笛吹きひゃらりのひゃらひゃら日記

器用貧乏系OLひゃらりが平穏な日常の中でフルート吹いたり歴史に夢中になったりしている日記です。

2010年の吹き納めの件

2010-12-31 17:56:27 | フルート【個人練習】
先ほど2010年の吹き納めをいたしました。
タファネル&ゴーベール《毎日の練習》1番、
アルテの次回レッスン分予習、
あとほんのちょっとだけ1月末のアンサンブル企画の曲をさらいました。
昨日から実家に戻っておりますが、場所は変われどもぴーひゃらやらかしていることには変わりません。
先生にタファネル&ゴーベール半年プロジェクトを指導されてから、
まいにち少しずつとは言えタファネル&ゴーベールをするようにしています。
ほんとにうまくなるのかな(苦笑)


さて、今年は7月にフルートを再開したことが、わたしの生活に思わぬ影響をもたらしました。
今まで趣味らしい趣味もなく(あ、極真カラテ習いに行ったことあったな。1年半で辞めたけど…)淡々と会社員生活を送っておりましたが、
笛のおかげでいろんな初体験をいたしました。
ブログつけたり、
ブログでお仲間ができたり、
フルートアンサンブルをしたり、
でっかい買い物したり、
社会人サークルに入ったり。

中でもブログつながりで得たフルートのお仲間(っていうか先輩がた)のおかげで新しいことを知ったり、またその存在が練習の励みになったりしました。


きょうは年末のごあいさつとともに、皆さまがたにこの気持ちをお伝えしたいと思いました。
皆さまの後輩がひとり、パソコンの画面の向こうがわにもいること、
そしてそやつがとても感謝していること、
どうかご承知置きくださいませ。
加えて来たる2011年もどうかよろしくお願いいたします。

ではでは皆さま、よいお年をお迎えくださぁいヾ(=^▽^=)ノ

フルート個人レッスン第3回目の件

2010-12-23 22:49:47 | フルート【お稽古】
昨日は今年最後のフルートレッスン。
いつものように会社を定時で上がってあわあわとお教室に向かったら、
笛センセ、お茶飲んで和んでらっしゃいました(笑)



今日ももちろん、いつもの半音階ロングトーンからスタートです。
中音域からまずは下がり、続いて上がり…
今日がいつもと違っていたのは、そのあとビブラートの練習をしたこと。
「すごくがっかりしたときにやけになって《あ~あっ!》って言うときの身体の使い方でビブラートかけてみて?」
をを、これは。
いわゆる薄っぺらいビブラートと違ってきちんと土台の存在を感じるではないですか。
それにしてもセンセの表現の仕方は面白いです。
つい笑ってしまいます(^ω^)
ビブラートのかけ方を教わったところで、半音階ロングトーンに反映。
高音域でロングトーンビブラートつき、キビシーよ!
頭くらくら。



続いてタファネル&ゴーベール《毎日の練習》1番を分解しながら。
今後いろいろな曲でよく出てくると思われるいくつかのパターンとリンクさせて教えていただきます。
「おうちでも練習してるね!」
なんて気づいていただいて、ちょっとうれしくなってみたり。
ひゃらり、コドモみたいです。


ラストはアルテ3課。
先々週、先週と同様にフレーズひとつひとつの繋がりと曲としての展開を大切に吹くことを心がけます。
休符があってもフレーズを止めないで、流れを感じながら吹くべし、とのこと。
忘れないようにしなくちゃ。
「経験者だから、アルテはできるだけサクサク行こう。その代わり、タファネル&ゴーベールはおうちでもレッスンでもびっちりしようね」
Yes, ma'am!


