笛吹きひゃらりのひゃらひゃら日記

器用貧乏系OLひゃらりが平穏な日常の中でフルート吹いたり歴史に夢中になったりしている日記です。

フルート個人レッスン第7回目の件

2011-02-03 21:45:51 | フルート【お稽古】
昨日は今月最初のフルートレッスン。
センセよりちょっと早めに着いたので、珍しくしっかりめに音出ししてからレッスンに入ることが出来ました。

さて、まずは最初のロングトーン。
「あのね、音を支えるのにはまず姿勢、って言うでしょう?
だから背筋に気を配って、ウエに伸びるようにするんだよね」
うんうん。
「ひゃらりさんの場合、ウエへの伸びっていうのは、もうある程度できてると思うのよ。
だから、次はシタへの伸び、ヨコへの伸びを意識してみよう」
シタはともかく、ヨコ?
「えーっとね、まず、腰の辺りからもう一対脚が生えているとイメージしてみてください。アリさんみたいに」
センセの妄想力、相変わらず絶好調。フルート吹き昆虫物語です。
「その脚が、従来の脚よりも後ろ側で力強く支えていると想定して、
重心を下に構えて吹いてみよう」
をを。
ロングトーンで太いよく響く音が出た、ような気がする。
「脚がもう一対あるという想定だと、シタにもヨコにもどっしりと力をかけることができるでしょう?」
なるほどねー、こうして音を支えるんだなぁ。

続いてはタファネル&ゴーベール1番&2番。
「もう指は回るから、あとは音楽性を高めていこうね」
ようは歌うように、ただの練習で終わらぬように、ということ。
けれど息継ぎが苦しくて気が散っちゃう…
「息継ぎは丁寧にしていいんだよ。
ためしに1段ごとに最終小節でリタルダンドかけて、それからブレスをとっていこうか?」
苦しくなったら息を継ぐという行き当たりばったりな方針で段の途中でブツッと切れて音楽性を失ってしまうよりは、
1段1段を均一にうつくしく吹くことを心がけたほうがずっと質の高い練習になるのだというのが先生の指導。
それを意識して1番と2番を吹き直したら、
うん、なんか音楽になってる気がするよ!
「最初から音大生みたいにちゅるちゅる吹けるわけないんだから。
追い追い、自然なブレスは身につくから。
続けて吹くことにばかり気をとられて音楽性を見失ってしまうのは、せっかく練習しているのにもったいないことだよ」
自宅練習での自分の姿を見透かされたようで、
ちょっと耳がいたーい。

お次はアルテ。
前回から持ち越してしまった6-9から取り組みます。
まずは家で練習してきた状態で1回通して吹いてみます。
終わるとセンセ、目を大きく見開いて(『教育的指導』をするときのセンセの癖)、
「4分の2拍子の2拍目がべったりしてるかなぁ」
フルートアンサンブル倶楽部で自覚したのに続く【べったり感】に意気消沈。
「そこを改善すると、俄然軽やかな仕上がりになるんだけどねー」
というわけで、部分練習をさんざ確認していただいてから『カロヤカな2拍目』を意識しつつもう一回やりなおし。
「これね、1拍目に重きを置いて2拍目を軽くするクセをつけておくと、初見楽譜の譜読みのときとかもラクだよ?」
とのことでした。
ま、何はともあれ6-9あがりー。

そのまま7課にとつにゅー。
1曲目の2重奏エチュードは16分音符タンギングてんこもりの7-5です。
8分の3拍子のカロヤカな曲で、カロヤカなタンギングをしたいところ。
前回のレッスンで習ったタンギングのコツを思い出しながら実践したら、
なんと1発であがり!
やったぜ♪
そして続いての8分音符と3連符の違いを意識したいマーチ風エチュードの7-9も、
同じく1発あがりー。
ぱたぱたっと7課が終了してしまいました。
ちょっと今日のわたしってば好調?(←図に乗ってる)

次回は8課かー。
ここらへんから1課あたりのボリュームが減っていって、
最後の15課でどーんと揉み返し(?)仕掛けてくるんだよねー、この教本。
注意しなきゃな…

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