ひとは、自分が作った世界に住んでいる
・・・さて、どういう意味でしょう?
引き寄せの法則?
(自分が意識的あるいは無意識的に望んだものを人生に引き寄せている)
そういう部分もありますね。
スピ系?
(生まれる前にどういう人生を歩むかを自分で選んで生まれてくる)
(前世からの課題を持ち越している、とか?)
そういうこともあるかもしれません。
これらの真偽は別の場所で話し合っていただくとして
ここではもっと現実的(即物的?)な意味です。
私たちは五感(嗅・聴・視・触・味覚)を使って(時には第六感も使って)世界を感じ取ります。
身体に刺激が入ると、そこから神経を伝って「刺激が入りましたよ」という信号が送られます。
信号は脳に届き、まずはどういう刺激が入ってきたのか解析されます。
(これを「知覚」と言います)
解析されたデータは、脳の別の場所へ送られて、今度はそのデータがどういうものか、判断されます。
つまり、そのデータを知っているかどうか?好きか嫌いか?安全か逃げなきゃいけないか?・・・
などなど、次に自分がどうするかを決めるための、参考資料となるのです。
(これを「認識」と言います)
そしてその参考資料を元に、反応や行動が起こり、私たちは外の世界に働きかけます。
つまり、あなたの周りで起こっていることに意味をつけているのは
他ならぬあなた自身だ、ということです。
世界は、あなたの脳が感じたまま、判断したままの姿で
あなたの前に広がっています。
あなたの感じている世界は、あなたの脳が作り出しているのです。
その脳の働きは、変えられないのでしょうか?
いいえ、変えられます。
ある出来事に対して
あるときは、楽しくてわくわくし
別のときは、心配で心臓が飛び出しちゃいそうです
でもあるときは、ぜ~んぜん何とも思いません
別の出来事に対して
あるときは、悲しくて悲しくて泣き叫びそうで
別のときは、悲しいけど、おいしいケーキを1個食べたら、忘れちゃいそうで
またあるときは、ぷっつりと感情の回路を切り、長いひきこもりに入ってしまいます
その時に感じたものを、無理に押さえつける必要はありません。
無理矢理ポジティブ思考する必要もありません。
でも、手放せるものは手放してみてはいかがでしょう?
気楽に、楽しく、良い方向に考えられるんだったら、
わざわざしんどく考えなくてもいいのでは?
かわりばえのしない毎日も
大して心配しなくても
それなりに元気で、食べるものがあって
おいしく食べられて
行きたいところに行き
着たいものを着て
見たいものを見て
笑いたいときに笑い
歌いたいときに歌い
泣きたいときに泣ける
自由で、楽しくて、何でもできる貴重な毎日に変わります
(もちろん、簡単には変わらないこともあるかもしれないし、悲劇のヒロインぶりっこを存分に楽しむのもご愛嬌
)
あなたは灰色の人生がいいですか?
若葉色の人生がいいですか?
それとも薔薇色の人生がいいですか?
お好きな色をお選びください
It depends on you,yourself.(あなた次第です)
Create a better world.(よりよい世界を創造しよう)
Change your world.(世界を変えよう)
あなたの大事な、たった1回の人生を
多いに楽しんでください
もちろん、私も存分に楽しみます
《追記》
ちなみに、ホルモンの分泌が変わるとあなたの世界は一変してしまいます。
これは、私が最近読んだ「女は人生で三度、生まれ変わる」(ローアン・ブリゼンディーン著 草思社刊)という本にくわしく書いてあります。
女性は一読の価値ありです。
日々を楽しく、あるいは楽に過ごすヒントがあります。
人生を決める手がかりにもなるでしょう。
男性も、女性のことを知るにはとてもよい本です。
パートナーのみならず、母親や姉妹、娘、あるいは同僚や上司、クラスメートとの無用な争いを回避するために必要な知識があふれています。ある意味、必読かも(笑)