地球の危機!

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「Nスペ、「どうする原発」」

2011-07-10 22:24:45 | Weblog
「Nスペ、「どうする原発」」


「NHKスペシャル、徹底討論、どうする原発」を見ました。

私は(原発推進派の人たちはバカだ)と思っていたけれど、そうではないと思いました。自分の思いを正されました。見て良かったと思いました。


○人選について

原発推進派が一人のみで、あとは全員反対派でした。これでは不公平です。これはNHKの失敗ですね。


○責任はどこが取る?

保安院を独立させるという話があるそうです。

事故が起きた時にどこが責任を取るのかなと思っていたら、保安院と原発委員会でしたか、2つの機関が責任を取るようになっていました。

結局、「責任はどこも取らない」ということではないかと思いました。

九州の玄海原発で再稼動が、「可」→「不可」になりました。

今後は原発の稼動は、その原発がある地方の首長が決めるのだそうです。

私は、ますます国は、「原発に関しては責任は取らないぞ」、と言っているように思えました。

もっとも原発の責任名なんか、誰も取れないのです。私はそう思います。世界で、原発のウランを牛耳っている人たちが、責任を取ろうなんて思っていないのだから。

世界で、原発が進められているのは、利益のためと、テロリストを倒すため(自分の安全のため)だと思います。

青酸カリよりもダイオキシンよりも猛毒なのです、プルトニウムは、おそらく。そのプルトニウムを用いて発電、なんて、軍事的なことを抜きに、やれる訳がない!


だから、如何にしたら安心感が得られるようになるか、ここを皆で話し合わないといけないと思います。


○でもその原発を、あれだけの地震が来ても、津波が来ても建屋は残っていたわけだから、私はすごい、と思いました。お目出たいか知れないけど、大したものだと思いました。

今まで原発の研究に関わってこられた方(推進派)の話を聞きながら、私は、原発というのは、今の日本の最先端の科学の知識や技術が詰まっている’宝石箱’のようなものといえるのではないか、と思いました。

これを思ったのは、アメリカの投資家が「原発に投資するのは、これからは利益が見込めないだろう」と言われていたのを聞いて、です。(利益がないとなると、こうも簡単に変えるの?)と思ったんです。

投資家って、どういう人たち? と思ってアマノジャクになって…

とにかく、原発の知識や技術を、それこそ、平和のために用いれば良いと思います。


○福島事故が起きるまでは、反対派は、肩身がとても狭かったそうです。でも今回は、まったく逆だ、と思いました。この変わりようは何だろう? と思いました。



細野大臣に頑張っていただいて、廃炉にするにも10年掛かるというし…  問題は山積みですね。