笛吹きひゃらりのひゃらひゃら日記

器用貧乏系OLひゃらりが平穏な日常の中でフルート吹いたり歴史に夢中になったりしている日記です。

アフターアンサンブルがとっても楽しかった件

2011-06-21 20:57:16 | フルート【イベント参加】
そんなわけでアフターアンサンブル倶楽部。
以前から、
「次のアンサンブル倶楽部のときはうちのまえすたを試してみてねっ」とモモさんと約束していたので、
モモさんのところに直行。
前回ご一緒したときにはまだまえすたが手元に来ていなかったので、
モモさんにお披露目したいなぁと思っていたのです。
するとモモさんはご自分のラファン頭部管(おなまえは『ルパンくん』)+ムラマツADボディを
「これ、交換ね♪」と貸してくださいました。
ラファンといえば頭部管の雄でございますよ。おうわさはかねがね、って存在ですよ。
受け取ってまじまじと見てみると、リッププレートがローズゴールドでとってもきれい。
ちょっと見慣れない曲線がついているのが、モモさんのブログで読んだことのある加工のあとなのかなぁ。
吹かせていただいて、とてもよく鳴り、かつ、しっとりとした音色の楽器だと思いました。
以前御茶ノ水の楽器屋さんでUSEDのムラマツADを吹いたことがあるけど、それよりずっとステキ。
今練習中のアルテ1巻巻末ガリボルディOp.131の2番を吹くと、中低音が気持ちいいくらいよく響きました。
それと、モモさんの楽器、こっちは音とは関係ないのだけど、足部管のキィにラインストーンのシールをぐるりとあしらってあってカワイイの。
そう、モモさんはおしゃれさんなのです。

モモさんはひゃらりのシリコンプラグつきまえすたを見てクスリと笑い、
「これはねー、キィのリングを感じながら吹くために極限まで押し込んで練習するの」
と位置を直してくださいました。
で、す、よ、ねー(笑)
早く外せるようにしなくちゃねー(爆)

そしてモモさんのルパンくんには他の人たちも興味津々。
センセやたかさんさん、最近アンサンブル倶楽部でよくご一緒するサンキョウ子さん(仮)もモモさんから借りて試してみてはふむふむ状態。
みんな好きなんだよねー、楽器が。
ラファン頭部管なんてめったにお目にかかれないから、そりゃ取り囲んじゃうわけですよ。

サンキョウ子さん(仮)の楽器は、サンキョウ アーティストのリップゴールド。
モモさんの次に、ひゃらりのまえすたを試していただくことになりました。
そしてその間、サンキョウ子さん(仮)のアーティストを貸していただくひゃらり。
楽器屋さんでの試奏以外でサンキョウの楽器を吹くのは初めてかも?
周囲の方はムラマツかパールのオーナーが多いのです。
吹いてみると、非常に明瞭な音色。そしてレスポンスがとてもいいです。
サンキョウ子さんは社会人サークルには所属していらっしゃらないみたいだけど、
吹奏楽とかで吹いたらとてもきれいに響くのではないかしらと思いました。
そしてリップ金の楽器はかっこいい。
わたしもできればそうしたかった(涙)

さて、いろいろ吹かせていただいたあと、たかさんさんとギャラリースタッフAさんと、3人でおしゃべりした内容。
ハンドメイドレベルの楽器は体調や練習具合によって鳴り方が左右する、という議題です。
ひゃらり「さんちゃん(ひゃらり所有の先代楽器、ヤマハYFL-311)はとっても鳴りのいい楽器だから、まえすたに替えたら寝不足や練習不足のときつらいんですよー」
たかさんさん「まえすたぐらいになると、そーゆーのが顕著に出るんだよねー」
Aさん「この人(と、まえすたを指して)、上から目線なんですよー」
Aさんに限らず、楽器に親近感を持って接している人は得てして楽器を擬人化するものです。
ひゃらりもそうだし。
だけど、Aさんの擬人化はすごいのです。
「このひとねー、寝不足だと『だからちゃんと寝とけって言っただろ?』って感じなんですよねー。
ずっと練習してないと『おっ、久しぶりじゃん?』、
調子がいいときは『最近なかなかがんばってるみたいじゃねーか』って背中叩くような。常に上から目線の楽器で…」
表現がすごく面白い。
今まで人見知りの女の子ってイメージだったまえすたが、Aさんのアテレコのおかげでおっさんに脳内変換されるようになってしまいました(´Д`)

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