地球の危機!

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「温暖化と原発」

2011-07-22 04:58:29 | Weblog
「温暖化と原発」

地球の温度は上昇しているから、CO2排出を少しでも減らして温暖化を防ごうと、日本でも少しでも電気を消したり、クールビズとか、ゴミの分別とか、やっています。

でもそれは、とんでもない問題を含んでいると、武田邦彦氏が警鐘を鳴らしておられます。(『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』 洋泉社より)

ペットボトルは、元には戻らないのだそうです。ペットボトルは石油から作ったプラスチックで、再利用するにはもう1度原料に戻さなければいけない。(ビンは硬いから洗えば使えるが、ペットボトルはすぐ傷がつくし、消毒するのに熱湯を入れると変形してしまう)

原料に戻しても、その一部しかペットボトルを作れないそうだ。

「資源ゴミのペットボトルから、元の透明のペットボトルが作れるわけではありません。」 (「よのペットボトルリサイクル」社長)
(ちなみにこの会社は採算が取れなくてつぶれたそうだ)

私たちは良かれと思って資源ごみを分別していますよね。空き缶はリサイクルの優等生だそうですが、それ以外は、?か、-(マイナス)だそうです。

かえって、(再利用するのだもの)と思って、遠慮なく使いますよね?

再生産するのは、非効率だから(1本の再生ペットボトルを作るには、3、5倍の石油を使う)、集められた資源ごみを、結局、捨てて(焼いて)いるそうです。

結局、「リサイクルするようになってから、ゴミの量が増え」ているそうです。

リサイクルよりも、気に入った物を長く使う、こっちの方が良さそうですね。家電品なども修理代を安くしてほしいですね。


私が気になったのは、国が進めようとしている事に「ノー」と言ったらいけない(お金を出してもらえなくなる)のだそうです。

だから、「リサイクルをしましょう」とか、「温暖化が進んだら大変だ」とか、言わなかったら、その時点からお金をもらえなくなる。


この点が原発と同じだなあ、と思いました。とんでもない落とし穴があるんだなあ、と思いました。