川端裕人の「リスクテーカー」読んだ。田中ケンジは日本の銀行を辞めてアメリカの大学院でMBAを取得後、クラスメイトのジェイミーとヤンとの3人でとヘッジファンドを組成。伝説のトレーダーの許、ニューヨーク・マンハッタンを舞台に莫大な資金を動かす若者達の奮闘記。
元FRB議長のアラン・グリーンスパン、ポール・ボルカー、ジョージ・ソロスなど実在の人物が実名で登場。 98年に破綻したヘッジ・ファンドLTCMも出てくる。小説というより、金融、為替業界の世界を知るための教科書としてとらえ、読んだ方がいいかもしれない。
8割以上が相場にかかわる話だし、一般の人には何のことか???という感じかも。500ページ近い大作の作品だけに難しいパートは気にせず、読み過ごすのがコツ。
ポップな感じの表紙だけど、中身は結構難しい
おりしも今週の為替相場は大荒れだった。トレーダー達は何年か経って、自分のキャリアで忘れられない週だったと語る日が来るだろう。
昨日は日中、オフィスの電気はすべて消して就業。韓国人の社員がいるが、大使館から自宅待機、または帰国命令が出たらしく、水曜日からは出社していなかった。原発事故による放射能汚染を警戒して日本を退去する外国人が急増してるらしい。これからどうなって行くんだろう。日本は日本人の手で守ろう。今こそ見せよう、大和魂。
今日から3連休。これ以上、悲惨なことが起きず、事態が好転しますように・・・。