レッスンが終わって楽器を片付けていたらセンセが、
「ひゃらりさんはほんとに楽しそうにフルート吹くから、教えててもうれしいよ」
と言ってくださいました。
なんかすごく心がほわほわ。
やっぱりフルート再開してよかったと実感した、 2010年最後のレッスンでした。

ピッコロ購入と日本経済復興を併せて考察する件

2010-12-22 12:47:28 | ピッコロ???
いろいろお話を伺うことが多い経済ジャーナリストの方から
「日本経済復興のために我々国民が草の根運動で出来るのは、
まずは日本製のもの、国産のものを日々の暮らしに取り入れることだよ。
高級品であればなおのこと、日本製を意識したいね」
というご教示を頂いたのが今年の春ごろ。
確かにその通りだよなぁと思い、
微々たるものではありますが買い物をする際に出来る限り気にするようにしています。
楽器を選ぶ際も、
日本がフルートメーカーをたくさん抱える国でよかったなーと思いながら国内企業のみで検討。
ほんの一瞬パウエルでハンドメイド、なんてのもちょっといいかなと揺れたのだけれど、
(ほら、円高還元でお値段調整なんてお知らせがあったりもしたし)
結果として日本製で気に入るものを見つけることができたから満足しています。

で、ピッコロ。

やっぱり欲しいなと思っておりまして、
夏の購入を目標に独自研究を重ねています。
欲しい気持ちに拍車をかけたのが、
活動するオケのフルートパートにおいて、
【一番フルートが上手い人しかピッコロを持っていない】という胸を掻き毟りたくなるような事態。
それならその次にオケ歴が長いひゃらりがピッコロを購入して精進したほうがいろいろ団にとって便利なんじゃないかな、と考えた次第です。
てなわけで価格帯も限度額を設定し、そろそろ試奏の旅に出ようかと。
ただね、今回は海外製のものも検討の俎上に上げなくてはいけないのかな?というところが悩ましい。
ヤマハやサンキョウ、タケザワ、マスターズなどが国内企業でピッコロを製作しているわけだけれど、
ひゃらりの脳内コンペにはそれと同じくらいの数の海外企業も参入してきてしまっています。
フルートのときみたいに対比表みたいの作ったり試奏スケジュールを組んだりしながら自分に合うものをじっくり探したいとは思うのだけれど、
国内企業という縛りに囚われないほうがいいのかしら?
けど、経済ジャーナリスト氏のおっしゃることが気持ちに引っかかって離れないんだよね…

12/19のオケ練の件

2010-12-20 20:36:44 | フルート【オーケストラ練習】
昨日は年内最後のオケの練習。

練習場所に行ってみると、フルート見学の方が。
2番フルートを吹く様子です。
1番フルート担当のお姉さまもいらしてるから、ありゃ、今日もフルートパート吹けないのかな?こないだみたいに1番オーボエのとこを吹くのかな?
指揮者先生に伺ってみると、
「途中からオーボエさんも来るんだよね。
他の団の人なんだけど、友軍で。」
もしかしてσ(・ω・;)いらないこ?

「オーボエさんが来るまで1番オーボエ吹いて、
来たら2番オーボエ吹いてよ」
と言われ、ふぅむと練習開始。
なんかなぁ。
ずっとフルートパート吹いてないなぁ。ちと寂し。
一方で1番フルートさんは出番も多くて高音も続いて苦しそうなんだよなぁ。
アシつけたほうがいいと思うのは、スクールオケ出身のひゃらりの気のまわし過ぎかな。
スクールオケだと交響曲ぐらいのボリュームになると1番、1番アシ、2番、2番アシ、みたいな編成で4人乗ることもけっこうあったから、
そんなことをぽんやり考えていました。

というわけでラディッキー&ベト7の3楽章。
両方オーボエとフルートがかぶるところが多い曲なので、
参考にはなります。
ラディッキーの装飾音は中に入れてしまうのか外に出してしまうのか、
ということでみんなで首をひねって考えてみたり、
ベト7の3楽章を2倍ゆっくりスピードでさらって息切れでゼイゼイしてみたり、
練習はとっても楽しいです。
ベト7の途中でオーボエさんがいらしたので、ひゃらりは2番オーボエにシフト。
ここのところ低音域を中心に練習しているので、
2番オーボエの音域でロングトーンしてもバテないぞ。
えっへん。
3楽章をけっこう丁寧に分解しながら練習した後は通常のテンポで一回通し、
4楽章を初見大会して練習終わり。

