笛吹きひゃらりのひゃらひゃら日記

器用貧乏系OLひゃらりが平穏な日常の中でフルート吹いたり歴史に夢中になったりしている日記です。

フルート個人レッスン第19回目の件

2011-06-22 01:16:31 | フルート【お稽古】
ちょっと時系列の差異が発生してしまいますが、今月最初のレッスンの記録をつけておきたいと思います。
実は1週遅れでのお稽古でございまして、
前の週ドタキャンしてしまったのです。
わたし、ふだんならレッスンのある日は17時半過ぎに会社を出なくてはならないのですが、
その日の15時半に突然「今日の16時の会議に連れて行くから」と上司に宣言され、
泣く泣くお教室に連絡を入れた、と。
この上司、急にひとのスケジュールを決めるのでかなり厄介。。。
おっと、愚痴になってしまった。

仕切りなおしてレッスンデー。
まずはセンセとお教室のスタッフさんに、前の週のごめんなさいをいたしました。
すると
「電話口のひゃらりさん、スッゴイ悔しそうだった~」
と言われました。
そんなだったか。
つとめて冷静を振舞っていたのに。
ケータイを通して上司への苛立ちがにじみ出てしまったようです。

で、レッスン室に入って音出し。
部長へのウラミを!
場当たり指示への怒りを!
「おー、ばりばり鳴ってるよー!」
怒りのパワーがまえすたを鳴らしてくれているようです。
部長もたまには役に立つんだね。
高音も低音も、わたしにしてはかなりのボリューム!第3オクターブもラクに出せた(当社比)。
まえすたに代えて以来のレッスンで、イチバン鳴りがよかった気がします。

続いてハーモニクス練習。
センセに、『フルートテクニックの総点検』という本をオススメされました。
「ハンガリー留学中に師匠のヤーノシュ先生に奨められて、だけどハンガリー語じゃさっぱりわけわかめで図書館行って日本語訳を探して首っ引きで読んだ」
という思い出深い1冊だそーです。
ハーモニクスやほかの練習テクなんかが非常にわかりやすくまとめてあるんだとか。
とゆわけで今日はとりあえずセンセの本をお借りして、基本音→2倍音→3倍音→4倍音→再び3倍音→再び4倍音の練習。
狙って吹いていかないとしくじるので、狙い方なんかも勉強していかないとなー。

お次はたふぁごべ。
毎度おなじみ、1番を吹きます。
いつも6割方終わったところで疲れてしまってへばるので、そこにメモを書いておいたんですよ。
「ひじを下げない!」
「アンブシュア!」
「体幹をキープ!」
ってね。
指パタはまだ治らない(気をつけてるつもりなんだけどなぁ)けど、メモのおかげで姿勢は崩れず。
メモ偉大。
指パタに関しては、センセに
「にぎにぎでねー」
って言われるとましになるのだけど。
大きな課題だ・・・

最後にアルテ。
今回は13課のバリエーション2番から。
この曲はとても苦手意識があって、楽譜を縮小コピーしていつもかばんに入れておいて、
通勤の際にできるだけ眺めることにしていたのです。
そしたらね、練習時間が減ったにもかかわらず合格できたのー。
オクターブ移動がすごく多くてしんどい内容なのだけど、ハーモニクス練習と通勤途中の譜読みのおかげかなぁ。
縮小コピーで譜読みの習慣、続けたいです。
お次は14課のバリエーション1番。
センセの模範演技を聴かせていただいたあと、ちょっとずつ切りながら初見吹きです。
ちょっと難しいとこがあるけど、全体的にキャッチーな流れかな。
そしてラストのラスト、巻末ガリボルディ2番。イ短調。
まだはんぶんしか譜読みができていないのだけど、とりあえず吹けるところまでみていただきました。
「ひゃらりさんはスローテンポのmollがスキみたいだね?」
実はそうなんですー。
演歌のコブシ回しみたいでついノッてしまうんですー。
「そうだねぇ、これも夏のキャンプに持っていくといいよ!」
ちゃくちゃくとサマーキャンプの準備も調ってるかんじで、ちょっとうれしいぞ。

アフターアンサンブルがとっても楽しかった件

2011-06-21 20:57:16 | フルート【イベント参加】
そんなわけでアフターアンサンブル倶楽部。
以前から、
「次のアンサンブル倶楽部のときはうちのまえすたを試してみてねっ」とモモさんと約束していたので、
モモさんのところに直行。
前回ご一緒したときにはまだまえすたが手元に来ていなかったので、
モモさんにお披露目したいなぁと思っていたのです。
するとモモさんはご自分のラファン頭部管(おなまえは『ルパンくん』)+ムラマツADボディを
「これ、交換ね♪」と貸してくださいました。
ラファンといえば頭部管の雄でございますよ。おうわさはかねがね、って存在ですよ。
受け取ってまじまじと見てみると、リッププレートがローズゴールドでとってもきれい。
ちょっと見慣れない曲線がついているのが、モモさんのブログで読んだことのある加工のあとなのかなぁ。
吹かせていただいて、とてもよく鳴り、かつ、しっとりとした音色の楽器だと思いました。
以前御茶ノ水の楽器屋さんでUSEDのムラマツADを吹いたことがあるけど、それよりずっとステキ。
今練習中のアルテ1巻巻末ガリボルディOp.131の2番を吹くと、中低音が気持ちいいくらいよく響きました。
それと、モモさんの楽器、こっちは音とは関係ないのだけど、足部管のキィにラインストーンのシールをぐるりとあしらってあってカワイイの。
そう、モモさんはおしゃれさんなのです。

