笛吹きひゃらりのひゃらひゃら日記

器用貧乏系OLひゃらりが平穏な日常の中でフルート吹いたり歴史に夢中になったりしている日記です。

生存報告と笛ライフの件

2011-09-26 20:36:21 | フルート【イベント参加】
ずーっとブログサボってました。
2ヶ月くらい。
けど生きてますよ~(w

だって仕事忙しかったしー。
ブログ書く時間とれなかったしー。
ぶちぶちぶち。。。(以下言い訳)

とは言いつつ、フルート吹いてはいるのです。
8月にはパールフルート主催の3泊4日サマーキャンプで笛漬け生活を送ってみたり、
アルテ15課もなんとなく進んで巻末ガリボルディも4番まで合格をいただいて次は5番ですよ!
アンサンブル倶楽部は初級と中級の2本立てで楽しんでいて、
難曲なアンサンブルピースもたのしく吹かせてもらってます。
駆け足に現状をご紹介しましたが、ひとつひとつお話できる機会があったらブログにUPしていきたいと思ってま~す!

アフターアンサンブルがとっても楽しかった件

2011-06-21 20:57:16 | フルート【イベント参加】
そんなわけでアフターアンサンブル倶楽部。
以前から、
「次のアンサンブル倶楽部のときはうちのまえすたを試してみてねっ」とモモさんと約束していたので、
モモさんのところに直行。
前回ご一緒したときにはまだまえすたが手元に来ていなかったので、
モモさんにお披露目したいなぁと思っていたのです。
するとモモさんはご自分のラファン頭部管(おなまえは『ルパンくん』)+ムラマツADボディを
「これ、交換ね♪」と貸してくださいました。
ラファンといえば頭部管の雄でございますよ。おうわさはかねがね、って存在ですよ。
受け取ってまじまじと見てみると、リッププレートがローズゴールドでとってもきれい。
ちょっと見慣れない曲線がついているのが、モモさんのブログで読んだことのある加工のあとなのかなぁ。
吹かせていただいて、とてもよく鳴り、かつ、しっとりとした音色の楽器だと思いました。
以前御茶ノ水の楽器屋さんでUSEDのムラマツADを吹いたことがあるけど、それよりずっとステキ。
今練習中のアルテ1巻巻末ガリボルディOp.131の2番を吹くと、中低音が気持ちいいくらいよく響きました。
それと、モモさんの楽器、こっちは音とは関係ないのだけど、足部管のキィにラインストーンのシールをぐるりとあしらってあってカワイイの。
そう、モモさんはおしゃれさんなのです。

モモさんはひゃらりのシリコンプラグつきまえすたを見てクスリと笑い、
「これはねー、キィのリングを感じながら吹くために極限まで押し込んで練習するの」
と位置を直してくださいました。
で、す、よ、ねー(笑)
早く外せるようにしなくちゃねー(爆)

そしてモモさんのルパンくんには他の人たちも興味津々。
センセやたかさんさん、最近アンサンブル倶楽部でよくご一緒するサンキョウ子さん(仮)もモモさんから借りて試してみてはふむふむ状態。
みんな好きなんだよねー、楽器が。
ラファン頭部管なんてめったにお目にかかれないから、そりゃ取り囲んじゃうわけですよ。

サンキョウ子さん(仮)の楽器は、サンキョウ アーティストのリップゴールド。
モモさんの次に、ひゃらりのまえすたを試していただくことになりました。
そしてその間、サンキョウ子さん(仮)のアーティストを貸していただくひゃらり。
楽器屋さんでの試奏以外でサンキョウの楽器を吹くのは初めてかも?
周囲の方はムラマツかパールのオーナーが多いのです。
吹いてみると、非常に明瞭な音色。そしてレスポンスがとてもいいです。
サンキョウ子さんは社会人サークルには所属していらっしゃらないみたいだけど、
吹奏楽とかで吹いたらとてもきれいに響くのではないかしらと思いました。
そしてリップ金の楽器はかっこいい。
わたしもできればそうしたかった(涙)

さて、いろいろ吹かせていただいたあと、たかさんさんとギャラリースタッフAさんと、3人でおしゃべりした内容。
ハンドメイドレベルの楽器は体調や練習具合によって鳴り方が左右する、という議題です。
ひゃらり「さんちゃん(ひゃらり所有の先代楽器、ヤマハYFL-311)はとっても鳴りのいい楽器だから、まえすたに替えたら寝不足や練習不足のときつらいんですよー」
たかさんさん「まえすたぐらいになると、そーゆーのが顕著に出るんだよねー」
Aさん「この人(と、まえすたを指して)、上から目線なんですよー」
Aさんに限らず、楽器に親近感を持って接している人は得てして楽器を擬人化するものです。
ひゃらりもそうだし。
だけど、Aさんの擬人化はすごいのです。
「このひとねー、寝不足だと『だからちゃんと寝とけって言っただろ?』って感じなんですよねー。
ずっと練習してないと『おっ、久しぶりじゃん?』、
調子がいいときは『最近なかなかがんばってるみたいじゃねーか』って背中叩くような。常に上から目線の楽器で…」
表現がすごく面白い。
今まで人見知りの女の子ってイメージだったまえすたが、Aさんのアテレコのおかげでおっさんに脳内変換されるようになってしまいました(´Д`)

