笛吹きひゃらりのひゃらひゃら日記

器用貧乏系OLひゃらりが平穏な日常の中でフルート吹いたり歴史に夢中になったりしている日記です。

フルート個人レッスン第18回目の件

2011-05-27 21:33:35 | フルート【お稽古】
ガリボルディが始まって、どうやらひゃらりの気持ちの中でレッスンに取り組む気持ちが上昇中みたいです。
じょうずな先輩方が
「ガリボルディが~」「ケーラーが~」「アンデルセンが~」と、
フルートエチュードの有名どころを練習していらっしゃるのを知っていたから、
ちょっとだけそっちの世界に足を踏み入れることができたのかな?と。

そんなわけで、今月最後のお稽古です。

まずは音出し。
最近このタイミングで習っているのは、ハーモニクス。倍音です。
最低音から最高音Cまで出したあとは、
同じ指使いのまま基本音→2倍音→3倍音→4倍音→再び3倍音→再び4倍音、というコースでいくつかの音をたどっていきます。
フルートって倍音楽器なんだなぁ、と考えさせられる練習。
これを教えてくださりながら、センセはイラストを描き描き。



「えーっと、おんぷくんは3階建てのまんしょんに住んでいます」
センセ、住んでるっていうか載ってるように見えます、わたしには。
「おんぷくんは超能力者なので1階から3階まで、瞬間移動が可能です。
けど、まだ未熟者なので、気を抜いたり階数を間違えたりすると地面に落下してしまいます」
「なので、おんぷくんが何階にいるかということは吹き手にとって非常に重要なことなのです」
「ハーモニクスの練習は、おんぷくんの居場所に意識を払うために非常に有効です」
この説明、なんともわたしにはわかりやすく、今回のレッスンでは音程に気をつけて吹くことができました。

続いてたふぁごべ。
1番の暗譜バージョンでなぞります。
先ほど習ったおんぷくんのマンション瞬間移動の件を思い浮かべながら、指を回します。
とはいえ、たふぁごべはおんぷくんが瞬間移動するシーンはあまりないので、やはり気になるのは指パタ。
どうにか直したいものです。
そういえば中学のころから先輩に注意されていたな、指…

最後にアルテ。
まずは13課のバリエーション2番から。
あまり練習してこなかったので自信はナシゴレンです。
この曲はまずしょっぱなが1オクターブ移動ですので、
さっき習ったばかりのおんぷくんマンションをイメージ。
というか、最初から最後までおんぷくんはマンションを移動し続けます。
忙しいコです。
まずはゆっくりめに、2段ずつ切りながらなぞります。
ん、ちょっとはましになってきたかな。
今度は通して。少し早めに。
高音は体幹を伸ばして。
おんぷくんはどこにいるのか、注意を払って。
「ん、ほぼ仕上がってるね。次回は合格にできるかな?」
あせらず、じっくり参ります…

おつぎはガリボルディ1番。
これはねー、れんしゅうしたんだー。
楽譜を縮小コピーしてかばんにいつも入れてたから譜読みもがんばれたんだー。
てなわけでたのしく、楽譜を追うことに終始せず。
「いいねー、いきいきしてるね?」
先を先をイメージしながら吹くようにアドバイスを受け、
そこに気をつけながら吹くことで遅れがちなテンポも矯正。
合格、いただきました!
ふふふ。課の練習もしながら、ガリボルディもがんがんすすめちゃうぜ!

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