地球の危機!

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「新型インフルエンザ」

2009-09-07 20:15:14 | Weblog

新型インフルエンザを防ぐ、または、重症化させない方法を厚労省のHPで見てみると、「インフルエンザウイルス薬」と「ワクチン」、あとは、「手洗い」、「マスク」、「自宅で療養」などです。

・私は、「ワクチン」は、日本で製造してほしいです。

・「ウイルス薬」は、どーも、分からないです。

スペイン風邪のとき(1918年)、多くの人が亡くなったのは、とどのつまりは、ペニシリンのせいのようなのです。


(『やっぱり危ないタミフルーー突然死の恐怖』 (浜六郎著、(株)金曜日)より)

スペイン風邪の時は、その数年前にペニシリンが市販されるようになって、ペニシリンは解熱作用があって、

でも、身体は、熱を上げることによってウイルスと戦っているのに、熱を下げられて、ウイルスはやれやれと一息つけることになる。

熱が下がって風邪が治ったと思いきや、そうではなくて、治りが遅くなる、否、重度化したのである。それ故にスペイン風邪では、多くの人が亡くなったそうである。
                                 (引用終わり)


インフルエンザウイルスをやっつけて(食べて)くれるものがあれば良いわけですよね。

ですけれど、厚労省のHPには、それは出ていないようです。

タミフルは、細胞の中にインフルエンザウイルスを閉じ込めておく作用があるそうで、細胞が壊れないうちは良いけれど、壊れたら(新陳代謝)、インフルエンザウイルスが細胞の外に出て活動を始めるわけだから、その時にウイルスがより強力になっていたりすると、タミフルは、--激しい言い方だけどーー’殺人兵器’にもなりうるわけでしょう。

インフルエンザウイルスをやっつけてくれるような薬は、朝日新聞にこんな記事がありました。(7/31)


「インフル薬にお茶の力」

「カテキン加工で効果ーー阪大チーム」

緑茶に含まれるカテキンを加工してインフルエンザ治療薬に応用する技術を大阪大学と横浜市衛生研究所の共同チームが開発した。

季節性インフルエンザや鳥インフルエンザで効果が確認された。鼻や喉に噴霧する予防薬への応用も期待できると言う。製薬会社と実用化を目指す。

開発に利用したのは、緑茶の多く含まれているエピガロカテキンガレート(EGCG)というカテキンの一種。

カテキンは茶の渋み成分で、EGCGがウイルスの働きを抑えるのは、以前から知られていた。だがそのまま飲むと、体内ですぐに分解され、効果がなくなってしまう。

このため研究チームは体内での分解、代謝を抑える作用のある脂肪酸と合成することで、EGCGが分解されずに、ウイルスの感染や増殖を抑える技術を開発した。

この加工したEGCGを季節性インフルエンザや鳥インフルエンザのウイルスに混ぜ合わせて、イヌの腎臓細胞にふりかけて感染力を調べた。すると、治療薬タミフルよりも約100倍、感染を抑える効果があった。鶏の有精卵を使った増殖実験でも、何もしない卵12個では、中のヒナが70時間で4割、164時間で全数が死亡したが、加工したEGCGを投与した卵12個では、全数が生き残った。

主任研究者の大阪大学の開発邦宏助教(有機化学)が08年に特許を出願。製薬会社など数社から、治療薬やマスク、スプレーなどを商品化したいとの引き合いが来ており、交渉中だ。開発さんは、「緑茶を飲んでも効果はないが、開発した成分は、高い効果があった。作用から見れば、新型インフルエンザにも効果が期待できる」と話す。
                                   (引用終わり)

「感染を抑える効果があった」と書いてあります。これはどういう意味なんでしょうか? ウイルスをやっつけてくれるのであれば、良いのですけれど。(白血球のように)