その後は忘年会へGO!
中華料理屋さんでオーダー式食べ放題初体験でございます。
大人数なのでわんこそばのように注文しまくり。
何食べたっけな、
チャーシュー、中華くらげ、棒々鶏、東披肉、春巻き、揚げワンタン、青椒肉絲、酢豚、麻婆豆腐、麻婆茄子、エビチリ、イカと季節野菜の炒め物、チンゲン菜と椎茸の炒め煮、ジャコの炒飯、小龍包、モモまん、ゴマ揚げ団子、カスタード入りココナッツ団子…
私が食べてないものまで数えたらもっともっとたくさん注文しました。
ものすごい勢いで中華を食べながらみんなで音楽談義。至福。
あ、くだけた雰囲気だったから指揮者先生にパート内の譜割りのこと、相談してみました。
1月になったらパート内で相談してみて、とのこと。
なんとかいい方向にいけばいいなと思います。

せっかくご縁があってお世話になることを決めた室内オケ。
来年もがんばって練習に参加するぞ!と、帰宅後胃薬を飲みながら決意を新たにしました。

それにしても…食べ過ぎた。

フルート個人レッスン第2回目の件

2010-12-15 23:22:14 | フルート【お稽古】
ひゃらりが通い始めたお教室は、
レッスン開始時間の30分前に退社するんでも間に合うほど会社に近いのがウレシイです。



というわけで本日もレッスンに行ってまいりました。


まず最初は音出し。
先週習った口の感覚や舌の形に気をつけてみると、
以前より厚い音になったかな?という感触。
けど低音に行くに従って音が痩せるのが悩みです、と言ってみたら
「じゃあきょうは低音の強化プログラムをしましょうか」
とのこと。
「フルートで音を出すとき、息の構成として考えられるのはまず《量》と《スピード》だよね」 と、
センセはノートに



量×スピード



と書きました。

そして
「けど、ここにもうひとつ要素を加えたい」
とおっしゃって、


量×スピード×圧


と、《圧》という単語を書き加えられました。
「低音で強い音を出そうとして息の量とスピードを増やすと、オクターブ上がってしまったり曲そのものに集中できないほどの労力を使ってしまうことがあるでしょう?」
「適正な圧を適正な場所に加えれば、無理せず力強い低音を出せるのよ」
なんという理路整然。
かんどーです。
そして厚みのある低音を出すべく、適正な場所、いわばスイートスポットを探す方法を教えていただきました。
「これ、日本じゃあまり教えるひとがいないのよね」
とのことなので、探し方はナ・イ・ショ(爆)
けどその方法を伝授されてから低音域の半音階ロングトーンをしてみたら、
自分の音がてきめんに変わったことに気づきました。
またしてもかんどー。



続いて、
「さっき探した場所、気をつけてみようね?」
と、タファネル&ゴーベールの『毎日の練習』に。
今日は長調トレーニング目的の1番に加えて、
短調トレーニング目的の2番も。
揺らぎやすいフレーズのところは止めながら、
丁寧に指導していただきます。
わたしは持ち方が我流に近いので、
安定性に問題があるのです。
少しずつ直さなきゃと思うのですが、
「直さなきゃというより、日々練習するなかでいい音や楽な構え方を探していけばいいのよ」
というセンセのお言葉に、ふむふむと頷くひゃらり。



お次はアルテ、今夜は2課です。
「教則本のエチュードも曲としての組み立てを忘れちゃだめ」
との指導を意識してトライ。
ひとつひとつ曲の展開を相談してから吹きました。
センセってば生徒を乗せるのがお上手で、
「この曲ならうちらでCD出せるよ!」
なんてわたしの気分をアゲてくださいます。
ついついこちらもニヤニヤしちゃったりして、楽し~い!



かくして今週もあっという間の1時間レッスンは終了。
目からウロコぽろぽろです。
今日教えていただいたこと、忘れないようにしなきゃ!!