これ、実は中古で求めました。
先代オーナーは初心者で購入してすぐ飽きてしまい、
1年ほどで手放されたとのこと。
なので、全然悪いクセなんかもついていない素直な状態で私のところに来てくれたわけです。
この子のことを私は最近「さんちゃん」と呼んでいます。
モデルの名前は311だけど、数字って味気ないじゃない?
だから、さんちゃん。
さて、このさんちゃんはとても良い子です。
よく鳴ってくれるし、音程も安定しています。
中学高校時代に吹いていたワンランクダウンのモデル、211との差は歴然。
頭部管だけでもシルバーって、こういうことなんだね!っていうキモチです。
(というか211で6年間疑問を感じなかった私の耳の悪さよ…)
ただ、やはり管体洋銀の悲しさで、高音がきんきんとウルサイ。
復帰したばかりの私に言えたことではないかもしれないのですが、
この夏、山野楽器さんのおかげで高級モデルをたっくさん吹かせていただいた耳にちょっぴりツラい。
さんちゃんを吹けば吹くほど、いい楽器が欲しくなるというジレンマ。
ちょっと罪悪感を感じつつも、
あと数ヶ月、この子を大事にしてやらねばなぁ…
と考えるひゃらりであります。