らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

楽譜をめくる。

2015年04月12日 23時59分59秒 | ヴィオラ
 10年ほど前からヴィオラを演奏するのに肩当て無し、滑り止めの布(など)無しで演奏するようになりました。

 若い頃にある方に、肩当てなしの方が結局は楽だよ!とアドバイスを受けていたのですが、その時は無理で・・・結局山形響に入団してから試みてきました。今では、肩当てはない方が演奏しやすくなっているので、数年ごとに壊れる肩当てを買わずにすむし、ふとしたときにボトっと落としてみんなに注目を浴びることもありません。

 演奏には支障が無くなったのですが、ただ一つ問題があるとすれば、譜面のページをめくる時。

 肩当てがあれば楽器をアゴに挟んだままどちらかの手でめくる事が出来ます。

 私は基本左手でめくりますので、楽器を右手でもって素早く左手でめくるようにしています。オーケストラの時はほとんど問題は無いのですが、年に5回未満くらいしか譜めくりの機会がないので、(基本的に表側に座って楽譜をめくる機会はありません)譜めくりの技術は年々退化しています。

 クァルテットの時は、自分の譜面は自分でめくるのは当たり前ですが、1小節もしくは1~2拍で楽譜をめくらなければならない時は、少々緊張がともないます。めくれずに間に合わない事がないようにするためです。楽器を演奏するときはない譜めくり震えが手に起きることもあります。汗。

 演奏以外にも練習が必要なのは分かっていますが、何年経ってもやれていません。今後の課題の一つです。

 ただ写真のような譜めくり出来ない箇所は、困りものです。作曲家の音楽のせいではなく出版社のセンスの問題のような気もします。

 要らない気遣いが必要な作品は演奏頻度が下がる可能性があるように思えるのですが・・・・。

 出版社頑張れ!!
コメント
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