上野で笛的懇親会が繰り広げられた件

2011-06-20 20:21:32 | フルート【イベント参加】
6/18はパールフルートギャラリーのアンサンブル倶楽部でございました。
どうもわたし、休日の早起きってやつがニガテで…
ええ、駆け込み入場でございますが何か(逆ギレ

今回は到着してびっくりの参加者11名体制。
「ここは…どこかの学校の吹奏楽部かなんかですか?」
いや、それくらい人数いたんですって。
ブログ仲間のたかさんさん&モモさんがいらしたり、
なんどもこの企画でご一緒していつのまにかおしゃべりするようになった方もいらっしゃって、
半分以上が顔見知り~。
これはアンサンブルしてても楽しいに決まってるよねぇ。

「きょうは曲も多いからサクサク行こー」
と半音階ロングトーンは省略の布陣のセンセ。
そうだよね・・・
ひゃらり以外はみんな音出し済んでるよね・・・
うう、次回こそ早めに来るぞ、と、自戒。(だじゃれか!)

1曲目はモーツァルトのハレルヤカノン。
センセはアンサンブル倶楽部でモーツァルトのカノンを使うのが好きで、
よくラインナップなさいます。
モーツァルトの和声は勉強になるものね。
今回は特に拍の取り方に注目。
4/4拍子と2/2拍子、取り方が違うと表現やユニゾン具合に影響が出てくるということを学びました。
それにしても、11人もいると4部のカノンもボリュームがありますなぁ・・・。

続いて2曲目は、「アメイジンググレイス」。
「1番吹きたい人ー」
しぃぃぃん。
この静寂が耐えられないの、わたし!
てなわけで立候補。
まずは何の指導もない状態で通してみます。
「んー雰囲気で乗り切ることも大切なことだよねー」
1番はやたらめったら装飾音やらアレンジメロディが多くてですな、
雰囲気で乗り切ったのは紛れもなくわたくしでございます。
でも何回かさらっていくうちに次第に吹けるようになっていきました。
この曲ではたかさんさんと同じパートを担当しまして、
いわばたかさんさんとひゃらりの初コラボ(違)記念の楽曲と相成りました。

3曲目は「見上げてごらん夜の星を」。
いいねー泣かせるねー。
ひゃらり、この曲では2番を担当。
3番が難しいことを知っていたので3番だけは回避するぞと思って2番に手を挙げたのでした。
2番はね、1番の合いの手を入れたりしてちょっと通好みな雰囲気なのです。
4パートともなかなか面白いアレンジになっていて、「アンサンブルらしさ」みたいなものをわかりやすく抽出したような楽譜だったので、
吹いていてもほかのパートへのレクチャーを聞いていても楽しいというステキな1曲でした。

とまぁ、大入り満員アンサンブル倶楽部は大団円にて終了。
午前の部終了後は、たかさんさん、モモさん、アンサンブル倶楽部常連のサンキョウ子さん(仮)とひゃらりでお楽しみ楽器大交換会。
ちょっとこれは別記事で書こう。
記録したいことが多すぎる。

てなわけで、続きます(笑)・・・

今年度最初のアンサンブル倶楽部の件

2011-05-23 21:01:56 | フルート【イベント参加】
5/21はパールフルートギャラリーのアンサンブル倶楽部でございました。
2ヶ月ぶりだったので、待ちかねてしまいました。

今回初級クラスの出席者は7名。
あれぇ、
「今度は10名だから譜面台足りなくなるかも?」
なんてエプロンおじさん言ってたのに。
キャンセルが続いちゃったみたいでした。

まずは半音階ロングトーン。
初めてさんが何人かいらっしゃったので、ちょっと長めに。
あと、第三オクターブ域の指使いをすべてはご存じない方もおいでだったので、
センセに
「ちょっとペースを作っててくれる?」
と耳打ちされ、センセが指使いを個別にレクチャーしている間、びゅーびゅー先を吹いていました。
やっぱまえすたは高音がらくだわー。
さんちゃんと違うわー。
耳打ちされても相棒がさんちゃんじゃ、センセの指示通りにできなかったと思います。
ありがとね、まえすた。

