らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

カラヤン

2007年12月19日 23時49分51秒 | お気に入りのCD
 来年2008年1月26日(土)・27日(日)に山形交響楽団第186回定期演奏会が山形テルサにて行われる。
プログラムはニューイヤー的なものだが、
メインはドヴォルジャークの交響曲第9番 ホ短調 Op.95「新世界から」である。

この名曲は、私自身何回も演奏したことがあるし、世界中で演奏される回数はもの凄い数になるだろう。CDも何種類有るのか?演奏するときも「また新世界かぁ~?」みたいになることもある。それでも良い演奏はしたいので、演奏会前にCDを聴いてイメージトレーニングするときもある。もちろんその演奏の真似をするわけではない。

やはり名曲だと思わせてくれるのは、セル&クリーヴランドなどあるが、このカラヤン&ウィーンフィル盤は外せない。今思い出したが、昔セルがクリーヴランドの音楽監督時代にコンサートマスターをやっていた「なんとか?」という指揮者でセルの作ったBowing譜でこの「新世界から」を新日フィルの定期演奏会でやった事があった。通常あり得ないBowingだったが、やりなれてくると「なるほど!」と思ったのは蛇足の懐かしい思いで。

「えぇ~?カラヤン?」

 カラヤンと言えばクラシックにはまり始めた人は、誰でも購入する機会がある指揮者だ。盤の数はもの凄いし、SPからLP、CD、DVDなど、どの新しいメディアが出ても一番最初に録音が出る指揮者で、値段も一番最初に下がっていくから誰でも購入するのだ。しかしクラシック音楽に多少詳しくなると「カラヤンなんて聴いているの遅れてるよ。これからは~の時代だ」みたいな事を誰でも一度は語ったことがあるだろう。しかし、本当に色々な彼の演奏を聴いていくとやはり凄い!カラヤンが音楽監督時代のベルリンフィルなどはオーケストラも凄すぎて、鼻血が出そうになる。

 このCDを私が購入した理由の一つはジャケットに以前レッスンを受けたことがあるJ.シュタール先生がヴィオラのトップを弾いている写真だったからだ。聴いてみて「こんな演奏の中に自分がいれたらどんなに幸せなんだろう!」と夢をいつも見させてくれる。ちなみにこのCDは交響曲第8番も入っていて、そちらは超名演なのだ。もう一つちなみに来年はカラヤン生誕100周年だそうだ。

 1月の定期演奏会頑張るよ・・・・・。
HMVジャパン
コメント (4)
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