(写真)天童市市民文化会館の柏倉清助作「子供たち」です。
柏倉清助さんは、調べてみると平成最後の年にお亡くなりになられた洋画家(特に地元の山形の風景を多く描かれた)さんです。
この絵は、珍しく風景画ではなく、子供たちが描かれています。パンツ姿の子供もいて、戦中戦後あたりの貧困生活をしている子供たちを描いたものかもしれません。
しかし、子供たちの表情は不安とか貧しさというよりも遊んでいる時の楽しそうな表情で、見る側にもほのぼのとした気持ちを起こさせます。
一枚の絵を見つけたら、その前に30秒だけ立って、じっくりその絵の中に入ってみてください。
色々なことを想像できるのも美術品の鑑賞の楽しみかもしれませんね。
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