地球の危機!

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「『福島の子供を守れ』」

2011-05-02 21:35:45 | Weblog
「『福島の子供を守れ』」

(4/27、山陽新聞)

豪、メルボルン大学准教授ティルマン・ラフ市が寄稿しておられます。


副題は「日本の放射線基準に失望」です。


読んでいくほど、恐怖心が募ってきました。

1ミリシーベルト/年… 公衆
20〃       … 作業員(50ミリシーベルト/年 があってはならない)

「米科学アカデミー」の報告では、

1ミリシーベルト/年でさえ(つまり普通の状態、汚染が0の状態の時でさえ)、
・1万人に1人が白血病のガンに、
・10万人に1人が白血病になるリスクが増え、
・17500人に1人がガンで死亡するリスク増があると推定している、

とある。

そして、「乳幼児、特に、胎児は、大人よりも放射能の影響をずっと受けやすい」、と書いてある。

さらに、「ドイツでは、原子力発電所が通常に運転されていても、5キロ圏内に住む子供の白血病リスクは2倍以上となる/リスク増は50キロ以上離れた場所に及んでいた」、とある。

ではなぜ、ラフ氏は、「原発停止」を言われないのでしょうか?、と思います。


「福島の子供たちは、さらに、食べ物や水を摂る事で、内部被爆もするのだ。こんな有害なレベルの放射線被爆をさせる事を許していることは、大人の責任の放棄であり、受け入れられない」、と結論つ゛けてあります。


これは私は、’暴論’だと思います。そうでなくても福島の人たちは、パニックのようになっていると思います。それなのに、どうして、汚染が0の状態でさえガンになるリスクがあるとか、原発が正常運転していてさえ、ガンのリスクがあると書かなければいけないんでしょうか。

ラフ氏は「核兵器廃絶国際運動」の議長もしておられる。

核兵器を廃絶しても、原発を停止しなかったら、核兵器の材料をどんどん置くだけ、置いておく、ということですか?

私は、うがった見方かもしれませんが、「核兵器廃絶」というのは、「原発推進」のカムフラージュ(ごまかし)ではないかと、疑うようになりました。