNAの人気がもう一つなので、応答率は芳しくない。加えて28Mはz3しか入感しておらずさっぱりだ。あまり呼ばれないなあと思って、ふとPW1のパワーメーターを見たところ、なんと、出力が200Wくらいしか出ていない。どういう事だ。何時からこうかなったかは解らないが、LBで200Wでは満足にEUには届かないだろうから、おそらく陽が昇ってからだろう。

チューナーを入れているので、28Mでも無論SWRはちゃんと下がっている。PW1をスルーにしてみると、エキサイターの出力がなんと10Wしか出ていない。PWR設定ボリュームは右に回しきりである。とりあえずエキサイターをひっぱたいてみたが、当然ながら回復することはなく、スペアへの差し替えが必須となった。

電気製品が永久的に無故障で使用できるということはあり得ないので、コンテストにおいてはスペアを用意しておくのは必須で、熟練したコンテスターなら機器が故障したら極力短時間でスペアに入れ替え、何事もなかったかの様に戦いを継続するであろう。

当方もすぐにスペアへの入れ替えを決断し実施した。通常であれば同じタイプのエキサイターでも、個体を入れ替えると、リニアのALCを再調整しなければならないが、大変ラッキーなことに、今回は別機種に入れ替えたのにも関わらず、PW1のALCは無調整で行けた。(ただしCI-Vは再設定)

よっしゃー、と思って21MでCQを再開したところ、事もあろうに回り込みが発生し、ビートの連続送信になり、送信が止まらなくなってしまった。どのスイッチを押しても止まらないので、電源を強制オフして何とか送信停止。電源再投入後は、キーイングラインにフェライトコアを挿入したところ、幸運なことに一発で解決した。

これでようやく戦線復帰。日頃からサブ機でもテストしておくことは重要であると感じた次第だ。全く同じセッティングでも機種が変わるとあり得る事態である。このあたりはまだまだ当方も未熟者である。

12jを回り、さすがに意識が朦朧としてきたので、30分だけ仮眠しようと横になったら、30分後、無意識に(?)アラームを止めており、1.5hも仮眠してしまった。大失敗だが、おかげでその後はラストまで眠くなることは皆無で、快調に運用できたので、90分睡眠でかえって良かったかも。

夕刻になり最後の追い込みである。28Mは初日よりEUの深いところまでオープンしている。故障ANTでもそこそこできる。あ~こんなにオープンするなら、28Mは得点2倍だしANTがまともだったらなあと痛感する。2日目はどうしてもレートが落ちるが、まあまあのペースで22時のフィニッシュとなった。しかし今年のCONDXではベストは遠かった。

CONDX爆発の昨年と比べてしまうと、今年はCONDX不良という判断になるが、何の何の、2011年、2012年よりは今年の方が良かった様だ。某情報筋によると王者にはスコアで1割程度の差をつけられてしまった様だが、故障ANTでこれだけできればまあ満足である。やはり世界のビームがJAを向くJIDXである。バンドの数だけ6倍(?)楽しいマルチバンドに出て良かった。


終了後はなんと一度も途中で目覚めることなく11時間も爆睡してしまった。さて、次は、WPX-CW、AA-CWの順で出場する予定ですが、ANTが直らないと、たぶんSO2Rのセッティングに力が入らないので、スルー、もしくはSOSBエントリーもあるかも。
コメント (7)
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