さて、今回のメニュー、ひとつめはモーツァルトのカノン。
原題は、【Leck mir den Arsch fein recht schön sauber】。
んで、邦題は

俺の尻をなめろ、きれいにきれいにね

です。

えっ。

直訳は、

俺の尻をなめろ、上等に、正しく、美しく、清潔に

となります。

えっ。えーっ…

リズムはアンダンテ、どっしりとしたメロディーが落ち着いた響き。
カノンになるとまた面白くて、3チームに分かれて演奏するよう譜面に指示が書いてありますが、まずは2チームで。
ひゃらりは第1チーム。
センセはモーツァルトのカノンが好きなのでよくアンサンブル倶楽部でも取り上げるのですが、
多少は鍛えられてきたのか第2チームに釣られることもなくお勤めを終わることが出来ました。
やったね。
するとセンセは、
「3チームでやろうかと思ったけどこれでバランスがとれているような気がするから、
わたしが第3チームになるよ」
とのこと。
センセも混じってかえるの歌モード。
これまたみんなバランスよく任務遂行!
ただ、まだ自分のところを吹くことに一生懸命、いっぱいいっぱいになってしまっているので、
もう少し別チームの音を聴けたらさらにいいアンサンブルになるのかなぁと思いました。
来月もカノンあるから、そのときの課題かな。

2曲目はチャイコフスキー『くるみ割り人形』から、「花のワルツ」です。
「ファースト吹きたいひとー」
しーん。
ひゃらり、この手の沈黙に耐えられないタイプ。
「あ…じゃあやります…」
てなわけで、自信もないのに1番を吹くことに。
毎回このパターンだ…
実はもうお1人1番さんがいたのですが、この方、早退しなくちゃいけなかったみたいで…
難しくて有名な曲でひとりファースト、という罰ゲームみたいな事態になってしまいました。
想定どおり、八分音符で歌っていく冒頭の「ぱらららららららららん♪ぱらららららららららん♪」ってところ、指が回りません。
でも落ちるとひとりファーストなので音が聴こえません。
できないの前提で!
かじりつく!
ひたすらかじりつく!
という鬼気迫る形相のワタクシ…
優雅な、優美な、うつくしーいフレーズなのに。
残念すぎます。
次回はもっと練習してくるからね。
ごめんなさいね、今回ご一緒させてくださったメンバーの方々…
さて、前半はひゃらり@ファーストの「ぱららら地獄」がミソでしたが、
後半はセカンドのみなさんの5連符+八分音符スタッカートの合いの手がミソです。

ファースト「ちゃらららーららー」
セカンド「ぱらららららった」

って、アレですね。

5連符が転びやすくなるんだよねー、ここ。
むむ、難しそうだ、と眉をしかめるとセンセがぽつり。
「5文字の単語、なんかあるかな?」
ひゃらり、思わず言いました。
「え・・・夏みかん、とか?」
するとセンセが爆弾発言。

「ここね、『夏みかん食った』ってリズムで吹いてみよう」

これ、いっけん奇妙奇天烈かもしれないけど、意外とハマってしまいました。指も息も、安定するみたいなの。てなわけで、
あっちで「夏みかん食った」
こっちで「夏みかん食った」
大騒ぎ。
(言ってるわけじゃなく、笛で吹いてるのよ)
というわけでセカンドさんたちは『夏みかん隊』と名づけられ、
「花のワルツ」はたのしく終わったのでした。
んー、最後にもいっぺん通したかったかなぁ…

最後はドヴォルザークの交響曲第9番より抜粋、いわゆる『遠き山に日は落ちて』、もしくは『家路』。
こちらではセカンドを割り当てていただきました。
ゆったりしたリズムと独特の和音が、ちょっとつかむのに難しいかも。
あと、後半のいろいろなパートが追いかけっこを幾重にも繰り広げるシーンがきびしかったです。
これもカノンじゃないけど、他のところを聴きながら吹かないと膨らんでいかないなぁ。
うまくはまれば、美しいのだとは思うけれど。

てなわけで、大幅延長で初級クラスは終了。
実は次のコマの中級クラスに出席する方ももうギャラリーに到着していらしたりして。
楽器を片付けながらその中のひとり、blog仲間のたかさんさんとおしゃべりしました。
するとたかさんさんが、
「私のガッキ、吹いてみる?」
とのお申し出をしてくださいました。
たかさんさんのフルートはひゃらりのと同じく、パールマエスタ。
ただしいろいろ仕様が違います。
たかさんさんのマエスタはゴールドメッキでフォルテというシリーズの頭部管、そして引き上げトーンホール。
ひゃらりの高純度銀/ヴィヴァーチェ頭部管/ハンダ付けトーンホールとは、かなり別物。
姉妹だけど生き別れ、みたいな感じだろうか…
吹いたイメージとしては、たかさんさんのマエスタはスポーツウーマン的な溌溂さや力強さを備えている気がしました。
(ひゃらりのまえすたはどっちかっていうとインドア系な響き)
同じシリーズのはずなのに、面白いなぁ。
でも、とってもすてきな楽器を吹かせていただきました。
たかさんさん、ありがとうございました♪

