地球の危機!

私は、「環境goo」のファンです。
私も 地球を(人も)守りたい!

「原発反対? 賛成?」

2011-08-06 20:14:36 | Weblog
「原発反対? 賛成?」

8/5の新聞だったと思いますが、日経新聞に有名な作家で、「原発はなくならない」という題だったと思います、記事がありました。「科学は後戻りしない」。

「放射性物質をなくしたら、レントゲン撮影とか、出来なくなる。放射能を利用することを人間が知ってしまったから、科学が後戻りすることはない」と言われていました。

私は、それも尤もだなあ、と思いました。時計の文字盤が夜でも見えるのはありがたいし…

原発は反対だけれど、高度な医療を受けるのは手離したくない、これはエゴですか?

原発をなくして、レントゲン撮影は有り、というふうには、出来ないのですか?

科学技術はどこまでも発達していく、と思います。そんな気がするだけですけど、私は。

でも、だからって、「それで幸せには、なれない」という記事が朝日新聞にありました。

「体外受精」の例が挙げてありました。

妻の卵子ではなくて、第三者の卵子を夫の精子に受精させて、その受精卵を妻の体内に戻して、妻が出産する。

私は、(えらい事ができるようになったんだんだなあ)と思っただけだったんです。朝日新聞の記事は実に適切で、分かりやすかったのですが(今手元にないので)、その記事を読んだ後で私が考えた事を書かせていただきます。

夫が「自分の血を引いている子が良い」と主張して、それで、妻は、(妊娠しないから)、第三者の卵子をもらうわけですが、出産した後、自分の血を引いていない子を育てる時の気持ちって、どんなのかなと、詮索してしまいました。

もしも生まれた子が障害児だったら大丈夫なのかなと、思ってしまいました。


なるほど、科学技術が進歩しても、幸せになれないこともあるなあと、思ったことでした。


原発の話に戻りますが、7/30、山陽新聞に

「日本原燃社長、首相を批判」の見出しで、原発推進の記事がありました。

1、「原発抜きには、国民生活、産業活動、国力の維持、発展は考えられない。」

(事故が起きたら、原発が1番金が掛かるじゃないですか。時間も、人手も要ると思います)

2、「「サイクル事業は、原発の屋台骨を支える必要不可欠な事業」と批判した。」

(「サイクル事業」とはウランを燃やすとプルトニウムが出来る。このプルトニウムを利用して再度発電する「サイクル」のことですか?  (プルサーマル?) それこそ、何兆円掛かるか分からないじゃないですか)

3、「「政策を捨てることは一瞬で出来るが、地元の皆様の信頼や国際関係は二度ととり戻せない。」と指摘した。」

(これは、そうだと思います。政府のやり方はあまりにも急だと思います。)


1,2、は、「原発を続けるべし」の説明になっていないと思います。この記事では、「必要だから、必要なのだ」と言われていると思います。

私はこういう、一見、押しの強いような意見とも、丁寧に向き合うべきだと思います。たとえ異見でも、いや、異見の時にこそ、主張のやり取りができたら良いなあと思います。