モモさんはひゃらりのシリコンプラグつきまえすたを見てクスリと笑い、
「これはねー、キィのリングを感じながら吹くために極限まで押し込んで練習するの」
と位置を直してくださいました。
で、す、よ、ねー(笑)
早く外せるようにしなくちゃねー(爆)

そしてモモさんのルパンくんには他の人たちも興味津々。
センセやたかさんさん、最近アンサンブル倶楽部でよくご一緒するサンキョウ子さん(仮)もモモさんから借りて試してみてはふむふむ状態。
みんな好きなんだよねー、楽器が。
ラファン頭部管なんてめったにお目にかかれないから、そりゃ取り囲んじゃうわけですよ。

サンキョウ子さん(仮)の楽器は、サンキョウ アーティストのリップゴールド。
モモさんの次に、ひゃらりのまえすたを試していただくことになりました。
そしてその間、サンキョウ子さん(仮)のアーティストを貸していただくひゃらり。
楽器屋さんでの試奏以外でサンキョウの楽器を吹くのは初めてかも?
周囲の方はムラマツかパールのオーナーが多いのです。
吹いてみると、非常に明瞭な音色。そしてレスポンスがとてもいいです。
サンキョウ子さんは社会人サークルには所属していらっしゃらないみたいだけど、
吹奏楽とかで吹いたらとてもきれいに響くのではないかしらと思いました。
そしてリップ金の楽器はかっこいい。
わたしもできればそうしたかった(涙)

さて、いろいろ吹かせていただいたあと、たかさんさんとギャラリースタッフAさんと、3人でおしゃべりした内容。
ハンドメイドレベルの楽器は体調や練習具合によって鳴り方が左右する、という議題です。
ひゃらり「さんちゃん(ひゃらり所有の先代楽器、ヤマハYFL-311)はとっても鳴りのいい楽器だから、まえすたに替えたら寝不足や練習不足のときつらいんですよー」
たかさんさん「まえすたぐらいになると、そーゆーのが顕著に出るんだよねー」
Aさん「この人(と、まえすたを指して)、上から目線なんですよー」
Aさんに限らず、楽器に親近感を持って接している人は得てして楽器を擬人化するものです。
ひゃらりもそうだし。
だけど、Aさんの擬人化はすごいのです。
「このひとねー、寝不足だと『だからちゃんと寝とけって言っただろ?』って感じなんですよねー。
ずっと練習してないと『おっ、久しぶりじゃん?』、
調子がいいときは『最近なかなかがんばってるみたいじゃねーか』って背中叩くような。常に上から目線の楽器で…」
表現がすごく面白い。
今まで人見知りの女の子ってイメージだったまえすたが、Aさんのアテレコのおかげでおっさんに脳内変換されるようになってしまいました(´Д`)

上野で笛的懇親会が繰り広げられた件

2011-06-20 20:21:32 | フルート【イベント参加】
6/18はパールフルートギャラリーのアンサンブル倶楽部でございました。
どうもわたし、休日の早起きってやつがニガテで…
ええ、駆け込み入場でございますが何か(逆ギレ

今回は到着してびっくりの参加者11名体制。
「ここは…どこかの学校の吹奏楽部かなんかですか?」
いや、それくらい人数いたんですって。
ブログ仲間のたかさんさん&モモさんがいらしたり、
なんどもこの企画でご一緒していつのまにかおしゃべりするようになった方もいらっしゃって、
半分以上が顔見知り~。
これはアンサンブルしてても楽しいに決まってるよねぇ。

「きょうは曲も多いからサクサク行こー」
と半音階ロングトーンは省略の布陣のセンセ。
そうだよね・・・
ひゃらり以外はみんな音出し済んでるよね・・・
うう、次回こそ早めに来るぞ、と、自戒。(だじゃれか!)

1曲目はモーツァルトのハレルヤカノン。
センセはアンサンブル倶楽部でモーツァルトのカノンを使うのが好きで、
よくラインナップなさいます。
モーツァルトの和声は勉強になるものね。
今回は特に拍の取り方に注目。
4/4拍子と2/2拍子、取り方が違うと表現やユニゾン具合に影響が出てくるということを学びました。
それにしても、11人もいると4部のカノンもボリュームがありますなぁ・・・。

続いて2曲目は、「アメイジンググレイス」。
「1番吹きたい人ー」
しぃぃぃん。
この静寂が耐えられないの、わたし!
てなわけで立候補。
まずは何の指導もない状態で通してみます。
「んー雰囲気で乗り切ることも大切なことだよねー」
1番はやたらめったら装飾音やらアレンジメロディが多くてですな、
雰囲気で乗り切ったのは紛れもなくわたくしでございます。
でも何回かさらっていくうちに次第に吹けるようになっていきました。
この曲ではたかさんさんと同じパートを担当しまして、
いわばたかさんさんとひゃらりの初コラボ(違)記念の楽曲と相成りました。

3曲目は「見上げてごらん夜の星を」。
いいねー泣かせるねー。
ひゃらり、この曲では2番を担当。
3番が難しいことを知っていたので3番だけは回避するぞと思って2番に手を挙げたのでした。
2番はね、1番の合いの手を入れたりしてちょっと通好みな雰囲気なのです。
4パートともなかなか面白いアレンジになっていて、「アンサンブルらしさ」みたいなものをわかりやすく抽出したような楽譜だったので、
吹いていてもほかのパートへのレクチャーを聞いていても楽しいというステキな1曲でした。

とまぁ、大入り満員アンサンブル倶楽部は大団円にて終了。
午前の部終了後は、たかさんさん、モモさん、アンサンブル倶楽部常連のサンキョウ子さん(仮)とひゃらりでお楽しみ楽器大交換会。
ちょっとこれは別記事で書こう。
記録したいことが多すぎる。

てなわけで、続きます(笑)・・・