上野でまえすたをデビューさせてきた件

2011-03-28 21:01:14 | フルート【イベント参加】
3/26はパールフルートギャラリーのほぼ月1企画、『アンサンブル倶楽部』でございました。
自分以外のひとがいる場所でまえすたを吹く初めての機会で、ちょっとドキドキ。
穴をふさぎきれなくてすかーっとしちゃうと超ナサケナイので、
右手の中指と薬指だけプラグを装着して準備しました。
あとの3つはもうイラナイんだい♪

今回の初級クラスは参加人数7人。
これくらい人数がいるとアンサンブルらしくて楽しいねー♪
とは言え前回とは違って各人1本ずつ譜面台を確保できたので、
前回みたいな悲劇(笑)には陥らずに済みそう。

いつもどおりの半音階ロングトーンで始まったのだけれど、
さんちゃんとまえすたではやっぱり違います。
音はもちろん格段に良いのだけど、
*低音くるしい
*高音ラクチン
がイチバン判りやすい違いかなぁ。
低音がくるしいのは、ひゃらりがまだまえすたに慣れていないからだと思います。
管体が長い分、息が届くのがきついのかなぁ。
あ、低音のドとシは出るようになりました!
右手のプラグを外すと出ないんだけどねー。ねー。

今回のアンサンブル倶楽部は映画音楽特集。

1曲目はショパンの『別れの曲』です。
有名なところを抜いた抜粋バージョンの3部構成になっています。
まずは1stをみんなでさらいました。するとセンセ、
「みんなよくさらってあるねー。
けど元気がよくて、『ああ別れてやるさ!!』みたいな別れの曲になってるねー」
ぎゃふん。
思い当たる節がありまくり、思わず下を向く面々。
それからはできるだけしっとりと柔らかく、叙情的に…と、みんながんばりました。
各パートに分かれて吹く際にはひゃらりは1stに登板。
かなり高い音まで登場するので、きんきんしないように気をつけました。
まえすただと高音がぐらぐらしないから、高いパートをピアノで吹くときにあんしんです。

2曲目は映画『アラジン』より、『ホールニューワールド』。
わたし、これがディズニーの曲のなかでもイチバン好きかも!
こちらでは3rdを担当させていただきました。
前奏の低音部がとてもかっこよくて、ここに1stと2ndが旋律をかわりばんこに担当しながら流れるように進んでいきます。
こういうキャッチーな曲はもうみんなでその気になっちゃったほうが勝ちだね!
センセによれば、歌がもとになっている曲の場合は、タイを正確に拍取りすることが大事だそうです。

3曲目は映画『ライオンキング』より、『愛を感じて』。
フルート2本&ピアノ伴奏の楽譜をもらっていたので、
センセがキーボードを弾きながら指導するのかなって思っていたのですが。
「ピアノ伴奏がオイシイ旋律を歌うシーンがあるのよねー。
誰かに吹いてもらおうかな。。。」
というわけで、ひゃらりともう1人の方が1stを担当しながらピアノ譜が旋律を取るところもかけもちで吹くことに。
練習してないってば(汗)
この曲、前半はわりとちゅるっと吹けるのですが、
後半に転調してからかなり難しくなります。
「やー、愛を感じる余裕なんてないって感じね!!」
『別れの曲』もそうだけど、初級クラスってば叙情性に欠けるみたい。ぐすん。
けどね、けどね、最後に通しでいっぺん合わせたら、
割と愛を感じたよ!(笑)

というわけで今回も濃密なる笛タイムだったアンサンブル倶楽部。
さらには受講後、午後の部の中級クラスに出席するためにギャラリーにいらしていたblog仲間のたかさんさんと初対面♪
いつもblogで行き来をさせていただいているので、初対面って感じがしなかったです。
ひゃらりのまえすたを見て、
「これが例の『長いC管』ですねー」
なんてたかさんさんがおっしゃって、思わず笑ってしまいました。
穏やか紳士なたかさんさんのオーラに和み、センセや初級クラスの学級委員長さんも混ざりながら笛雑談。
楽し。
その上、たかさんさんのアルトフルートを吹かせていただいたり。
構えてみると見た感じ以上におっきくてびっくりしたけど、指は意外にキィに乗りやすい。
音があったかくてまろやかで、すてきでしたよ(≧w≦)