笛吹きひゃらりのひゃらひゃら日記

器用貧乏系OLひゃらりが平穏な日常の中でフルート吹いたり歴史に夢中になったりしている日記です。

ピッコロ購入と日本経済復興を併せて考察する件

2010-12-22 12:47:28 | ピッコロ???
いろいろお話を伺うことが多い経済ジャーナリストの方から
「日本経済復興のために我々国民が草の根運動で出来るのは、
まずは日本製のもの、国産のものを日々の暮らしに取り入れることだよ。
高級品であればなおのこと、日本製を意識したいね」
というご教示を頂いたのが今年の春ごろ。
確かにその通りだよなぁと思い、
微々たるものではありますが買い物をする際に出来る限り気にするようにしています。
楽器を選ぶ際も、
日本がフルートメーカーをたくさん抱える国でよかったなーと思いながら国内企業のみで検討。
ほんの一瞬パウエルでハンドメイド、なんてのもちょっといいかなと揺れたのだけれど、
(ほら、円高還元でお値段調整なんてお知らせがあったりもしたし)
結果として日本製で気に入るものを見つけることができたから満足しています。

で、ピッコロ。

やっぱり欲しいなと思っておりまして、
夏の購入を目標に独自研究を重ねています。
欲しい気持ちに拍車をかけたのが、
活動するオケのフルートパートにおいて、
【一番フルートが上手い人しかピッコロを持っていない】という胸を掻き毟りたくなるような事態。
それならその次にオケ歴が長いひゃらりがピッコロを購入して精進したほうがいろいろ団にとって便利なんじゃないかな、と考えた次第です。
てなわけで価格帯も限度額を設定し、そろそろ試奏の旅に出ようかと。
ただね、今回は海外製のものも検討の俎上に上げなくてはいけないのかな?というところが悩ましい。
ヤマハやサンキョウ、タケザワ、マスターズなどが国内企業でピッコロを製作しているわけだけれど、
ひゃらりの脳内コンペにはそれと同じくらいの数の海外企業も参入してきてしまっています。
フルートのときみたいに対比表みたいの作ったり試奏スケジュールを組んだりしながら自分に合うものをじっくり探したいとは思うのだけれど、
国内企業という縛りに囚われないほうがいいのかしら?
けど、経済ジャーナリスト氏のおっしゃることが気持ちに引っかかって離れないんだよね…

ピッコロに10ウン年ぶりに触れてみた件

2010-12-01 22:19:13 | ピッコロ???
さて、運命のフルートに出逢って婚約を取り交わした土曜日。
ヒト仕事(?)終えて白く燃え尽きた矢吹ジョーのようにふうぅ~っと椅子にへたりこんでいたら、
スタッフのおねえさんに「他の楽器も試してみませんか?」と促していただきました。
この日、もうフルートに関してはあのプリスティーン銀マエスタ以外に触れる体力が残ってなかったので(この感覚、笛吹きのみなさんなら判っていただけると思います)、
ピッコロやバスフルートがディスプレイしてある特殊管コーナーへにょろにょろと流れるひゃらり。
この間ピッコロの楽譜をもらって以来、ちょっとだけピッコロが気になる今日この頃でございます。
けど私、ピッコロって高校の時以来まったく触れていなかったんです。
フルートは自分で所有していたから部活を引退した後とか大学で別のサークル入ったときとかも気まぐれに吹くことはあったけれど、
ピッコロはガッコの備品でしたからねー。
フルート以上にブランクがあると、そーゆーわけ。
てなわけで
「ピッコロ、試させていただいていいですか?」
と10数年ぶりにピッコロにくちびるをつけてみました。

ご存知の方も多いかと思いますが、
パールのピッコロはグラナディラに代表されるような木製ではありません。
(あ、この秋頭部管のみ木製ってモデルが発売になりましたケド)
じゃあ何でできてるのさ!という話なんですが、
グラナディッテというカーボンやグラスファイバーをまぜまぜした樹脂を使っているとのことでした。
「樹脂ってことはぷにぷにしてるの?」と思って触れてみるとコツンと硬質。
グラナディラに近い響きを生み出せる新素材として開発したもので、
優れた耐久性と安定した吹奏感がウリなんだとか。
息を入れてみるとすんなりと音が出ます。脅威のレスポンス。
これだけブランクがあってイッパツで音が出るとは思わなかったので、正直びっくり。
キィタッチも動かしやすく、メカニズム的にも優れているんだろうなって実感しました。
音量も音程もいいなと思いました。
ただ、やっぱり薄い音色なのは事実かなぁ。
木製ピッコロに比べたらきつい響きと言わざるを得ないかも。
けど、けどですよ?
メンテもメタメタでコンディションが悪い木製を吹くくらいなら、こちらのほうがはるかによろしいです!
何を隠そうひゃらりの母校のピッコロはそういう状態で、経費の関係で新調もかなわず、
ピッコロの買い替えはフルートパート全体の悲願だったのです。
そーいうわけで、パールのピッコロは学校の備品や学生さんのエントリーモデルとして好ましいなと思いました。
お外で吹いてもよさそうだし。


さて、これを皮切りに、こんどはピッコロ試奏の旅に出るのか、ひゃらり?

あ、だけど、マエスタがお嫁入りするまでは買わないぞっと(≧ω≦)

物欲がムラムラして止まらない件

2010-11-24 20:24:19 | ピッコロ???
てなわけでオケ見学前に頂いた楽譜が5曲分手元にあるわけですが、これが嬉しいんですね。
オケ譜に触れるのは実に10ウン年振りなんですが、
「そうそう、こんなだったよ!」的なウレシサ。

曲目に関してはサークルに正式加入させていただくことになったらまたおいおいブログで話題にさせていただくとは思うんですが、
実はですね、ちょっと自分の中の困ったちゃんがうずうずしてまして。

『本参加するにしてもパート割りしなくちゃいけないので、
1stも2ndも両方プリントアウトしておいてくださいね』
とサークルの方にご指導いただいたので、
ざーっと紙にして製本したんですよ。
その中にね、ピッコロパートがあるのよ!



困ったなぁ。
実はピッコロけっこう好きなんですよね。
でも持ってないの。
スクールオケにいたころはガッコの備品使ってたからね…
けど今度の団体は小さいところなので、備品とかそーゆーのはないと思うのです。
今フルート買うよって時期に、ピッコロまで欲しくなってどーすんだ、自分。
時まさに最近ブログを行き来させていただいているいつりん様がステキなピッコロに出逢われた由。
ひゃらり、正直、

ピッコロ欲しくなっちゃってます。

まあ、遠ざかってカナリ経つのでそもそも吹けるのかよ!ってとこも多分にあると思うんですが。
試奏がてら数ヶ月いろんな楽器に触れてみるかなぁ。
冬のぼーなすはフルートになる予定だから、
夏のぼーなすまで待つかなぁ。
なんという取らぬ狸の皮算用…。