舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

春のワルツ最終回

2007-03-01 23:59:21 | 徒然話
20話全部見続けた韓国ドラマ『春ワル』こと春のワルツが、先ほど最終回を迎えました。
最終回の感想は....、

な、ななななんなんだこのクサさはァァァァ!?!?!?(ドン引)
わ、私ゃついていけないよお、このクサイ台詞&映像には!!!

私は只野仁系(笑)とか、笑いのネタにできるような恋愛ものは大好きですが、マジな色恋沙汰になるとアレルギー症状が出て拒否反応を起こしてしまうのです。
この春ワルも突っ込みどころ満載のベタ恋愛話にさんざ笑わしてもらってきましたが、最終話ラストで主人公カップルが二人ハモってそうとうクサめの愛の台詞をこれでもかと畳み掛けてきたりしたからもう大変。ついに笑ってすませられる域を超えてしまいました。
最後3分くらいは見てるのが辛かったわ.....。

しかし、いままでどおり気持ち良く突っ込めるツボも満載でしたよ。
たとえば最終回に不可欠な驚天動地の大事件は、主人公のネクラピアニスト青年がコンサート直前にめっさ無神経にゴミ箱に手ェ突っ込んでガラスで大怪我というものでした。
まあそれは諸般の事情で引き裂かれてもうじうじ諦められない愛しのヒロインからもらった手作り貝細工を探すためという、のっぴきならない事情もあったんですが、それにしたってプロのピアニストがそんな不用意に危険物の入ったゴミ箱に手を突っ込みますか普通。あんた、プロの自覚なさすぎ。

っつーか、誰に聞いたわけでもないのに恋人からのプレゼントがゴミ箱行きにされたと確信しているのはなぜなんでしょう。
置いといたはずの所にないとわかった時点でゴミ箱に直行した彼。なぜわかったのか、ぜひとも問いつめたいところです。

その怪我の具合もうさん臭いとしか言い様がありません。
怪我した指に絆創膏をまいて演奏を開始しましたが、出血は止まらず鍵盤が血に染まっていってもなお、愛しのヒロインのために無理を押して演奏に励むネクラ青年...

...というシーンのはずなんですが、本人の顔も奏でる曲もわりかし動揺ナシ
なんだ、出血の割に大したことない怪我だったんじゃん、と思っていたら、終わって袖に引っ込むなり卒倒するネクラ青年。あんた無理し過ぎだー!!!
というわけで、今し方まで平然とピアノを弾いていたのにもかかわらず、いきなり二度とピアノの弾けない身体になってしまうのでした。
これはもう、最終回ということで可及的速やかに不幸にさせられたとしか言いようがありません。気の毒だなあ。

と、ここまでなら気の毒な主人公の立場を慮って憐憫の情を感ずるところで終わるんですが、そうは問屋がおろしません。
同じく可及的速やかに主人公二人を取り巻く愛の障害がとっぱらわれ、あの地獄の果てまでウザかったウザメガネまで円楽師匠もかくやというほどの引き際の良さで身を引き、その可及的速やかぶりたるや6月の休日大安のホテルの披露宴のようです。
今までずっとうじうじと煮え切らなかったり周りに引き裂かれたりしていた主人公カップルが最後10分未満でいきなり結婚式にこぎつけてしまいました。

そして二人並んで思い出の故郷に帰り、これから住む新居(といっても中古)を前にした主人公の言葉。
男「新しい家を建ててあげられなくてごめんよ」
女「家ならもうもらったわ」
男「え?」
女「愛する二人にとっては、お互いの心が家なのよ」




....................






ウグルァァァァ!!!!!
おまいら勝手に(つーか画面の外で)やっとれー!!!



わ、わたくし、このテの展開にはついていけませんわ。
ひきがえるになってしまいましてよ。

こ、こんなことなら、本編なぞさっさと終わらせてラスト5分はフィリップ思い出の名場面集(※もちろんメガネ姿は必須)にでもしていただきたかったわ。
そうそう、フィリップは最終回も相変わらず素敵で、手が大きくて肩幅広くて脚が長くてお顔の彫りが深くて笑顔が爽やかでした。
あのくらい爽やかな美青年が主人公なら、このくらいクサイ恋愛話にも耐えうるのでしょうね。
ベタ恋愛ものはしもつかれと同レベルに苦手な私ですが、彼だったら見ちゃいます。

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